■BACK NUMBER■
ホームページのサイトに、過去に掲載した文章を抜粋し、載せました。
文字ばかりで恐縮ですが、時間のある時、読んで頂くと、時代とモデルが分かります。
ここの処、 1960年〜80年頃のテイストを持つ女性像が受けています。 その頃のファッション、音楽、ヘアメイク、 退廃的な雰囲気がある時代性が、 普遍的なカッコ良さとして、 受け入れられているのだと思います。 1960年〜80年頃のテイストを持つ女性像が受けています。 その頃のファッション、音楽、ヘアメイク、 退廃的な雰囲気がある時代性が、 普遍的なカッコ良さとして、 受け入れられているのだと思います。 ☆☆ そんな中で、偉く素敵な、カッコ良いシンガーが 人気です。 名前は、Lana del Rayと言います。 気だるい様な唱法と雰囲気で、美しく 素晴らしいです。 you-tubeで見られますので、 アドレスを下記致しました。 http://www.youtube.com/watch?v=Bag1gUxuU0g&ob=av2e ヘアメイクは、1960年代そのままで、 EYE HOLEに向かって引いたアイラインと 上下に付けた長い付けまつげ。 美しく、強く、なのに繊細で、得体が知れない。 そして何より、豪華!です。 惚れ込んでしまいます。 PVで荘厳な寺院?で2頭のトラに挟まれて、 アンティックの椅子に座し、歌う彼女の不思議な指の動き。 全てが、ファッションモデルにとっては、参考になる 外面と内面です。 男性モデルも精神性やゴージャスさにおいて、 参考になります。 PVには、タトウだらけの相手役の男性が、 ちっとも魅力がないのが惜しまれます。 ◆◆ LANA DEL REY共々、ここ数年来から、特に今、 すぐれた女性歌手達が出現しています。 KATY PERRYもそうです。 「HOT N COLD」などの明るいヒット曲に続き、 「THE ONE THAT GOT WAY 」は、胸熱くなるセンチメンタリズム に溢れた曲です。 ファッションは、やはり1960〜80年くらいのモード。 どうして、周期的にその時代が魅力的なんでしょうか? それは、明るいけれど、しっとりしていて、 強いけれど弱い女性像と、 少々作りこんだメイクとファッションの 完成度が高いからなのだと思います。 クチュール的な高級感にも耐えるのに、 とてもストリートに合う。 ファッション性が高いのは、LANAやGAGAや BYONCE等もみな同じですが、女優共々、 海外のブランドファッションは、有名人にけん引されて、 育ち、アピールしてきたのですけれど、 その始まりも、やはり60〜80年代が、 もっとも元気に冒険的に息づいていたんですね。 ◆◆ ファッション性は強いとは言えませんが、 やはり歌手のADELE(アデル)は、 飛びぬけてすぐれたシンガーですね。 本物の大人の鑑賞に堪える本物の歌手や役者が 海外は主流となっていますね。 なんだか、ファッションモデルのサイトでありながら、 シンガー等の事ばかり書いていますが、 ファッションもアートも音楽も演劇・映画も 全て、相関関係があって、世の中を動かせているのです。 いろいろな事に惹かれ、興味を抱き、 確かな美意識や感覚・知性を養うことは、 現代のファッションモデルにとって非常に大事な事だと思います。 (2012 april 30) ■2月になって■ 2012年をつい先日迎えたかと思っていましたら、 早くも2月になりましたね。 月日の流れが速く感じられるのは、それだけ いろいろな事があって、その事に心奪われ、 心急いているせいでしょうか? 2月は、旧暦(陰暦)では新年にあたり、 今もアジア諸国や日本の風習では、 これからが本当の2012年の始まりとなる処も 多く見られます。 2月4日は、暦の上では、立春となります。 ”春は名のみの冬の寒さや”と歌われた通り、 東北や日本海側、さらに世界的に、記録的な豪雪や寒波に 見舞われ、 被害事故も世界各地で、沢山見られます。 また、11日は、建国記念日。 戦前までは、 日本書記に基づいた神武天皇即位の日 (紀元前660年1月1日新暦→2月1日)を紀元節とし、 戦後、「建国記念日」となったそうです。 「建国をしのび、国を愛する心を養う」趣旨で、 国民祝祭日となりました。 自国を愛する事は自然な事ですが、 近隣諸国との雲行きが怪しくもあり、 自国の利益ばかりに心が行くことは、 残念なことです。 自然災害は、避けようもないところもあり、 致し方のない様ですが、人為的あるいは、 人間や国同士が巻き起こすエゴイズム、 戦争などが起きません様に願います。 ☆☆ さて、ファッションに関して、 コレクションは、先月下旬に終了したメンズの パリコレクションに引き続き、 NYコレクションが、2/10から1週間 ロンドンコレクションが、18日〜23日 ミラノコレクションが、23日〜3月1日 に開催予定です。 それに引き続き、3月は、パリコレ、 東京コレクションとなります。 ☆☆ 2012年2月2日(木) 文化ファッション大学院のショーがありました。 J.P.Iのモデルさんも、清水信行君、寺野峻司君、 南雲勇樹君達男性モデル、そして、倫子ちゃん、イオさん、 船津麻衣ちゃん等女性モデルさんが出演しました。 サイトの写真は下記をクリックするとご覧頂けます。 http://changefashion/fashionshow/2012/02/02161429./html/12 雑誌の「装苑」や「ハイファッション」、沢山の日本の名だたる ファッションデザイナーを輩出した文化服装学園・ 文化女子大学でお馴染みの文化。 その文化のグループに出来た文化ファッション大学。 ファッションは、着るものを作るという必然性が生んだ 即物的・物理的存在から、やがて、おしゃれをするという 豊かさの象徴の一つとなりました。 また、さらにそこから発展した服飾に対する観念や嗜好や美意識は、 文化的要素を生み、さらに哲学的に、発展した服飾への対面は、 今や大学院を生みだすまでに、高度なインテリジェンス性を持った 学問になりました。 素晴らしい事です。 そして、ファッションの創作や存在感が、社会的により高度に なってきている現在、それを最終的に纏い、形として、 息吹を表現するファッションモデルと言う仕事に関しても、ただ、 マスメディアに登場し、目だったり、仕事を獲得するだけではいけない と思います。 過去、長い間、プリミティブな自己表現欲求で、 押し進められてきがちなファッションモデルのモチベーションの あり方でしたが、今一度、ファッションを表現する真の”素材”としての 自己を確立し、さらに一歩進めて、モデルとしては勿論の事、 人間として、人間味ある思念と人生観・社会性を持つ事が これからは大切であると思うのです。左頁に続く ■2011年師走に寄せて■ 2011年は、 過去数十年の中でも、今年は、日本にとって、 また、世界にとって、驚くべき事件や事柄に見舞われた、 歴史的な年でありました。 何事も無く、明けた2011年は、第2次管内閣が発足し、 さまざまな事柄があったとは言え、 比較的平穏に見えました。 しかしながら3月11日の東日本大震災を期に、 大きな時代の波が押し寄せ、吹き荒れるように 予測を超えた事件の幕開けと なってしまいました。 あれ程、安心と言われ、他のエネルギー源を 軽視さえされていた安全な福島原発の事故も現在も 解決に至ってはおらず、被災地の人々は、寒い 不安な師走の中にあります。 各国に起こった自然災害、何十年に亘り、 独裁政権を固持してきた国々の独裁者達の終焉。 ■ そんな中、北朝鮮の金正日総書記の突然の死亡のニュースに 日本も世界も大きな驚きに包まれました。 北朝鮮の国民の為にも、世界の平和の為にも何ら 貢献したとは言えない、この大物独裁者は、 今、その存在を亡くした後、 さらに大きな危惧の種を幾つも抱えて、 今後の行く先を不安視させられます。 ■■ 間もなく、2012年。 今年は特に夥しい事件に明けくれましたが、 過去の歴史をみれば、 いつの時代も人には、様々な事柄が潮のように押し寄せ、 平安である時は少ないようです。 でも、苦難の中にあっても、 人は、まるで使命を抱いているかのように、 立ち上がり、また新しい歴史とささやかな幸せに 出会い、息づき、希望を胸に 歩いてきました。 我々も、ファッションモデルという仕事を選択し、 世の中にある美しいもの、感動的なもの、 素晴らしいものに心引きつられ、 生きる力や喜びを胸にします。 立ち上がり、創造に恋をし、 素敵な意義ある2012年と致しましょう! ■秋来たりぬ■ 残暑の厳しさがある中に、 秋の涼風吹く、一年の中でも、殊に快い季節となりました。 ニューヨークコレクションが終わり、ミラノ・パリコレを 経ると、まもなく東京コレクションが 始まります。 とてもとても忙しい頑張らなくてはならない時です。 モデルさん達も、前シーズンとは、また一つ違う風を抱いて、 立ち向かう必要があります。 ファッションモデルは、服のデザインや流行の変容に合わせ、 外面・内面に新しい時代の風を吸い込んで、、 息づかなくてはなりません。 暫くするとミッソーニのジャガード模様の様に 美しい紅葉が街を色づかせ、錦絵の様相を表す事でしょう。 人々の光り輝いていた肌は、また来年まで、秋の服達に隠されて行きます。 でも、コレクションシーズンは、春夏。 美しい肌とボディラインは、これからが本領発揮ですね。 ●なでしこジャパン優勝● 素晴らしかったですね!感動しましたね。 最終の米国との対戦。 延長戦に入って、アメリカに1点入れられた時は、 あー!やっぱり! なんて思ったものでした。 それが思いもよらぬ逆転優勝。 何事につけても、 思いを込めて、決してあきらめなければ、 不可能が可能になる!夢が現実になるのだ! ということを教えられました。 こう言っては士失礼ですけれど、 実力・容姿とも上と思えた試合前のアメリカ選手。 それが日本の優勝が決まった時から、 どんどん魅力的になって行く”なでしこジャパン”のメンバー達。 可愛らしく、神々しく、輝いていました。 内面の素晴らしさが、表出して、 彼らを見ていると、涙があふれます。 人は、純粋でなければならない。 人は、誠実でなければならない。 人は、夢を持っていなければならない。 そして、あきらめてはならない。 そんなことを、教えてくれた”なでしこジャパン”の 日本初、アジア初ワールドカップでの優勝でした。 また、後日、”なでしこジャパン”の優勝について、 インタヴューに答えたアメリカ選手のワンバックやソロの 男の選手以上のスポーツマン精神に溢れた美しい、 いさぎの良い、快い賛辞は、 ”なでしこジャパン”の快挙に劣らぬ 素敵なものでしたね。 我々も、ちょっとばかりのことで挫折したり、 甘い話に飛びついたりすること無く、 実力と魅力と確かな美意識と表現力を身に付け、 見えない大きな夢を確かな形にして行きましょう! ■本格的夏到来■ 梅雨も早々と明け、本格的夏の到来となりました。 暑くて、たまりませんが、夏は、 人の心を燃焼させるパッションの季節でもあると思います。 この季節に、しっかり生活や観念や行動を 燃焼させて行くことは、 やがて後からやってくる秋を豊穣にさせてくれます。 事務所の前には、槿(むくげ)の八重の花が 繚乱です。 一重も清楚で綺麗ですが、八重は、心奪われる強さがあります。 ■■ 7月初旬に、春夏パリ・オートクチュールコレクションが ありました。 数年前までのメゾンは、数件の有名ブランドを残し、 大方姿を消し、不勉強がたたって、 ブランドをあまり熟知していないデザイナーの服に、 大変昔フィーリングの高級服と併せて、 斬新で、今まで見たこと無い服が沢山見られます。 驚いたのは、水しぶきを浴びたような、 アクリルで出来たトップス。 硬い素材ですから、体の自由はきかないものの、 とても美しい。 ● モデル達は、プレタポルテのコレクションでもお馴染みの 売れっ子モデルも見られるものの、 オートクチュールのみに登場するモデル達が 沢山出演しています。 オートクチュールは、時間と莫大なお金を掛けて、 モデルの体に合わせて製作するだけに、 仮縫いの回数も多く、パリに根を下ろした、 メゾンの特色を理解し、デザイナーの創造性を しっかり把握した、プレタとはまた少々違うプロフェッショナルな オートクチュールモデル達が相変わらず仕事を しているのであると想像されます。 それはそれで、やりがいのあるモデルの仕事の 大切な価値であると思います。 誰でもモデルになりえると言う時代と市場ですが、 一方で、知識とキャリアが無くてはならない と言う事を感じさせてくれる 彼女達の存在や服への感性や表現力は、 少々、クラシカルな感じではあるものの、 モードのマヌカン(フランス語でモデル)としての 職業性のプライドが感じられて、立派です。 ○5月の風は、希望の風○ 今年の5月は初夏の様な、時に盛夏の様な天候の 日が多いですね。 服は手足の露出が多くなり、暫く前までの重苦しさは、 風の様に飛んでいきました。 町は緑に萌え、花は色が増してきました。 女性達は、闊達でセクシーになり、 男性達は、より清潔にさっぱりしてきました。 それぞれに生命が漲って。 季節は、全てを蘇らせてくれます。 吹く風の中に、疲弊した心を癒す希望が感じられます。 ■■ 風は、今どちらから、どちらに吹いているでしょう。 東京のこの風に元気が含まれて、 強力な国家的対策や手段や解決策が確かな蘇生力を抱いて 東日本に吹いて欲しいものです。 福島原発の近くに両親が居住する モデルさんがいます。 ☆ 大変だ!先が見えない! そんな心配をするばかりで、 何ら力にもなって上げられる分けでは無く、 心痛みますが、 暫くの音信普通が電話で連絡が取れました。 これだけ大変な災害に合い、 長男でもある彼は、 きっと、もうファッションモデルを続けて行くことは 出来ないのでは無いかしら? 挫折してしまうことが言い難くて 連絡をくれないのでは無いかしら? と不安に思っていました。 でもそんな想像に反して、電話の彼の声は元気で 生き生きしていました。 嬉しいことでした。 災難があっても、不可能な事が押し寄せてきても、 その現実を踏まえ、立ち上がる元気の一翼は、 今まで、何があっても続けてきた ファッションモデルの仕事への情熱と 彼を必要とする人間関係の輪への愛情、 一生でも身を置いていたい、創造と美意識の世界への ”こだわり”にあったのでしょう! そんな彼の一本の風のような電話での連絡が、 我々を息づかせてくれました。 ファッションモデルとしての成功、 人生の成功とあわせて、 ファッションモデルとして身に付いた 表現力や美に対する感応意識を持って、 新しい表現芸術を一緒に創造して行こうという 熱情が呼び覚まされました。 数年前、彼は、我々スタッフとJ.P.Iの ファッションモデルの多くの仲間達が 大きく羽ばたいて行ける様にとの願いをこめて、 2年間かけて、6,000羽の鶴を折り、 プレゼントしてくれました。 そして、彼の思いを受けてかの様に 頑張り続けているモデルさん達を見ていると 改めて、ファッションモデルとしては勿論、 それに併せて、意義ある大きな、新しい、 アートとファッションが融合した表現芸術を 造ろうと思います。 ”人は宝”と、昔の人は言いますが、本当です。 人が喜びと幸せと元気とヒントを運んできます。 ファッションモデルとして、生きがいとなる様な仕事、 世界的な水準を持った仕事が出来るように 仕事を通して自分自身を誇りに思える様な境涯を 自己の為だけではなく、他人や社会の為に 役立てる人になり得る事が真の”成功”の姿であること、 福島県出身の彼を見て、改めて、強く思いました。 ありがとう! ■春3月■ 春三月。 本来であれば、三寒四温の中、 希望をもたらす、植物が芽吹き、 待ちいく人々は、重衣料から春の装いとなり、 東京コレクションが早いもので3月18日から、また 主だったものは3月21日から25日まで、 行われます。 しかしながら、 以前から、危ぶまれていたことですが、 3月11日午後2時46分に起こった東日本大震災 それは現実化してしまいました。 それは、以前から危惧されていた数十倍・数百倍の 災害となってしまいました。 オフィスは、仕事の 打ち合わせ等に忙しくしていたところでした。 おやツ?と思った矢先、 パソコンや棚に詰まれたプリンターが小刻みに 音を立てて、震え始めました。 それからは、一体どれ位の時が流れたか 分かりませんが、 とにかく、今まで、経験したことのない激しい揺れが、 留まることなく、続きます。 時計が高所から落ち、積み上げたボーグやエル等の ファッション誌が雪崩のように崩れていきます。 スターン(服飾創作用ボディ)が駒のように回り倒れていきます。 今度という今度は、本当に関東大震災だと思いました。 事務所内は、ガラス製品も多く、危険を感じましたので、 駐車場の車に犬を伴い避難しました。 室内ほどではないにしても続く余震の中、 車内テレビの情報に見入るばかり。 ■■ 数時間後、所要があり、携帯が繋がらない為、 約束の場所に出かけたところ、 町は、交通機関の麻痺で、多くの人々が、 徒歩で帰路に着く姿で一杯で、異様な光景。 ■■ 夜、事務所に戻り、改めて、 テレビに見入り、目を疑うあまりにも 甚大な東北、特に岩手、宮城、青森の惨状。 その被害の甚大さ、思いも至らない 自然の驚異的な破壊的力に 言葉を失うばかりでした。 押し寄せた津波に車や家屋、樹木などが濁流の中を泳ぎ、 渦を巻き、あらゆるものを飲み込んでいく。 今まで、幾たびか目にした洪水による被害とは まったく違う様相である。 ■■ 一瞬にして、培ってきた家屋や生活の基盤を、 慈しんできた環境を かけがえの無い家族を、愛する人々を 失ってしまった人々。 生きるということことの意味と価値、 人間というものの愛おしさ、大切さ。 命の尊さを改めて強く感じざる終えません。 被災なさった方々に、心からのお見舞いと 亡くなった方々にお悔やみを申し上げます。 また、世界各国から、救援の人々が日本に到着しているが、 国家間のいざこざが長らく取りざたされていた中で、 国や人種の違いがあっても、人々の心の中に流れる 良心の透明で温かい血は同じであることに 熱い感銘を受けずにはいられない。 ■ ●3月16日になって● 福島原発の事故、相変わらず善処に至らず、 深刻化していっています。 大学の教授、その筋の専門家、東京電力、 それぞれの人々の話が総じて、理解しがたい 不明瞭さ。 枝野官房長官の話は、比較的分かりやすいものの、 所詮は前者の人々の話と報告に終始するものであって、 もうひとつ、頼っていける力強さにはかける感。 そんな中で、昨日は奇跡的に2名の救助者がでたものの 被災地は、冬に逆戻りの天候。 しかしながら、逆境の最中にありながら、 避難所に身を寄せる人々は、互いに 助け合い、グループで少しでも避難所の 状態を衣食含めて善処するべく努力している、 何と崇高な何と健気な精神でしょう。 全てゼロになった現在、絶望の中にあってしかるべきで ありながら、小さな喜びに感謝し、 あるニコニコと微笑むお爺さんは、カメラのインタビュアに 向かって、また一から再建しますよ! 人間は年でも、立場でも、性別でもない、 魂の持ちように価値がある事、教えられます。 ●● 中国はじめ世界の人々が賞賛する日本人の マナーの良さと助け合いの精神、 本当に日本の環境の中で日本人として 生きている人間である事 (韓国人・中国人はじめ、日本で共に生きている人々)、 誇りに思います。 ■春3月■ 三寒四温の言葉通り、 春うららかな日の狭間に雪が降ったり、 でも、木々の芽は明らかに春の息吹を 抱えて、至る所から若葉が芽吹いています。 オフィスの近辺は梅とミモザの木が一緒に咲いています。 ■■ 2011-12秋冬東京コレクションが、一部3月18日から、 他の主だったショーのスケジュールは は3月21日〜25日にかけて、 行われます。 事務所は、毎日、それぞれのデザイナーに コンタクトしている所です。 ■■ ところで今の政治、一体どうなっているのでしょうね。 民主党も こんなに期待はずれで、破滅的になるとは 思いもしなかったですね。 かといって、どの野党もあてに 出来るところがない感じで困りましたね。 本当に、当たり前のことですが、 政治が悪いとあらゆることが 本当に不安定で酷くなって、 改めて、政治が動かしていることの 大きさを感じます。 ■■ ニュージーランドの地震、 本当に悲しく悲惨でした。 それぞれの被災者が、大きな目的と夢を抱いて、 前向きに将来に取り組んでいる人々であっただけに、 なお一層惜しまれます。 僅かな時間差で耐震性において弱い建物から離れ、 被災を免れた人々もいましたが、 ただただ、残念なことです。 遺族の方々にとって、 悔やんでも悔やんでも悔やみ切れない 承服できない事故で、あったと思います。 心から哀悼の意を表します。 ■1月■ 早いものですね。 1月も、もう終盤。 正月の行事は全て終わり、 新年初めて会う人でも、 ”明けましておめでとうございます” の、挨拶言葉も、何時まで言って良いのか? 気が引けて、小さくなりがち。 言って良い期限も常識上、知っておかなければ いけないですが、明けた事よりも、 ”今年も宜しくお願い致します!」と言う為に、 1月中は、言わせてもらおうかなと思っています。 ☆ さて、暦の上では、1月20日が、大寒で、一番寒い時です。 2月4日は、早立春ですが、まだまだ本当に寒いのは これからの様ですが、。 ■12月■ 年の瀬も押し迫って来て、間もなくクリスマス。 政治も世況も国際情勢も芳しくなく、長くファッションの世界で、 時代を牽引してきた西武デパート銀座店がCLOSEとなり、 時代の変遷を強く感じます。 ☆ それでも町には、一際煌びやかなクリスマスのLEDが輝き 華やかな装いに包まれています。 今から2000年前、ユダヤの地エルサレムのベツレヘムで イエスキリストは生まれたとされています。 夫ヨセフに見守られながら処女マリアがキリストを生みました。 天使が、東方の3人の博士が祝福に訪れました。 クリスチャンでなくとも、誰でもが知っている イエス・キリストの生誕にまつわる物語です。 やがて救世主となるイエスとは言え、 何人も人の誕生は、2000年前のイエスの様に、 天使に祝福され、その未来に大きな希望を抱かれて、 生まれて来たのではないでしょうか? 例え、片親であったり、貧困であったり、 障害を持って生まれたとしても、 今まで、この世にいなかった新しい生命を 抱いた、人の誕生は、意義深い、とても大切な ものであると、クリスマスのイエスに寄せて、 再認識します。 ☆ それだけに、少年少女から大人になって行き、 例え、過ちを犯したり、人生を間違ったとしても、 この世に希望に抱かれて生を受けた自分を信じて、 赤子の様に純粋無垢な心に立ちかえる事が必要です。 そして、人に、人生に、命に感謝をし、 自己に与わった使命や仕事、目的や夢を実現するべく、 生き生きと、広く、心豊かに生きる事です。 でも夢の実現を自分だけのエゴイスティックな野心と混同しない様に、! 貴方が生まれた時、貴方は何物にもなれ、 まして、ファッションに係る、ファッションモデルとしての 道を選択したならば、モデルとしての仕事の成功の バックボーンに、エレガンスや優しさ、人間としての尊厳、 美意識や教養への研鑽を抱き、生きていける事の 幸せに気がつかなくては、片手落ちです。 その事を大切に考えず、 ただ自己本位な、上昇志向だけの意義や形の見えない短絡的な 成功は、ギャンブルにも似た乱暴な 空しい人生になってしまうのではないでしょうか? ☆ 年の暮れ、来年また新たな抱負を胸に 素晴らしいファッションモデルとしての人生を 歩みましょう! 人生には、一生懸命、誠実に自分自身の本分を全うすべく、 努力したら、 ”失敗等と言うものはありません!” ★★ 追記ですが、クリスマスの季節になり、 最近また見直されている本に オー・ヘンリーの書「賢者の贈り物」があります。 小学校の頃に、誰もが一度は読む事を薦められる本です。 先日、本屋の店頭に著名なイラストレーターとのジョイントで、 新しい装丁で並んでいました。 ● クリスマスを迎える若い貧しい夫婦が、 それぞれにプレゼントを考えますが、 お金に余裕がありません。 誰からも褒められる長く美しい髪を持った若い妻、 地道で誠実で、たった一つの贅沢は、父親から 譲り受けた金時計。 妻は、長い髪をバッサリ切り、売って金時計の鎖を買い、 夫は、金時計を売って、妻の髪に刺す鼈甲の櫛を 買うのでした。 貧しさは、往々にして人の心も貧しくしてしまいがちな 過酷なものですが、相手を思う気持ちや優しさは、 豊かに恵まれた財力の中にある人々よりも 純粋で美しいものを育てる土台にもなるのですね。 □10月□ 熱い夏が、突然やって来た雨の毎日で、掻き消される様に 消え去り、冬がやって来てしまいました。 といってもまだ10月。 例年であれば、木々が紅葉し、秋晴れの爽やかな 鰯雲が胸を撫で、穏やかな気分にしてくれる筈ですが、 今年は、何だか違います。 ★ そんな季節の不鮮明さと共に、 政治的な面でも、中国との関係が芳しく無く 心配です。 日本の企業の人が4人、逮捕され、拘留中であるそうですが、 何とか、穏便に、解放される事、願うばかりです。 ★ 一方、10月6日よりパリコレスタートですが、 その後の東京コレクションのキャスティングも 動いています。 頑張りたいし、モデルさんには頑張らせたい!と 願をかけて、クライアントに働きかけを しています。 ■CHANGE■ 当たるか当たらないか、 さっぱり分からないのが占いですが、長らく 凝って来た〔気学〕と言う、ごくごく一般的な 占では、今年は、9年に一度の変化年です。 そうして、間もなく終わるのですが、 5月から6月6日までが年と月とが重なった 大変化運! 何人にとっても、大きな変化の時と言われます。 良い変化を迎えられた人は、 普段の人生観や生活の立て方が、 きっと悪い変化の誘惑に打ち勝つ「徳」を 積んでいると言えるでしょうし、 悪くなってしまった人は、 ちょっと人生を感情的に生きて、 理性と明るい人生観でで物事を好転させる努力を すべきである事を示唆されます。 何の変化も起きていない人は、 占いが当たらないと言う証であり、 もしかしたら、目に見えない何かに護られていたり、 くよくよしない大らかな人格のなせる業かも知れません。 ★★ でももしかしたら、占いは当たるかもしれない と思わせられのは、 今年(2010年2月4日から)に入ってからの めまぐるしい変化の中にある ここ一か月が特におびただしいいの日本の政治です。 難航・迷走した沖縄の基地移設問題、 それによる連立政権は社民党が離脱し、 そうして、それらの事が引き金になって、 尚且つ、金と政治の問題も絡んでの、 鳩山政権崩壊。 小沢幹事長も辞任し、 菅直人が新しい総理に、、。 まったくインパクトの弱くなった自民党。 新旧交代によるキャリア政治家への軽視は、 世の中の老人達への存在への軽視ともつながって いるようで、この国は、大丈夫かしら、 と心配至極です。 また、子供や弱者をいたわらない、 人々が増え、連日のニュースは、 こんなことがあろうかと思われる残忍な 事件が当たり前の様に横行しています。 社会は年長者も 若者も、壮年者も年少者も、 弱者も含めての社会であって、 若者あるいは、老けていない人による それ以外の人々への軽視は、 間違っているし、きっと破綻すると思います。 ◎● 先日、中目黒の駅で、 綺麗な顔をしているのに、血走った目と 男の暴力団も顔負けな乱暴な口利きと因縁で、 ある男性に向かって、突進し、 小突きまわし、 罵声を上げている 20代前半の女性を見ました。 付け睫毛を付け、 セミロングの髪を今風にちょっと膨らませ、 でも清潔感は感じられない雰囲気で、 ジーンズをお尻のトップよりも下に 男性の様に穿いていました。 挑戦的な顔、誰も信じない口元、疑心暗鬼とはこんな顔と言う 人相の悪さ。 周りの全てが腹立たしく見えるその表情。 一般の人々の中に見出した割に一般的な人の荒廃。 そこに居合わせた乗客たちは、 男性も女性も見てみない振りです。 殊に男性は、痴漢の濡れ衣でも着せられたら 一大事とばかり、関わり合うことから 逃げるのが精一杯。 その男性への彼女の因縁付けを驚いて見ていたら、 その女性と目が合い、彼女は、何人かの 人々を両手でかき分け、 こちらに突進してきました。 見物料をよこせと言うのです。 過去にどんな女性でも、弱い生き物であると言ったのは誰でしょう。 ■■ 明治時代に女性の参政権の為に戦った 平塚雷鳥は、 「昔、女性は太陽であった!」と 書いていますが、今は、男性の光を受けて、 輝くだけの「月」となってしまったと、 嘆いていますが、 そんな雷鳥が、今のその様な女性を見たら どんなに嘆くか知れません。 ?? つくづくと喜ばしい事は、 私たちは、人生に変革と、希望と、 エレガンスを土台に置いた ファッションの仕事に就いている事。 何が素敵で、何が素晴らしくて、 何が意義深い事であるか 問われる仕事に就いている事。 エレガンスな生き方をすることの価値。 その事がどれだけ、人生の危ない事柄から 自己を護ってもらう助けになっているか知れません。 ただの在り来たりの「愛」にとどまらぬ、 深い、寛大な、清浄で進歩を伴う愛に出会える 研鑽を出来る仕事の中にいる事。 ファッションモデルである事は、 本当に素晴らしい生き方を出来る チャンスを持たされていると言う事です。 そう考えたら、成功が遅くなろうが、 少々貧乏くじを引こうが、 嘆くに足りません。 世の中では、本当に信じられない様な、 荒んだ、夢も愛もない、 不幸な生き方の選択をして、誰もそれを正さず、 それしか選択視がないと思って、 退廃的に、荒廃の中、 目先を生きている人々がどれ程沢山いるか知れません。 ☆渋谷のBUNKAMURAで、”タマラ・ド・レンピッカ°の 展覧会を見た。 1920〜1930年のアールデコの時代に活躍した もっともファッショナブルな(絵も本人自身も) ポーランド人の肖像画家である。 キャンバスの中の女性達は大胆でセクシーで エレガントな女性像。 女性を見る目は、男性のそれにも似ているようでありながら、 もっと丁寧で、情愛が強い。 また男性は、何れも気品に満ちていたり、ダンディである。 美意識の優れた女が認める男がそこにいる。 色彩は、その時代の主流であった自然主義画家の使う色が 汚らしいと言って、 鮮やかな美しい色彩の絵が多い。 15歳の時、美しい男性に恋をし、結婚へと突き進み、 やがて、モデルとの恋に浮名を流し、両性を愛し、 ピカソやジャン・コクトー達、同時代の芸術家たちとの 親交を結びながら自由奔放で官能的な生き方をし、 多くの作品を残した女性画家”タマラ・ド・レンピッカ”。 POPSシンガーのマドンナ等もコレクターとして知られているが、 常識の枠やタブーを破り、自分に忠実な、 あるいは、真実の自分よりも、さらに徹底した新たな課題を託し、 文化や女性像を世間に問うて行く姿には、共通性を感じる。 ○ 1920年代言えば、女性が自由には生きられなかったように 思いがちであるが、実は、一般的な自由が利かない 女性達の中に於いて、 現代のファッションデザイナーの女性達が持っている様な また、それ以上の強烈な個性、意思、何物にも縛られない それでいてあらゆるものに繋がって行く要素を持った自由、 思い通りの人生を生きようとする女性がいたことに 驚きを感じます。 シャネルやマリーローランサン、コレット等、 勇ましい女性が多々見られる アールデコの時代、1920〜30年は、 女性にとっても豪奢な時代である。 もう大分前から、展覧をしているので、きっと5月も初旬で、 会期が終了かも知れませんが、 女性モデルは勿論のこと、男性の視覚も捉えて離さない 魅力を持っています。 是非、ご覧になる事をお薦め致します。 ■春三月■ 愈々、春3月となりました。 春と言っても、暖かな日と冬の寒さがない交ぜの3月。 3月の季語は〈弥生。) 関西では、3月12日の奈良東大寺のお水とりまでは、 春は来ないなどとも言うそうな。 しかしながら、土中深く眠っていた生物や植物は、 もう活動が始まっています。 同じように生あるものすべては、 冬の死を超え、春の生命の再生を繰り返して、 大きな新たな息吹を持って、 成長していきます。 人もまた、自然の一部。 この3月は、新たな希望一杯の出発点のスタンバイの ポジションに立つ事になるんじゃないでしょうか。 今から20年ほど前、モナコのステファニー王女と ファッションの仕事をしている時に、 パリのエッフェル塔の足元にある Champs de Mars(3月の庭園)と言う 昔、練兵場があった場所に 3月の寒い中、素敵な壁画が天井を飾る アパートをを見つけ、10年ほど借りて仕事をしました。 そして、そこで、J.P.Iを立ち上ち上げたのでした。 日本人や韓国人等の東洋人のモデル達を パリコレクション・ミラノコレクションに 挑戦させ、そして、そのアパートの 長い廊下で、 当時の外国人のスターモデルのウォーキングを見、 オーディションをして、契約をして、 多数東京コレクションに招聘しました。 3月は、頑張る我々J.P.Iのスタッフ・モデルにとって、 そんな意義深い月であるわけです。 (2010/MARCH) ■UP TO THE SKY,DOWN TO THE GROUND■ 上の英文は、マドンナのヒット曲〔PARADICE〕の中の一節です。 日本語で言うと、 ”良い事(時)も悪い事(時)もあった! と言う様な意味だそうです。 2月11日にテレビを見ていると、明日12日には、 バンクーバー・オリンピックの開幕とのこと。 ソルトレイクのオリンピックから、もう4年もたってしまって、 びっくりするほど、ここ数年の年月の流れは早い感じがします。 素晴らしい事に心奪われ、幸せで我を忘れて!等と言うのでは、 残念ながら違って、判然としない社会風潮の中で、 日常に追われて過ぎた感じがするのです。 でも、やっぱり感動的なオリンピックは、素晴らしく、 楽しみなもの。 競技に選手に胸が熱くなり、 人間の頑張りの限界の可能性を感じて、 我々も頑張ろう!あの選手達の大変さに比べたら、 どうと言う事は無い! と力づけられるのです。 ■2/12/2010■ そんな事を思いながら、何気なく新聞を見ていたところ、 驚くべき記事が目に入ってきました。 あのアレキサンダー・マックイーンの訃報です。 もっとも才能ある、創造性の素晴らしい天才の一人。 ファッションの時代の先端を走って来た旗手。 パリに行って、モデルだったら、 D&GやGUCCI,プラダとは、違う意味で、 一度はやりたいジョン・ガリアーノとアレキサンダーマックイーン、 そしてサンローラン。 十数年前、まだ、リンダ・エバンジェリスタやナオミ、 クリスティ・ターリントン等が、スーパーモデルとして、 ファッション界を闊歩していた頃の事。 イギリスの新進のデザイナー、アレキサンダーマックイーンの 素晴らしくフリルの重なったシャーベットカラーの フレヤードなドレスを彼らが着ている写真を見て、 服の美しさ、豪華さ、本格さ、それでいて若々しさに 心奪われたものです。 それ以降は、スタンリー・キューブリックの映画{ 「バリーリンドン」の中に出てくる衣装の様な中世の とてつもなく豪華でクリエーティブな服と被りもの、そして、 背景となる舞台構成。 また、ある時は、薬物に溺れ、ファッション界を追われた ケイトモスの再生に一役買う優しさ大きさ。 そして、近年では、さもありなん! レディ・ガガの扇情的衣装と靴。 絶対に我々が育てた東洋人モデルを アレキサンダーマックイーンのショウにだそう! 女性モデルでも男性モデルでも良い! 残念なことに、他のデザイナーの殆どは、 幸運にも仕事をさせてもらったものの、 マックイーンは、縁を持てないままでした。 心に残る淋しさは、あの素晴らしい創造性のランウェイを もうモデルは、歩けないと言うこと。 デザイナーの仕事は、やはりいくつかはれ以外にして、 一代ものです。 悲しいことです。冥福を祈ります。 ■オリンピック開幕〔/213/2009〕■ バンクーバーオリンピックの開幕式、素晴らしかったですね。 何時もオリンピックの度に、人間の偉大さ、尊厳を 強く感じますが、今回も、何人たりとも他者を傷つけたり、 その命を奪ったり、決してしてはならないと思わされます。 豊かな国の豊かな支援を受けて出場する選手も、 貧しく、国の支援もままならぬ、 あるいは、同胞達は戦いの中にある。 どの様な状況の中から出てきた選手たちも、 その国の代表。 皆、愛しく、美しく、神々しい。 人間と言うものの素晴らしさをオリンピックは、 再認識させてくれるのです。 それは選手ばかりではなく、 大会に参加したアーティスト、 スタッフ、ボランティア、一般の人々。 全ての人々にとって等しく、オリンピックの思い出は、 様々な形で、それぞれの人々の人生を飾り、 胸深くしまわれて、その後の人生の心の糧になる。 そう思わせてくれる、素晴らしい開幕式。 照明も、演出も、段取りも、歌唱も踊りも、 何もかも一世一代の精一杯の感動。 アーディスティックでクリエーティビティに溢れ、 高尚なものを好む人にも、型破りを望む人にも、 新しいもの、若いものに惹かれる人にも、 年月を重ね熟成した人々にも等しく、 素晴らしい示唆に溢れた、感動に満ちた、美意識に 貫かれたパフォーマンス。 ただ残念なのは、それを見ている日本人選手の なんと無感動な、なんと自分の事で精一杯な、 無機質な無感動な表情の多かったこと。 人として、世界人として洗練されていない、 そんな風に見えたのが残念。 アレキサンダー・マックイーンも 後一日、生きていてくれたら、このオリンピックが見れて、 人間に感動して、愛情がまた持てて、 社会に自己の存在や仕事が”為”になる!”役に立つ!” と思えて、生きながらえることが出来たのではないかしら? と思うばかりでた。 ■■ 人間はみな、自己実現の為に生きていますけれど、 自分の為、自分の野心、自己の願望の達成の為だけに 生きていると、やがて壁にぶつかります。 自己実現を追及しながらも、 他者の役に立つこと、人としての良心と良識とに 向かい合う心を持って生きて行きたいものです。 ■バレンタインデー■ 2月14日はバレンタインデー。 何時の頃からか、女性から男性にチョコレートをプレゼントする習慣も、 当たり前の行事になっています。 その風潮の始まりは、日本に於いて意外なきっかけ。 面白いのでご覧下さい。 ファッションブランドの仕掛け人(殊に男)の伊勢丹デパートが、 その発端を作ったのだそうです。 http://www.eonet.ne.jp/~m-hirose/ijinden/2gatu/0214.htm ■1月も後半になり■ 1月20日を大寒とし、もっとも寒い季節のもっとも寒い頃。 2月4日の立春を前に、最後の冬将軍のお出ましです。 新年の華やぎもあっという間に過ぎ、 日本の政治も大混乱の局面の中、 マザーテレサの過去の実写フィルムが流れているのを 見ました。 その中で、人生にもっとも大切なものは、 ”愛”であると語ります。 カソリックの尼僧である彼女であれば、 当然の発言と”高を括って(くくって)いましたら、 ただそんな話では無く、 人は、愛が無くなると乞食になって行くと言うのです。 そして、”愛”とは”他人から必要とされる事!”と 言います。 現代、この寒い大寒の中を、多くのホームレスが 命絶え絶えに過ごしていますけれど、 彼らは、必要とされていなくなってしまうと、 もう、あとは、物の後に残った心まで、 全てを捨て、乞食にならざるおえない。 社会や人は、彼らの尊厳を大切に考え、 行政も個人も愛を持って、必要として 行かなければならないのだと思います。 彼ら個人個人としての秘められた能力や可能性、 それらをないがしろに考えてしまう現代人のエゴイスティックな 思考は、やがて、社会的に何ら必要とされていない 自己の存在、愛に抱かれていない自分に出会う事になるのだと 思います。 ハイチの大地震で、多くの被災者が路頭に迷い、 生死の境目を漂っています。 自己の仕事や夢を抱き生きている我々は、 特に他者の悲しみに心を砕いたり、 愛を持ち、感謝を持って生きる事を忘れない様に すべきでしょう! 野心に満ちた自己実現の結果、成功を勝ち得ても、 周りに誰もいなければ、空しいものだと思います。 2010年、気学では「変化」の年。 ファッションモデルとして、人間として、 意義ある変化を持った年に致しましょう! 自分の幸せに気付く事、倒れても立ちあがる事、 生き生きと明るく、愛と感謝を胸に生きること。 それが人生で一番大切な事です。 新年明けまして、おめでとうございます。 2010年は、寅年の八白土星年。 気学では、変化運が世の中を制すと言う事を意味します。 良いに付け、良くないに付け、大きな変化が 2010年、一年間の動きとなります。 昨年始まった政権交代による歴史的変化の気象は 本年本格的になると言う事をさします。 俄か易者気どりはこれ位にして、 兎に角、新しい年、モデルさんとして素晴らしい 飛躍と変革の年としたいものです。 J.P.Iも今までの仕事の仕方は、 原則的に大切に踏襲するとして、 そこに”冒険と、さらなる勇気あるトライアル”を盾に あらゆる場面にチャレンジ精神を発揮して行く 一年にしようと思っています。 美しい人、可愛い人、カッコイイ人 シャープな人、セクシーな人。 あらゆるタイプのJ.P.Iモデルが、 さらに拍車をかけ、徹底する2010年です。 ■10月は忙しい月です■ 10月ー晩秋。 自然は黄褐色紅色に姿を変え、 植物と自然の息づきの美の最終を飾ります。 10月末まで、自然は燃える秋の色で、 心は静かになって行きます。 と、通常社会はそうですが、 我々ファッションモデルの仕事世界は、 とても忙しい。 東京コレクションもある。 『THE MODELS 2009』の最終審査もある。 その他、いろいろな仕事や用事が 10月は一杯です。 日ごとに洋服もすっかり、夏の未練を振り切って、 秋の翳ったロマンティシズムに変容していきます。 □今年の8月は特に暑い熱い夏□ 各地における様々な天災・人災による災害やら、 不景気で、先が見えない雇用。 自民・公明と民主の間で政権交代を賭け、 8月30日に予定されている衆議院選挙。 ファッション界と似て非なりの芸能界の 数々の恐ろしいスキャンダル。 今年の夏8月は、特に暑い熱い夏です。 □□□ そんな中、恒例のJ.P.I夏季合宿が行われました。 今年はテーマとモティーフを「ガンダーラ芸術」に求め、 暗く重くなりがちテーマながら 実は底抜けに明るい希望に溢れたアクティブな 信州における合宿でした。 9月からのコレクション他の仕事に備え、 生き生きとした瑞々しい心身に作りかえる為に 有益な合宿です。 □□□ 合宿先への往路、 平山郁夫さんの大コレクションによる ガンダーラ美術展を見ました。 150体に上る仏像群は、圧巻で、 西洋と東洋が融合した洗練された 美意識に溢れています。 ガンダーラは紀元前6〜11世紀に存在し、 1世紀から5世紀の間には、時のクシャナ王朝の下で、 仏教は最盛期を迎え、それまで偶像崇拝を嫌い、 姿を見せることが無かった仏の姿でしたが、 初めて、釈迦が人間の形をなし 仏像として誕生したとの事。 その姿は、見慣れた瞼の重い下膨れの 東洋の仏の顔とは異なり、 鼻梁が高く、左右対称のギリシャ的容姿。 広大無辺な仏教の哲学的思想が、 より大きなインターナショナルなスケールで 仏像の姿で目視出来、時空を超え、 遠い過去に誘われます。 手にした「仏の教え」と言う教訓書も 仏教徒とは言えない先祖尊崇の宗教観に 深い具体性を感じさせて貰え、 美し心のあり方、陥りやすいあらゆる執念からの 脱却方法を示唆されます。 この世は苦難と不足感に満たされた世界で、 それらはあの世で充足し、脱却できるので あるから、現生で苦しむのは当たり前と言う 考え方が実は真理で無い事を教えられます。 この世で起きる事の中で、他人と自己との間に生まれる 不幸の根は、大方自己の想念や妄執から生まれ その様な思いが生じたその時に自己制御を持って 摘み取っておけば、不幸の根は取り除けることが 多い事。他人への思いやりは、自己反省の裏付け 無くして生まれてこない事を知らされます。 合宿に行く前に、精神的アイディアを求めて、 インターネットや文献を探していたところ、 手塚治の「ブッダ」と言う劇画を見つけました。 読んでいくと、在り来たりの人生の指南書ではなく、 深い思想と、人生や世の中の矛盾に対する プロテクトやアンチテェーゼに満ちた人間愛に 満ちています。 素晴らしい仕事をして、この世を去った漫画作家ですが、 改めて、評価される仕事とは何であるか 教えられます。 私たちもファッションモデルと言う自己実現を 主眼にした仕事をしている中で、 単なる自己表現による自己満足や成功願望に 費やすことなく、広い社会性と 人間としてのある使命感を抱いて モードに携わる人間として、人生を 確立したいものですね。 豊かで生きがいのある人生は、 良く考えないと掴めません。 □皆既日食不思議でした□ 皆既日食不思議でしたね。 そもそもその3日前に大空高く大きく 虹が出ました。 東京では見たことも無い虹でした。 ランチを良く食べに行くチャイニースレストランを出た時に その虹は、何本もの電線に美観を壊されながら、 それでも、虹は本当に7色何だと思わせる美しい色を帯状に して空高くありました。 会計を済ませた後、何時もちょっと難しい性格の人だな!?と 思っていたチャイニースのウェイトレスに、 ”綺麗な虹が出ていますよ!”と声をかけました。 中国人女性らしく長く伸びやかな足を黒いパンツで包み、 足を放りだす様に店内を歩く、怪訝(けげん)な表情をした彼女を 悪いものでも見た様に店を後にした我々でした。 800万画素の携帯のシャッターを切っていて、 ![]() 振り返ると、先ほどの不機嫌な中国人のウェイイとレス女性が 店を飛び出して来て、空を見ていました。 胸の前で、手を組んで、子供の様に”綺麗!綺麗!” と言っています。 そして”日本に来て初めて虹を見ましたよー!” と言います。 丸で、日本に来て働くばかりで、何の心の潤いも無い 虹の無い生活の中にあるようで、胸が熱くなりました。 ”貴方は素敵な人ですね!”思わず言いました。 チベット人やウィグル人を酷い目にあわせているのじゃないかしら? とニュースでみた漢族の人々への少々白けた印象が融けて、 国や体制や偏見で人を見がちだけれど、 もとは皆同じ、少女や少年なのだと、彼女と 顔を見合わせ笑いあいました。 そこのチャイニーズレストランは、本当に美味しく、 他とは全然違う等と思ったものです。 そして、この後26年後まで見られない皆既日食。 人は皆、何時までも若くなく、そして、 何時までも生きているわけではないと痛感します。 傲慢になってはいけない!謙虚に今、傍にいてくれる人に 感謝!貴方と分け合った今の幸せ!今の奇跡! □□ 2年前にロンドンで行ったショウらしいのですが、あまりに 素晴らしくて、見て数日経っても、目に焼きつき、 興奮させられます。なんとマドンナは50歳であるとか。 しかし、その体は、鍛え上げられ、中世的な肩に 女性的な胸、そしてマッチョ男性に近いヒップ。 堪らなく激しいダンスを踊りながら、 息も切らさず、ロックを歌いまくる。 そして、男性の□ッカーにおいてしか見たことのない勇士。 オーストリッチの羽根の付いたエナメルのブルゾンで かき鳴らすエレクトリックギター。 こんな女性が、こんな存在の、こんなに時代を牽引する 女性が過去にいたであろうか! 否!そう思わされる凄さです。 どんなにエロティックで猥雑なことをステージでしても、 何故かちっとも下品にはならない。 むしろ、その生きざまは、性を超越して、 女性にも男性にも敬意を払い、 その両者を自己の中に取り込んでいる大きさがある。 と言っても決して両生類の気味悪さは勿論皆無。 神々しい気高さがあり、あらゆる人々に対して 偽善的でない思いやりに溢れている。 同時代を生き、明日は、もしかして年齢を 体に顔に表出する様な事があるにせよ、 今に生きているマドンナは、本当に素晴らしい。 出来るものなら、彼女の偉大さの為に、”時間よ止まれ” と祈りたくなる。 図らずも、十字架に磔になり、キリストが ゴルゴダの丘に向かう時に関した,荊(いばら)の冠を 被り、歌う姿は、全てを覚悟の上の様。 類まれな才能と富に溢れ恵まれた、マイケル・ジャクソンは、 本当か否か分からない幼児へのセクシュアル・ハラスメントで 世の中からほぼ抹殺された今、マドンナは、数少ない カリスマである。 マイケル・ジャクソンも今年を最後の世界ツアーが あると言うけれど、きっとマドンナ同様、 全身に掛けられた荊の弦を苦闘の中でほどいて、 素晴らしステージを見せてくれるに違いない。 一度しかない人生、皆さんもファッションモデルと言う仕事に 彼らの様に賭けたら良いですよ!! 「天使と悪魔」 ☆キャスト/トム・ハンクス/ユアン・マクレガー/テーマ音楽ハンスジマー ダヴィンチコードの続編と言われる、「天使よ悪魔」を見ました。 ダヴィンチ・コードと同じ主人公で、トムハンクス、同じ監督です。 Dコードは、素晴らしいと思いながら、眠りました。 「天使と悪魔」は、眠りから覚まされました。 作品自体のスピードが早く、アクション性が高く、 エキサイティングな展開です。 それでいて、美しく壮大で、圧巻のバチカン市国の建造物。 多くの人々が見たことのある外観と、ベールに包まれた内部。 悪魔と天使の背反、科学と宗教の対立。 そして、知的で中年の深い演技のトムハンクスと 美しく・エキセントリックで狂信的なユアン・マクレガー。 あらすじを解説するのは、いくらでもサイトがあるので、 割愛するが、大迫力で、気品に溢れ、 なおかつ超現代性に溢れた素晴らしい映画でした。 ラストシーン近く、映画の中での大事な部分である 神の創造を覆す「反物質」を携え、ヘリコプターで 上空へと飛び立ち、爆発するシーンは、 水色の電気反応を起こす、反物質が、 巨大な空にページェントの様にさく裂し、 悪魔であろう美しい科学の青が、やがて中世の絵画の様な 暗黒に近い空に変わっていく。 その美しい映像美は、過去の映画で滅多に見られない凄さ。 そしてその空から 希望の天使がパラシュートを広げ、落下してくる。 しかし、天使に見えたそれは、狂信的な 悪魔であったという意外な結末を導き出す。 端正で美しく・真実で純粋であった落ち着きある ユアン・マクレガーの容姿は、やがて、 バランスを崩し、困惑した焦燥感に満ちた 悪魔の様相を呈していく。 そして、映画は終了し、エンドタイトルで流れる曲が、 また良い。 作曲は、グラディエイターでアカデミー賞を取った他、 沢山の名曲を作ってきたHANS ZIMMER(ハンスジマー)。 良い仕事をし認められる仕事をする人は、 発注者や大衆に必ず期待外れ感を抱かせることの無い、 完璧な仕上がりをする人であるのだと教えられる。 ■才能と言うものの素晴らしさ■ youtubeで素晴らしいものを見ました。 イギリスのアーティスト才能発見みたいなTV番組での事ですが、 48歳の風采の上がらないスーザン・ボイルという女性が出てきて、 目標は、うら若い才能ある女優エレン・ペイジと言い、 誰もが冷やかに彼女の歌いだすのを見ていましたが、 歌いだしたら、それはそれは素晴らしい感動を受ける 天使の歌声。 ミュージカル「レミゼラブル」の中の楽曲で、 青春の傷つきやすい夢と希望、 混沌とした暗闇から立ち上がっていく勇気を 奮い起させてくれる歌詞を胸に打ち込まれる 素晴らしいものでした。 17〜18年前に、パリコレの直前に、 若く将来を嘱望される男性モデルを伴って行った ロンドンのミュージカル劇場でスタッフ何人かで見た レミゼラブル。 若き日の栄光も美も、誰もが皆、年を取り、夢を失い去ってしまったけれど、 何人かは、未だ、青春の夢を失わず、泡沫の夢を現実のものにしようと、 新たな若いモデル達と歩んでいる現在の我々。 不可能なことは無い!立ち上がってまた歩き出そう! 自分の中に眠っている才能を信じ喚起して、人々に感動を与えられる力を呼び覚まそう! 不可能は無い!夢を実現しよう!そんな心の火をもう一度、呼び起こし、焚きつけよう! そんな素晴らしい感動を受ける名もない、名誉欲もない、純朴な中年女性の歌です。 youtubeで、日本語で”スーザン・ボイル”と打ち込むと、 日本語字幕のサイトが出てきます。胸の奥に何故か涙腺を揺るがす熱い気持ちが流れる歌声です。 ぜひご覧下さい。(2009APRIL20) ■これから世界はどうなる?日■ 日本は勿論の事、世界的不況は、大きな黒鷲が羽根を広げ、 暗雲を呼ぶかの様に、壊滅的な予想を孕んで、広がっています。 殊ににアメリカの危機は、第二次世界大戦が起こった大不況の アメリカの様相で、この前までの好況は、9.11を境に、 イラク戦争と共に爆発し、瓦礫となった感がします。 日本も、以前から、 ”アメリカがくしゃみしたら、日本は風邪をひく” と言われるくらいに、米国の強い影響下にありますが、 正に、米国の3大自動車メイカーの破滅に応えるかのように、 昨年来の円高による海外、とくにアメリカでの自動車販売数の下落による 派遣社員の大幅雇用削減。それに伴う、同じく他業種への 失業、雇用解除の波及、無職・居住場所の喪失。 これから、ますます日本も深刻な社会情勢になっていく事は 必至のことだと思います。 それに加え、社会や国家を牽引していく政治家への期待は望めず、 何も頼りにならない!苦境から脱却を図り、 再び夢を心に抱くには余りに不安材料が多く、社会を良い方向に 誘う、頼もしき、使命感に溢れた指導者の出現、 奇跡を起こしてくれる人材の出現など望めそうも無いいこの日本です。 また、こう言う時は、人の不幸に付け込んで、 美味しい話を持ち込む輩や、妙な新興宗教の教祖など現れて、 人心と人身をさらに苦境に陥れる算段などが蔓延しがちなもの。 利用されないように懸命な知性を持って生きなければなりません。 ■■ そんな日本とアメリカと世界に、1月20日、大きな奇跡が生まれました。 それは、米国史上初めての、”黒人大統領オバマ・フセイン・バラク”の 誕生です。 今日のアメリカの不況の大きな誘因となったブッシュ前大統領の イラク戦争の”フセイン”への戦線布告は1月20日、皮肉にも 同名のミドルネームを持つオバマ氏の大統領選出によって、 任期を終え、政治生命への決別を告げることとなり、ブッシュ大統領は ホワイトハウスを去ることになったのでした。 余りにも壊滅的な山積する難題を残して、、。 ■■ 大統領選挙選を、オバマ氏は、 ”CHANGE(アメリカを変えること) "と YES,WE CAN(我々には出来る!)の 言葉を旗印に勝ち抜きました。 そして、記念すべき2009年1月20日に 典型的な黒人社会から、インテリジェンスとエレガントな雰囲気を持った オバマ夫人ミッシェルさんを伴い、また美しい容姿を持った二人の娘を伴って、 歴史的な奇跡を実現し200万人が見守る「演壇」に立ったのでした。 日本人で、ファッション偏重の生き方をに終始し、現代社会の構造に疎い 我々ファッション人間・ファッションモデル。 そんなアメリカの破滅的経済や黒人差別を遠くから俯瞰していた我々が、 何故か、オバマ氏の演説と笑顔、アメリカ国民の、特に黒人や有色人種の 深い喜びに満ちた表情に、止めどなく涙が溢れ、感動に声が震えるのは、 何故でしょうか? そして、そのことは、何も我々、ファッション人間・ファッションモデルが 殊に共感し、感動しているのではなく、 世界中のあらゆる職種の、人種の境涯の人々が、 この名誉ある、誇りに溢れた、責任感と使命感に溢れた テレビに映るオバマ氏の姿や笑顔に、感動し、涙したことは間違いありません。 まるで、宗教観のないキリストや神の登場の様な、期待を米国史上 初めての黒人大統領の姿にオーバーラップしているようです。 ■■ 大統領演説で、少々、残念に思えたのは、大統領戦における この人ならば、きっとアメリカを、世界を変えるに違いないと思わせる カリスマ的なオバマ氏の印象が薄らぎ、”みんなで、この苦境を 力を合わせて切り抜けよう!我々にも間違いを制止しえない責任があった! のだと、協調・協力を求める姿勢が強かった感があったと思えたこと。 しかしながら、後からこのオバマ氏の演説の全容を振り返り、 噛み締め、読み解く時、その深い意義に行き当たったことも事実である。 ■■ ■2008年有終の美を飾る12月、いよいよ師走です■ クリスマスも近づいてきました。 今年は、CO2のせいでしょうか? ファッション街や賑やかな人通りの所以外は、 ちょっと住宅街に入るとクリスマス・デコレーションの明かりが、 影をひそめてしまい、去年のおもちゃ箱をひっくり返した様な 華やかさが嘘のようです。 そんな中で不景気な話題が多くなり、斜陽の年末の感さえしますが、 そんな中で、コムデギャルソンの水玉模様も印象的に 銀座や原宿でH & Mの店頭に行列が出来たりして、 ファッションの世界は嬉しいことに元気印が貼られているところも 多々見えます。 そういえば、今年は水玉模様が何かと流行です。 今までも黒地に白の水玉は、良くありましたけれど、 コムデのポスターのように白地に黒の水玉が、何だか 飛んでいて、良いですね。 ■■■ 12月22日は冬至です。 この日は一年間で最も昼が短く、夜が長い日です。 昔の人々は、この日に「かぼちゃ」を食べました。 これからの長く寒い日々を迎える準備にかぼちゃを食べ、息災を 願ったのです。 「かぼちゃ」が魔よけであったのです。 また、体を温める効果があるということで、 柚子湯に入ったりして、年の瀬を過ごしたのです。 ■■■ 今年は、気学(中国の風水等と同じ五行による占い)で言うと、 一白中宮の年でした。〔まだ、暦の上では。、来年の2月3日までは、 2008年と言う事になります。〕 一白とは、不景気や貧困等の経済問題、水害、人が訪れない寂しさ・ 孤独、愛情関係の貧困等も意味します。 従って、貧困等からの脱却等を、より願う気持ちが 全体を覆い、大きな変化の渦の中心となっていくと言われています。 米国の大統領選において、オバマがマケインに大きく 水を空け、勝利したのは、不景気による、アメリカ国民の 不安がオバマに傾斜したことが勝因と聞きます。 何だか、たかだか占いの「気学」も符号しています。 そんな寂しい孤独が時代を制している時ですが、 J.P.Iのスタッフもモデルさんも幸せな事に 仕事以外にも親しい交流があったりして、 今時珍しい人間関係の中で生きられていると感謝です。 孤独なのは誰でも同じですが、致命的でないことが重要です。 人が人を信じられない、他人を排撃したり、 深入りした付き合いを持つと、怖い事になりかねない! と人間関係を遠ざけ、結局孤独! と言う殺伐とした時代ですけれど、 互いに必要としあい、尊重しあって、 生きていられる、仕事の背景に、力強い暖かい人間関係を 持っていられることは、とても幸せなことです。 月に4回あるレッスンの後、モデルさんたちは、時間が許す限りで、 事務所に寄って、食事を囲んだりして、モデルとしての スキルアップやファッション、最近感動した事などの話題で 和気藹々の時を過ごしたりしますが、 そんな場において、他者の優れた点やや自己のあり方を 再確認したりして、意義深い時間を分け合います。 人間の魅力が明暗を分ける仕事であるだけに、 他人のことを知ること・理解すること・大事にすること。 そのようなことにデリカシーを持つ機会を持っていられることは、 それぞれが仕事に立ち向かう時、とても大きな力になります。 J.P.Iは、モデル事務所であり、モデルエージェンシーですが、 小さなテリトリーで、物を考え、小さな人間的価値観で 仕事をしていく様でありたくないと望んでいます。 みんなレディで紳士で、みんな子供の様に純粋で、 スタッフもモデルもみんなで、夢を現実化していく 支えとなりあう人間関係でありたいと思います。 ■9月■
演出もチャン・イーモウの技量と感覚で、 素晴らしいものです。 車椅子に乗った、聖火点火者が 40メートルの紐をたどって 聖火台の下に付き、聖火に火を点ける素晴らしさ。 30メートルに達し、後10メートルを残すとき、 力が尽きそうになる点火者を会場すべての人が声援し、 見事、点火出来たとき、人というものの素晴らしさ、 暖かさ、熱さ、一途さ、切なさに涙が出ました。 体に障害を持っているパラオリンピックに出ている全ての人々の この姿を見ていると、人間は、感謝する気持ちや、 人を思いやる気持ちを失っては、本当に”罰”が当たると思います。 健常な体を持っていたら、それだけで苦労の一つや二つや 否、10個位何でもありません。 頑張りましょう! へこたれずに、文句を言わず、頑張りましょう! 頑張った先に必ず、栄光の喜びが与わる事を、 パラリンピックは教えてくれます。 ◇ ◇ ◇ 9月1日から東京コレクションがスタートしました。 メインエベントは初旬で終わりますが、この後、 10月末まで、あれこれとエキサイティングなコレクションがあります。 ◇オリンピックも終わって、夏は音もなく、秋と すり替わっていきます◇ 記録的な猛暑が続いた今年の夏。 ここに来て8月の終わりなのに、 朝晩など、ちょっと肌寒く、秋の気配がします。 もっと9月は残暑が厳しいともいわれています。 花は相変わらず、夏の象徴のハイビスカスが咲いていたりしますし、 夏の蝉と秋のトンボが同居しています。 感動の内に終焉を迎えたオリンピック。 いろいろと問題を沢山孕んでいた今回のオリンピックでしたが、 やっぱり素晴らしかった。 感動で何度、感涙に咽んだか知れませんね。 殊に印象に残ったのは、頼りになる男っぽい女性アスリートの活躍です。 多くの男達は、娘のように彼女達の活躍に声援を送ったものです。 世界中の選手達を見て、どの国の、どの肌の人々も素晴らしく、 人間は誰も偉大です。 ■ 夏は ■ 8月(葉月) 8月の季語は、葉月。桂月等とも言われ、 年間を通して、最も季語が少ない月のようです。 ”暑中お見舞い申し上げます。” ”残暑お見舞い申し上げます。” 等、夏の便りの挨拶は、これらを文頭に置きますけれど、 7月20日位から8月8日位までが、”暑中”を使い 8月7日が立秋ですから、そのあたりからは”残暑”を 使うのが正式。 いずれにしても、本当に暑い・熱い本格的夏の到来で御座います。 ◇ 8月8日から開幕までチベット・ウィグル等、多民族国家の 問題、聖火妨害問題などで揺れに揺れた 北京オリンピックが始まりました。 然しながら、やはり8日の開幕式のなんと素晴らしいことか。 国家の威信と発揚を賭けての祭典のスタートは、 中国と言う国の歴史の深さ、重さ、素晴らしさ、スケールを 見せ付けるに余りあるものがありました。 少数者の自由と幸せがいとも簡単に押さえつけられ、 封じ込められてしまう事の危険を感じながら、 いつも大勢が歴史を牛耳って来たことの事実を 再確認するばかりです。 でも、やはり毎日のオリンピックの放送を見ていると、 人間の素晴らしさ、偉大さ、一途さに心を打たれ、 胸が熱くなります。 自国の選手ばかり応援するのは心が狭小で嫌ですが、 そんな愛国主義が胸をよぎります。 これってちょっと危険かもしれないと思っていると 他国の選手の素晴らしさにも出会い、 博愛的になれて、一安心。 いろいろあっても素晴らしいオリンピック。 スポーツを通しての平和と人類愛、精神性が正しく 展開していきますように! ● そんなことを思っている時に、ロシアとグルジアの 戦闘状態のニュースが入ってきました。 裏側には石油の利権問題が絡んでのこととあります。 早く戦闘が終わりますように、罪のない人々の命が これ以上失われないように、願うばかりです。 気象の異常による天災に苦慮した6月7月でしたが、 北極の氷が完全に融けてしまうのも そう遠くないと言う様なニュースが入ってきて、 白熊達の生命の存続が危ぶまれています。 と言うよりもすでに、激減している現状。 なおかつ、同じ自然に関わりある物ながら、 重油の高騰による諸物価の値上がり。 まさに、自然災害に人的災害が付加されて、 これから先の地球は、以前、良く語られた 地球壊滅の話が、予言的にさえなってきている事、 穏やかではありません。 ■ またアフリカでは、恒常的に幼い子供達を筆頭に 尊い生命が大変な数で失われています。 自分だけ良ければ良いという考えは、許されない。 やがては自分たちにも手厳しい人としての生き方の ありうべき示唆が与えられる事は必至でしょう。 自分のできる範囲で世界の社会的弱者の救済の役に 立てるよう我々も心いたしましょう! ユニセフアフリカへの支援募金を始め、 インターネットにの各団体のボランティアの案内が 載っています。 ちょっとした自分に使うお金の一部を控えることによって、 信じられない程、多くの子供や人々の命が救済されます。 ファッションに関わり、美しい物を愛し、 ファッションを愛する人々は、 デザイナーであっても、モデルであっても、 販売をする人々であっても、 みんな心に純度の高い優しさと、 偏見から脱却した世界中の人間への 心からの敬意を持った人々で満ち満ちています。 ファッションを見つめる視点が人間を見つめ、 本当に心豊かで、誠実な生き方を求める 生き方へと繋がって行きます。 ◇2008年J.P.I夏季合宿に関して◇ 今年の合宿のテーマは、AER〔アエローギリシャ語で海や空を 意味しますが、サブテーマは「ギリシャー神々の誘惑」 です。オブジェや服を作ったり、表現者としての枠を広げ、 様々な色に染まりえるモデルとして、デザイナーや 物造りの人々の仕事や考え方への理解を深めます。 自然の中で、モデルとして開放されたダイナミックな 自分自身と出会い、オリジナリティ溢れる自己を創造します。
■6月■ 東京も早々と入梅してしまいました。 やはり気象は異常であちこちで 中国に続いて、宮城県を中心に大きな 地震災害が起きて、被災者の方々は本当に 気の毒です。心よりお見舞い申し上げます。 東北地方も入梅して、地崩れなど、二次三次災害が 危ぶまれます。 一方、東京の植物達は生命を精一杯堪能して、いき生きです。 緑色は再生と希望と将来ある若者と発展とを 意味する色。 また、三原色の一つである緑色は、 「許可」、「合格」、温帯の色表示などに用いられ、 英語では、良く詩などで”韻”を踏んで、 GREEN -GRASS(草)−GLOW(成長)等と発展を意味する COLORである。 ワーズワースの詩に ”草原の輝き、花の栄光 再び還(もど)らずとも 嘆くなかれ!” とあり、伸張性を持つものの、傷つき易く、しかし人生の中で最も 輝ける”青春”を意味しています。 ■聖火リレーは、困った事に、楽しみでは無くなってしまった!■ ギリシャで点火された、オリンピック聖火は、 各国で沿道を埋め尽くした人々の応援の声に送られて、 スポーツの祭典と言う平和と希望の象徴の一端を担う名誉に 心弾ませ走る聖火リレー走者。 やがて大きな歓呼に迎えられスタジアムに到着した聖火は、 開催国のあらん限りの演出によって、 聖火台に点火される。 それが今までのオリンピックの姿でした。 スタジアムに立つ選手も観客も大きな喜びと 生き生きとした若者の明日の希望を呼ぶ姿と自由の喚起、 競技に感動し、感涙に咽ぶ、それがオリンピックの あるべき姿でした。誰もが楽しみにギリシャで点火した火が 開催国での最終日に陽炎の様に消えていく時まで、 誰もが楽しみを分け合って、、。 然し、今回の北京オリンピックは、 何だかそうはならない感じがしてしまいます。 チベットの人々は、世界で最も俗世間の”欲”に 縁が薄い人々の内の”一人”に数えられています。 チベットの人々は、殆どが熱心なチベット仏教の信者ですが、 彼らは現世利益を追求する思念が薄弱で、 ただ一途に仏に帰依し、高潔でピュアな人間性に 溢れており、現代文明に汚せれていない 素晴らしい民族だと思います。 また、そんな彼らの精神的支柱であるダライラマ14世の 知的で穏健な人柄は、宗教の差異はあっても、 尊敬と信頼に値するものが感じられます。 尚かつ、権力を持った者がとかく陥りやすい 傲慢さや、権勢欲、自己の都合による人民への 思念の押し付けも無い、ただチベットの人々の幸せと自由 を願う真の文化人・平和主義者である事を感じます。 中国政府によるチベット人への迫害。 悲しいことです。これだけ世界中で 反省と相互理解理解の場をダライラマ氏との間にを求められて いるにもかかわらず、何としても、無視し、 ”悪”と名指しするばかりの中国のステートメント。 ただただ国威のみが重要である姿は悲しいものです。 60年前の第二次世界大戦におけるナチスドイツは、 その国威を国内外に強烈に知らせる為にオリンピックを 利用し、その効果を十分上げました。 そして聖火リレーもこのドイツが開催国となった時に 初めて行われたと聞きます。 その影で犠牲となった多くのユダヤ人。 時代を隔てて、今回の事がそれをなぞる様な 悲しい符合にならないことを 願うばかりです。 ファッションと自由と、そして弱者は、平和な時は良いけれど、 時代や国に何かあれば、まず消滅させられる か弱き存在。 最近、ふぁランすのサルコジ首相が、元スーパーモデルの ”カルラ・ブルーニ”と結婚し、なおかつ 中国がチベットへの人権や自由侵害、迫害を止めなければ、 オリンピック開会式は、出席しない旨の考えを 表明したが、 さすがにファッションの国、フランス!と、 今まで、パリに振り回されてきたけれど、 嬉しくなってしまうばかりです。〔20/APRIL/2008〕 ■3月■ 寒い日が少しづつ減って、 暖かい春の日が少しづつ増えてきました。 春の入り口に入ってきたのですね。 2〜3日前に、てんぷら屋さんに入ったら、 蕗の薹(フキノトウ)が出てきました。 蕗の薹は、北国では、雪を破って春の第一報としえて、 地表に姿を現します。 そんな季節になったのですね。 今年の冬は寒くて、身も心も凍る様な日もありましたけれど、 辛抱しているとちゃんと芽吹く季節が来るのですね。 そのために、土は再生の時を正しく待てる様に 豊かな滋養をたっぷりにしておかなければなりません。 腐敗したり、公害に晒したままですと 時期が来た時に一杯の希望や夢を太陽に晒すことが出来ません。 人間も同じ、人生も同じです。 若い人も年齢を重ねた人も、 いつも夢や希望を失わず、他人を始め、 自分を生かしてくれる、または洗い流してくれる 万物に感謝をして、栄光の時を待つことです。 春3月、季語は”弥生” 3月3日のひな祭りを始まりにして、 12日はあの素晴らしく美しい「東大寺二月堂のお水取り」。 そして東京コレクションも12日スタートとなります。 20日は春分の日で、もう3月の別名「花見月」。 桜咲く宴の時となるわけです。 素晴らしい希望に溢れた春にしましょう! 人の春は季節がしてくれるのでもない、 他人がしてくれるのでもない。 自分の健康的な想念が春を呼び込むのです。 ■年末も近づいて■ あっ!と言う間に師走となりました。 一年と言うものは、本当に短いですね。 とても大切なことは、動いていること、歩いている事。 辛くとも歩みを止めないこと。 流れている水は腐らないと言うけれど、 動いていれば、歩いていれば景色が変わり、 新しい物が目にも耳にも入ってきます。 それも生き生きしていると、生き生きしたものが、 入ってきます。 ”しょぼしょぼ”していると、何も入ってこないか、 入ってきても碌なものじゃないと思います。 今年の冬は厳冬とか。 どんな冬が来ても、人は心の持ち方で、寒々しくない 幸せな暖かい冬を迎えられます。 事務所も年内の仕事は27日で、年始は2008年1月5日から 営業致します。 2008年も宜しくお願い申し上げます。 良い年をお迎え下さい!! 人の生き方 先日、ブータンと言う国に関する取材ビデオを見ました。 豊かな自然に囲まれたその国は、チベットやモンゴル等と イメージが混同してしまい勝ちであり、また実際に 仏教が主たる宗教でありますが、ちょっとばかり違います。 それは本当に物質的にも精神的にも 現代文明の負の部分に犯されていないこと。 人々は勿論アジアンティックな顔立ちをしていながら、 何故か皆とても美しい。 純情無垢という言葉がそのままだが、それでいて、 無知な無垢ではない。 大変に知性的というよりも智性的という言葉が合致する 素敵な顔で素敵な表情を持った人々。 年間の平均所得が日本の50分の1だそうであるが、 その貧しさ、惨めさ、粗末さは微塵も無く、 みな小奇麗である。 誰もが仏教の熱心な信者で、誰もが 私腹を肥やしたり、物質的贅沢を望んだりしていないと言う 大変に稀有な国で稀有な人々なのだ。 世の中に欲しいものはないと、若者も老人も言う。 先進国の姿を情報として知って入るが、少しも憧憬は抱かない。 唯思うことは、人を大切にし、自然を大切にし、 今生の「生」の時と、死を経た来世の「命」が直線で繋がっている と信じ、死を恐れもしなければ、死を大した事柄と重要視していない。 全ては自然なことであり、悲しむ事でも嘆く事でもないと 思い、明るく気持ち良く生きている。 なんと素晴らしい境涯か! ちょっとばかり、運が悪いからといって嘆き、 ちょっとばかり思ったように成果が上がらないと言って くだを巻く。本当は、少しも不幸でもなく、 大した事じゃないのに、自らの手で自ら想念で 架空の不幸を不運を捏造している。 簡単に、もっと幸せになれることを教えてくれたチベットの人々の生き方。 「人事を尽くして天命を待つ」と言う言葉があるけれど、 自分の仕事や人生や対人関係に精一杯の努力と誠意、 渾身の力を投じたら、後は”丁と出ても半と出ても” もうとらわれることなく、延長線にあるさらなる一段上へと 向かっていく。後は、素敵な信じあえ、微笑み合える 仲間たちに恵まれたら最上の幸せではないでしょうか? 全ての欲しいものが手に入り、贅をつくした生活や人間関係に 明け暮れたところで、本当は少しも幸せではない人々を 沢山見ています・ 今更ですけれど 「フィラデルフィア」は凄い映画 トム・ハンクスは想像を絶する役者 WOWWOWで全く興味の無かった役者さんの デンゼル・ワシントン特集と言うのが連日あり、 何気なく見たら、デンゼル・ワシントンがとても素晴らしく、 また、映画も面白かったので、翌日もチャンネルを回しスタンバイ。 映画は、トム・ハンクスが10年前、アカデミー主演男優賞を取った 「フィラデルフィア」あった。 以前、同映画が封切りの時、劇場で見て、その映画の思い主題、 ちょうどエイズが大きな社会問題になっていた時代であった事、 また、トム・ハンクスの役がゲイのHIV患者で、 社会から酷い差別を受け、それに闘いながら死んでいくと言う 悲惨な演技のリアルさが強く印象に残り見るのに気が重かった。 しかし、結論から言うと、この映画は素晴らしい。 トム・ハンクスは、映画芸術のみならず、表現者の鏡の様。 コミカルで明るいアメリカの好青年で、将来を嘱望される 絵に描いた様なアメリカ青年。 そして、忍び寄る病魔に肉が削げ、骨と皮になり、 やがては崇高とまでいえる精神美を自然な静かな 情熱的な演技で見せてくれ、 この世を去って行くまでの、圧倒的な演技”なりきる”とはこう言う事。 人は、何故に他人を傷つけ、他人の非を責めさいなみ、 偏見を持って切り捨てるのか。如何に自己肯定ばかりに 終始しやすいのか。人それぞれが違う事、 違っていることを大切に考えるべきこと。 人間の尊厳、真の愛のあり方の一つの形、そして、また、 表現者たるもの、ありきたりの取り組みでは、 本当に中途半端な成果しか上がらない事を教えてくれる。 モデルも表現者。左記したケイトモスのビデオが、 YOUTUBEで流れているが、やはり大したものです。 人の生き方 ■山口小夜子 ★先月57歳で他界したファッションモデルの山口小夜子さん。 寡黙で、可愛らしく、研ぎ澄まされた様に美しかった。 元気で仕事をしていた全盛の頃は、ただ直向で、 決して人の噂話や悪口を言ったりしない稀な人。 現世離れした信念と決意を持って生きていた様に思う。 一度しか無い人生をモデルの仕事に賭けて、 それ以外の事を整理して、生きていらしたと思う。 後年、もともと持っていた才能と技術で衣装デザイナーとして パフォーマンスのダンサーとして等、幅広い活動の場を設定して 活躍をされていたが、それら全ての出発点であり、 発想や思念のスタンスはファッションモデルの仕事に あったのだと思う。 良い人で、真面目で親切で、利発でクリエーティビティに 溢れていた。ただ絶賛して熱狂的なファンのようであるが、 彼女は本当にそういう人であった。 そんな小夜子さんが、誰にも気づかれず、孤独の中、 一人ぼっちで旅立たなければならないなんて、 本当に人の世は無常であり、無情だ。 でも、思う。誰よりも輝いていた素晴らしい時期を モデルさんとして、誰よりも持っていたのも事実。 若くして成功した人が兎角、夭折であること。 短い生涯で、才能という自負にも恵まれず、 他人からの賞賛の光を少ししか浴びられない一般的な人々とは、 異なる短いサイトで人生を突っ走ってしまう運命。 そんな目に見えない節理がこの世にはあるのかも知れないと そんな事を考える。小夜子さんの事を思い出すと 胸が熱くなる。素敵な笑顔を持ちながら、衝撃的な仕事が 出来る素晴らしいファッションモデルであった。 ■KATE MOSS(ケイト・モス) 20年程にも遡るスーパーモデルの時代に、 裸のぺしゃんこの胸に決して長いとは言えない 足で、ジーンズを履き、カルバンクラインのキャンペーンで 鮮烈にデビューしたケイト・モス。 そう長くは活躍しないだろうと思えたケイト・モスであったが、 全てのスーパーモデルが現役としては、姿を 潜めた中にあって、ケイト・モスは現役で、 相変わらず、方々のメゾンのミューズをしている。 挙句の果て、コカインの使用が発覚して、ファッションモデル としての生命が危ぶまれ、実際、多くの彼女を使ったクライアントが、 彼女を一線から引き釣り下ろした。 しかし彼女は一年余の沈黙の後、見事に復活した。 優れたデザイナーやメゾンは、彼女を愛しており、 弁護し、擁護して、暗い谷にある彼女に救出の手を 差し伸べたのである。 何がそうさせたのか。 それは、彼女は一見クレイジーに見えながら、 実は仕事に熱心で、他人に対して、優しく、協力的で、 素敵な人なのだ。 そして、美意識があり、発想が豊かで、 ファンタスティックな魅力に溢れているのだ。 小夜子さんに関しても、ケイト・、モスに関しても言えること。 それは、新しい時代を先入観念や固定観念を 破って作ろうとしてきた事、そして、感性の強い 体制に取り込まれにくい弱い人々に ある種の共感を抱かせる力がある事だと思う。 虚偽でも偽善でもない真実性。 それが、人を見方につけるのだ。 ちょうどオーバーな様であるが、 ダイアナ・プリンセス程全大衆的共感でないにしろ、 ある種それに似た共感と同情と愛を感じる 様々な意味合いを持つ時代の旗手なのだと思う。 合 宿 もうすぐ合宿です。 モデルさんの合宿と言うものを始めて、早いもので 25年を過ぎます。 以前は、春夏、秋冬の、年2回やっておりました。 5〜6年前から、スケジュール的に忙し過ぎて 年1回となりました。 この合宿を通し、いろいろなモデルさんと出会い、 そして時と仕事の喜びを分かち合ってきました。 飛び込んで来るように合宿に参加して、 ○とんとん拍子にモデルさんとして伸びて言った人。 ○静かで大人しく、果たしてモデルさんが出来るのかと 危ぶんでいると、突然体育館の広い空間に独特の 自分の世界を出現させる人。 ○ひたすらレッスンに励み、合宿をバネに世界に飛び 出して行った人。 ○ 美しく才能にきらめきがありながら、私生活に振り回され、モデルの道を断念して、その後消息も知れない人。 いろいろなモデルさんがこの合宿の体育館の中で 自己の夢と希望、一度きりに青春を掛けて、 音楽の中に身を埋めたものです。 正に過ぎ去った年月の中で、モデルの仕事に 出合った事で、J.P.Iに出会った事で、 心に焼きついた事。 それは、あの時が”青春の最中だった!” と言う感慨。 ファッションモデルの仕事は、 本当に素晴らしい! また自ら努力して、 素晴らしくしなければいけない、 醍醐味ある仕事なのです。 レオナルド・ダ・ビンチ展 ■会期3月20日〜6月17日〔東京国立博物館:上野〕 レオナルド・ダ・ビンチ展見てきました。 名作「受胎告知」を引っさげての展示。 入館料が¥1,500−と言うことで、お高いな!と一言文句を言いながら、 上野に向かいました。美術館も久しぶり。 訪れてみると以前見慣れたホームレスの人々の姿が見えず、 お花見だから、きっと追い出されたのだな!可哀想に! と思って、暫く行くと、建物の一角に番号札を付されて荷物が 纏められており、ホームレスの人々が一列に並んでいます。 どうしたのかと思って通り過ぎると、ボランティアによる炊き出しの 順番を待っているのでした。 元気の良い男女のボランティアの人々が炊き出し用の ワンボックスカーの前でタバコをふかし談笑しています。 偉いな!なかなか出来ない事だな、と気持ちの良い風に吹かれる様な 気分で、上野公園の中に入っていくと、大きな噴水。 良く仕事の合間、パリで美術館回りをしたけれど、 チュルリー公園にも似た素敵な空間。 日本も捨てたものじゃない!! 会場に着くと沢山の人が並んでいて、随分前の事だけれど、 やはりダ・ビンチの「モナリザ」が来た時を思い出させます。 絵に近づくのに、どれ程待ったか知れません。そして、モナリザの前に 長く立ち止まる事は出来ず、ミステリアスな微笑の意味を 何にも解せず、通り過ぎたものです。 「受胎告知」は? ゆっくり見れました。二層三層に上手く作られた通過道のお陰で、 「受胎告知」の美しいマリアと天使の姿も、手に持つ百合も、 天使の足下に広がる花々のディテールも、両者の間にある 唐草模様の石のテーブルも みんなしっかり目で確認できます。 鼻梁が高く透き通った額の天使の透明感に満ちた顔。 前にかざした二本の指、見つめる目はまるで何か「念」を送っているよう。 腰に撒いた絹の布帛の光沢の美しさ、光輪は今まであまり見たことが無い スタイル。対面するマリアは、受胎を告知されながらも冷静に見え、 しっかりその事実を深い認識で受け止めている感じです。 両者の間に遠近を顕著にする交点があり、その先には遠く霞んで 山や海や建物や船が見えます。今更ながらこの天才の 天才たる素晴らしさに触れ、また、この一点を見れて、 感銘を受けて、¥1,500−は、安い等と、不真面目で無粋な事を 考えながら、受胎告知の第一会場を後にして、第二会場に行くと、 はたまた、ダ・ビンチの作品やら偉業やらがこれでもか、これでもかと 大量に展示してあります。 第二会場など大したことは無いだろうと思って、常設展等を先に見て、 素晴らしいと感動しながら、期待もせずに第二会場に向かった処、 とんでも無い、圧巻というか圧倒というか、その仕事のスケールの大きさに 圧死という感じです。見るのに時間がかかり、あっと言う間に閉館の時間。 常設展に手間取った事を深く後悔しながら、再来館を期したものです。 昨年、ダ・ビンチコードがベストセラーになり、かつ映画になり、 ブームを呼びましたが、その想像と推理がが根拠の無い、 思い過ごしと判断されて、少々熱が冷却されてしまった感の 天才の偉業でしたが、それは全くの勘違い。 彼を取り巻く外部クリエーションのダメージでしかなかった事、 改めて感じた次第でした。 いずれにしてもミケランジェロとダ・ビンチ。なんて凄い芸術家が それも無学と自認する背景の中で誕生したのでしょうか? そして、彼らに共通している事。それは同性を愛する人であった事。 大映画監督のルキノ・ビスコンティ、詩人でマルチなアーティスト ジャン・コクトー、皆総じて、女性を愛の対象としなかった事、 これもダビンチコードの謎の様で何時か解き明かされる日が来るでしょう。 帰り道、地下鉄になり席に座って隣を見ると老年の女性が 何故か「ダ・ビンチコード」を読んでいました。 何だか旬を過ぎた食べ物を見た様でうつむきました。 ■ノマディック美術館■ かつて、こんなに静かで、こんなに大人しく、 なんらエキサティングな配慮もされないのに、心引かれる、 こんなに多くを語りえるタイプの表現芸術をあまり知れません。 何でも無い、昔からあることのようで、 やはり見た事がない、「自然と動物と人間との交流」を描いた 写真と映像による芸術。 全てがセピア色で、それでいて決して過去の幻影ではない。 新しく、ファッションとぜんぜん関係ないのに、 何故かファッショナブル。 こんなシーンをどの様に撮ったのか? 本当にこの様に人間と動物とは心触れ合え、 互いの気持ちを伝達し合えるのか? 犬と人間が魂と愛の交感をすることは、確信するが、 何も手懐け(手なずけて)ていないく野生の動物と、 この様に精神的に肌で交流をする事が可能であるのか? それらを全く見た事の無い現実性を持って 見せてくれる素晴らしい展覧会。 アジア人、有色人種が美しく、 西洋人のフィルターにかかった東洋人やアフリカ人は美しい。 リンク● http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/425.html ■モジリアニとエビュテリヌ(ジャンヌ) 薄幸の夭折画家と少女ジャンヌ・エビュテリヌの出会いと愛、 そして死。 誰でも知っており、好き嫌いは別にして、パリに若き才能が 溢れていた〔エコール・ド・パリ1900年初頭から中期〕時代の 殊に印象に残る画家の一人、それがモジリアニですね。 作品に描かれた長い顔と無機質な表情の人物たち。 画家の多くを知らない人々でも、モジリアニ、 ピカソ、シャガール、マリーローランサン、ゴッホ等の作品は、 殆ど誰でも見分けられ知っています。 イタリア系ユダヤ人として生を受け、青春と人生の 悲哀と辛酸を舐め、成功を目前に、その成功の甘味を 口に含むや、若くして、結核に倒れ、去った画家モジリアニ。 そして、多くの恋の後、モジリアニよりも14歳も若い 最後の恋人であり、妻である少女ジャンヌ。との愛と別れと死。 モジリアニの作品と共に、独学で16歳とは思えない素晴らしい デッサン力を持ったジャンヌの素描と油絵。 神秘的な彼女は、モジリアニの死後、後を追って 投身自殺を図り、その才能と美貌、そして二人の歴史に 終止符を打ったのでした。 素敵な展覧会ですので、ご覧あれ! 見ごたえあります。 ■会期2007年4月7日〜6月3日〔BUNKAMURAミュージアム〕 ■リキエル・オムのショーが5月9日にありますけれど、外国人男性モデルの中で、たった一人日本人男性モデルが出ます。 J.P.Iのトモシ君です。 これから沢山のJ.P.Iの仲間たちが、素晴らしいモデルとしての仕事を展開していく予感で 一杯です。 ■顔立ちと顔付き■ モデルさんは、スタイルが良い。お洒落である。 そして顔立ちが綺麗! 本当にそう思います。 それに加えて、身贔屓かも知れませんが、 J.P.Iのモデルさんは、顔付きが良いと思います。 そして、この「顔付き」と言うのは、時として、 「顔立ち」を上回る力と魅力をそのモデルさんに与えます。 仕事においてもプライベートでも、その美しい目鼻立ち「顔立ち」の 相好を崩すのではないか?と心配を他所に、 ほっと!する美しい微笑みを投げかけてくれる人がいます。 そんな時、綺麗な顔立ちからは読み取れない、 魂の清真さが伝わってくるのです。 モデルは喋らない職業であるだけに、 その表情には、心の内面の殆どが知らぬ内に 表出しています。怖いですね。 他人に対するデリカシーの有るか否かの如何が、 顔付きを決定付けます。 人は思っている事が全て表れ、すべて実現します。 他人の前で、明るく元気に感じ良くしているのは、 最低限の他人と付き合う時の配慮であり、 心の内をあからさまに他人に見せてしまうのは、 他人に対する自己のテリトリー越境ですから、 控えるべきです。 自分がされたくない事は他人にしないこと! 美しい顔立ちや顔の筋肉を作る上で大切な心の筋力です。 良い事を考え、前向きに、勇気をいつも抱いて生きていると、 必ず良い事が起きます。 必ず幸せと成功がやってきます。 それも何故か、ちょっと形を変えてやって来ます! 素敵な「顔付き」を作り上げることは、 人としてもモデルとしても、とても付加価値性の高い, 意義深いことなのです。 INFOMATION ■コレクション・スケジュール■ パリコレクションは、3月4日から、 東京コレクションは3月12日〜16日です。 (OPINION)マドリッドコレクションでは、今年、痩せすぎのモデルは、 締め出し!なんて記事を読みましたが、 それが本当で、パリコレや東京コレクションに影響があったりしたら、 ちょっと面白いことになりそうですね。 肥満に近いグラマラスな人が、ランウェイの舞台を蹴破る勢いで 出てきたら迫力ですね。そんな事があっても良いですね! でも、始まったミラノコレクションでは、やはり、 殆どのモデルがほっそりだそうです。 ■12月■ 12月の季語は『師走』。 何故に”先生が走る”」と書くの? と子供の頃に、担任の先生に聞くと、 ”先生も走り回る程に忙しいからだよ”と その後幾たびか、同じ回答を耳にして、 学校に行って先生達を良く見てみると、 論より証拠で、本当に忙しそうに立ち 働き、東奔西走する姿に出くわした ものです。行事としては、誰もが 好きなクリスマスやら、年末 の様々な催事があり ますね! そして、人間と言うものは素晴らしいものだと思い、愛しく思うのは、 何があっても、年の変わり目や、その他何かに きっかけを求めて、新たに出直すべく、心を奮い立てて、 健気に生きていくこと。 この世の中に生を受けて、 一見羨ましい様な成功と生活を手にしていると思われる人々。 しかし、良く見てみると、皆それぞれに『物・心』何れかに問題を 抱えていて、誰一人、無条件に羨むほどの人生は 送っていないと感じます。 何よりも生きている事に感謝!人や物に感謝の気持ちを 持って、明るく生きていくことの大切さ。 ジタバタしても絵に描いたような幸せや成功は、 思ったとおりにはやって来ないものだと思います。 ものの考え方一つで、明日からでも幸せになることは可能です。 全ては、人の心が勝手に舵を取って、人生の現状をつくるもの。 人生観の持ち方で、大方決まるものではないかと思います。 ■師走の中で■ さて、このところ、折あればファッション雑誌とコマーシャルの コンタクトに余念のないオフィスの繁忙ですが、 一つ傾向を書くと、コマーシャルは、ともかく 雑誌は、男性においては、殆ど外人とハーフのモデルに 占められて、日本人や純粋東洋人はなかなか苦戦。 外人はファッションの絵になりやすく、 ハーフは、日本と言う土壌で、近親感が持てて、それでいて、 外国人のテイストも捕まえられ、使いがってが良い分けです。 女性モデルは、ハイファッションな雑誌や上品な雑誌を除くと、 エロティックで野性的、強いタイプの、こう言ってはいけませんが、 少々ケバイタイプの女性像の雑誌が、増えています。 それぞれのモデルさんがそれぞれのテイストで、 仕事をすれば良さそうなものですが、 時代と流行jを無視できない仕事であるだけに、 時流にパッと乗ってしまうことも大切ですね。 楽しめば良いのですね。ひるまずに、この際いっその事、 積極的に、、。 ■9月■ 9月の季語は長月。 「夜長月」が元であるらしく、読んで字の如く、夜が長くなるのです。 夏が行き、冬の来る前の収穫の時、それが9月、続いて10月。 誕生星座は、乙女座と天秤座が制し、行事としては、 「敬老の日」、「十五夜の月見」、花では彼岸花が象徴的です。 敬老の日は、お年寄りがいる家庭では、 ご馳走等をつくり、感謝を込めて、贈り物等をします。 年を取ると言う事の残酷さばかりが、取り上げられる昨今ですが、 年長者を敬い大切にすると必ず、大きな福徳が 返ってくるものです。 人生の先輩として、その歩んだ足跡に敬意を込める心がけは、 人間を愛情深く、かつ憤り難い理性的な性格にすると思います。 また、十五夜は8月の中秋の名月が良く知られますが、 9月のそれは、晩秋の名月と呼ばれます。 そして、その頃、本来は雑草なのですが、 赤い火花が散っているかのように見える 彼岸花が咲きます。 仏花と言う雰囲気が漂うその姿は凛として名前の通り、彼岸花に 相応しいものの、球根には毒性がある花です。 ■合宿の準備もスタートしました。■ 今回も場所は例年と同じ信州で、 平成18年7月31日〜8月5日までです。 昨年、茅野市民会館のオープニング・イベントという事で、 「PASSION}と言う舞台を合宿最後の 打上にやりましたが、とても好評であったと 茅野市から連絡がありました。 そして、今回の合宿も同じ茅野市民会館で、 舞台をやってくれないかと、 茅野市長からリクエストがあり 8月4日合宿最終前日に茅野市民会館大ホールで 舞台をやらせてもらう事に決定致しました。 タイトルは、 Something Great(目には見えない偉大な力) そして、サブタイトルは〔仮面の女神〕です。 何ゆえに〔仮面の女神〕かと言うと、 合宿先の近くに尖石と言う名の遺跡があり、数年前、およそ 4,000年前に遡る縄文時代に作られた ”土偶”が発見されました。 そして、その土偶は、女性で、何故か三角形の仮面を 付けていたのです。 そして、一方人間のDNAには、いくら化学的に解明しようとしても、 解き明かせない、何か目には見えない偉大な力、 神と言っても良い様なものが感じられてならないと 今、もっともノーベル賞の射程距離におられる 村上和雄氏が講演の度に話し、 著書でも幾たびも書いておられる事に、 テーマを求めました。 今回の合宿、方々から、素晴らしいものに して頂ける様な協力体制が、どんどん組まれて 行っています。 昨年のPASSIONから始まった目に見えない大きな賜物は、 今年のSOMETHING GREATで、本当に素晴らしい形と なって行く、不思議さを感じて止まないのです。 ■ナルニア国物語■ ナルニア国物語見てきました。 昔から良くあった鏡の向こうに別の世界があって、そこで いろいろな経験をして、再び、現実の世界に返ってくると言う 馴染みのモチーフ。 しかし、時代とはあり難いもの。 昔からあるモチーフでありながら、 似て非なり。 実物としか思えないライオンや半人半馬、チータや鷲等の 動物や人間が、CGのなせる技と、簡単に言えないほどリアル。 そして、本当に子供から大人まで説得しえる内容をもっています。 特に出色の出来栄えとは言えない映画なのかも知れませんが、 ロード・オブ・リングやハリーポッターと同じ様に、 とても快い、夢のありかを発見できる映画でした。 とりあえず、下らない映画を見るならば、 ずっと価値を感じる映画なので、、、。 ご報告まで。(2006/4/28) ■トリノ・オリンピック■ 2月11日トリノ・オリンピックが開幕しました。 素晴らしいパフォーマンスと、パブロッティノの 「ネッスン・ドルマ(誰も寝てはならない」で、感動の 幕開けです。 文化と芸術とスポーツが見事に調和し、 さすが、ローマン帝国のイタリアならではの素晴らしさ。 日本は、職業による人種分けの意識が強いせいか、 スポーツと美意識がなかなか同居し難いけれども、 本当は、美意識の点で同居して当たり前のことです。 これから2週間、世界のウィンタースポーツの選手達が、 極限の技を競うわけで、楽しみです。 いつもオリンピックは、感動と興奮、勇気の大切さを 味あわせてくれます。2006/FEB/12) ■2006-7年秋冬パリ・ミラノコレクション■ ミラノコレクションは2月20日前後から、パリコレクションは、 2月末からスタートします。 J.P.Iのモデルさんも現在3名行っています。 コレクションのモデルとして仕事をしていたら、 やはりパリ・ミラノ・NYコレクションは、 誰でも行きたいもの。 モデルの仕事は、人生の縮図そのもの。 素晴らしい足跡を残すには勇気と開拓精神が大切です。 頑張って欲しいですね。 ■モデルの仕事、一生懸命取り組みましょう■ どんな仕事でもそうですが、 好機をとらえ、対処できる自分にスタンバイしておく事が 大切です。 殊にこの仕事は、立ち止まってはならない、 前に前に何時も進んでいなければならない 「ファッション/流行」と言う運命を背負っていますので、 歩き続け、走り続けなければなりません。 でも、それが真に生きるという事であり、 二度と返って来ない「今」を大切にする一助と なっている訳ですから、 何でも一生懸命やり続けましょうというのが大切です。 (2005/DEC/3) ●オフィスは赤くなりました。 J.P.Iのオフィスのインテリアが全て「赤」と「黒」になりました。 ブルースウェーバーの写真展を見て、本当は全て「グリーン」にする はずでした。 でも、赤くなりました。 風水で「赤」は芸術・文化の色。 東京コレクションのキャスティングやら ファッションに関わる全ての創造に、より縁を持つように 「赤」になりました。 「黒」は、その事を定着し、守る力があると言うことで、 赤と黒となった次第。 モデルの皆さん、寛ぎにお越し下さい。 赤は落ち着かないと思ったら、コレが以外にも とても落ち着くのです。 (2005/DEC/1) ■中原淳一美術館■ 山梨県河口湖にある「中原淳一美術館」に行ってきました。 今年の11月一杯で閉館との事で、 無理を割いていきましたが、 やはり素晴らしいものでした。 日本のジャン・コクトーの名に恥じない、 世界に誇れるファッションイラストレーターであり、 デザイナーであり、エディターであり、 とにかく美しいもの全てにその才能を 発揮した人です。 一見、処女趣味かの取られがちですが、 やはり、他には類を見ない彼だけの 物をもっています。 帰りがけに、閉館にあたり、作品以外の殆どのものを 処分してまうとの事で、布地を沢山頂いてきました。 これらの布地が、何かきっとクリエーションに 役立ってくれそうな、中原淳一さんの魂が、 何かを我々にプレゼントしてくれた様な 気がして、心強く思ったりして、 不思議な想念にかられて、返って来ました。 皆さんも残り少ない日程ですが、時間が取れたら お出かけになると良いと思います。(2005/OCT/2) ■ファッションショーの示唆するもの■ 先日大きなクチュール的なコレクションが立て続けに2本あり、 沢山のJ.P.Iのモデルさんが出演しましたが、 ベテランのモデルと新しいモデル達が、 それぞれに火花を散らして、興味深く見ました。 同じステージに同じ様に出てくるモデル達。 でも、自信と気迫と余裕があるモデルは、 やはり目が奪われます。 ステージの上で、瞬間的に即興的に生まれてくる ドラマは、そんなモデル達が火付け役です。 洋服を表現するには、様々な方法があります。 実際的に形や柄を観客が分かりやすく着目するように 示唆する見せ方。また、全体的な雰囲気と感情移入で 一見服を忘れたように何気なく歩きながら、 その実、魂が服に向かっていて、 服の持っている世界を見せるやり方。 方法はモデルによって様々ですが、 良いモデルは、服を着ている自分自身に対する 意識が深く、平凡で無い、型にはまった見せ方をしていないと言う事。 やはり、本格的にこの仕事に対峙しているモデルは、 見えない精神的・感覚的努力と常に創意工夫を 怠っていないと感じさせられます。 2005/octobe/25 ■改めてモデルってどうあらなければならないか?!■ モデルの仕事は、素材が良ければ、アマチュアでも出来ます。 顔が綺麗か、または個性があって、 バランスが良ければ、 さらに足でも長かったら、 服を着るモデルとしての似合う用件は揃います。 殊に写真の仕事中心のモデルさんは、それで 暫く通用するので、中には、 それで良いと努力をしない人もいます。 また、ヘアの仕事は一般的に 髪質や長さ、雰囲気などが合えば、 プロのモデルでなくても出来るものが 沢山あります。例えヘアカットの仕事が決まっても、 そこで良い気になってはいけない”モデルの意識の落とし穴” があると思って、この仕事を甘く考えない事です。 また、ファッション・ショーの仕事でも、モデルの素材だけで たとえモデル・ウォーキングが出来なくても、 品性に欠けていても。 旬であれば良いと、モデルを使う所がブランドによっては、 見られる為、あまり努力を必要では無いと 思っていいる人がいます。 殆ど仕事の獲得は、”運”、”不運” と考えている人々です。 でも、これは、本当は間違っているのです。 モデルの仕事は、与えられるものでは無く、 実力で獲得するものです。感覚のキャリアを 重ねて、美意識に至る事が絶対不可欠の仕事です。 その為に、モデルは細心の自己に対するチェックと研鑽、 お洒落に対するあらゆる事に敏感でなくてはなりません。 そして、仕事となれば、 相手がどの様な物、どの様な世界を作りたいのかを 察知するアンテナを持たなければなりません。 ”ぼんやり”はしていられないのです。 やはり、モデルは、カッコ良くなければモデルじゃないし、 デザイナーやショーのディレクター(演出家)、ヘアメイク・アーティスト、 等、ショーに中心をなす人々、 そして、フィッターや音響・照明の人々達まで、 圧倒し、素敵だ!綺麗だ!カッコ良い! と言われなければ、モデルとしては、 感覚や考えが甘いというのが、本当です。 素敵でも、カッコ良くも感じないモデルに ヘアメイクをしたり、洋服を着せたり、 誰が好んでしたがるでしょう。 それが掴めていなければ、 この仕事を甘く見ている事になります。 それは、”グータラ(怠けもの)”と言うものです。 あるいは、モデルの仕事を趣味の範疇から越えていない人です。 オーディションの時、 仕事が決まって衣装合わせの時、 モデルは、スタッフ全員に、 そのモデルに仕事を発注する、あるいは仕事を発注した事に、 喜びを与えなければ、いけないのです。 彼らの創作の不安を取り除き、絶賛と満足を 与えるモデルが、凄いモデルなのです。 新人・ベテランに限らず、これは心しておかなければならない モデルの要件です。 また、外見や着こなしが良くても、 性格が良くないと、一緒に仕事をする人々は、 不快な仕事を買って出る訳で、 こんな悲劇はありません。 一緒に気持ち良く仕事が出来る事、楽しみ、 感動を分かち合える人である事が重要です。 ましてや、反発的であったり、気分屋で他人に対する デリカシーに掛けたモデルは大成しません。 それらが分かって、モデルの仕事を愛し、 邁進したら、自ずと満足行く以上の仕事と 将来が開けてくるものです。 (2005/sept/25) ■成功と言う名の電車■ テネシー・ウィリアムズの名作に「欲望と言う名の電車」と言う 作品があります。数十年前に名監督エリアカザンが、 美しく、ちょっと悪そうでセクシーなマーロン・ブランドと 誰よりも美しかったビビアン・リーが老醜を漂わせ始めた初老の 女性で登場し、素晴らしい演技を見せました。 その後、舞台等で幾たびも再演され、今日も、 忘れた頃に上演される作品です。 「欲望という名の電車」の場合は、テーマが多少異なりますが、 モデルやアーティスト、デザイナー等クリエーター達、 平板でない人生を開拓しようとする人々にとって、 「成功という名の電車」に乗り込む事は、最大目的となる場合が、 多いでしょう。 成功にも、様々な形がありますが、 それは、現状よりも少しでも良い状態から始まり、 目的観が大きければ、大きい程、大きく高い照準となり、 それらは個々の人々(モデル)が。抱えている、全て自己実現の為の ものとなります。 一流の成功を勝ち取り、その電車に乗るには、 やはり、それに見合う努力や洗練・忍耐を必要とします。 大きな成功には、それだけの代償として、人知れぬ頑張りが、 必要とされます。 やはり、立ち上がりは、自己実現の為ですから、 かなりエゴイスティックな心理に裏打ちされたものとなりますが、 何時までも、その状態だけで終始すると、モデルとして成功しても、 「成功という名の電車」は、やがてダイアも乱れ始め、 安全点検も不確かで、行先も分からない 「暴走という名の電車」、あるいは「乗客のいない電車」と なって行きます。 ”継続は力なり”と言います。 モデルとして確かな成功を一歩一歩築き、獲得し、 自己の夢や、自己の本質から生まれ出る自己実現の為に 邁進いたしましょう。 他ならぬ、自分の為ですし、 何よりも、人生に”失敗”など無いのです。 失敗する事を恐れて、中途半端でな堂々巡りを繰り返していると、 その恐れが、肝心なときに自己の成功への道を障害する 自己暗示になります。 そして、モデルとして、人として、やはり心において欲しい事は、 ただ偏狭な自己の成功への「欲望という名の電車」ではなく、 仕事を通して、他者の役に立っていこうと思う事です。 そんな考え方で、どっしり構え、成功への道を 厭きることなく続けていけば、 人生に後悔も失敗も無く、ただ満ち足りた充足感と 確かなキャリアが付いてきます。 2005/1/September ■暑い!熱い!篤い日々です■ 夏の日差しが肌に熱い日々。 植物も夏ならではの、極彩色や端麗な白など、 夏はやはり素晴らしく良いものです。 焼け付くような日差しに「水を差す」様に雨が降ると、 花や木々たちは、この際にとばかり、水分を吸収して、 さらに生き生きと枝葉や花に輝きを加えます。 夏休みや、バカンスや、避暑等、 兎角、夏は、目的・努力の中断の様に表現される事が 多いですが、実は、秋の収穫の前の もっとも血気盛んな時であるのです。 何か”事が起きる前”、あるいは”事を起こそうとする時”は、 不思議な事に、必ず、何かそれを阻むかの様に思わせる 事が起きるものです。 それは、自分自身のタフさを「試されている」事です。 タフで無くてはいけません。元気でなくてはいけません。 素直で明るく美しい花の様に、そして少しだけ傲慢でも 水を補給されないと萎れてしまう花の様に 今、瑞々しい自分に輝きを与え、 秋のシーズンに向けて、仕上げておく事が大切です。 2005/31/August ●合宿に関して 恒例のJ.P.Iの夏合宿も近づいてまいりました。 今年も昨年と同じ場所で蓼科ですが、最後の打上の ファッションショウは、場所が変わって、 新設の市民会館の大ホールです。 オペラも出来るような、天井の高い、照明・音響 その他、素晴らしい機材を持った劇場です。 今年の合宿のテーマは〔PASSION〕。 パッションとは、ご存知の様に情熱・熱情です。 何事をするにしても、 目に見えない何かを動かし、それを完遂し、 そして成功させるには、勇気とパッションが 必要です。 モデルとして、一際な歴史を作る為に、 心にしぶとい(言葉が悪いですが)PASSIONを 持ち続けたいものです。 話が飛躍しましたが、 そのコンセプトに相応しく、今までとは異なるダイナミックな 合宿、そして舞台にしようと思っています。 また、舞台は、OPERA DE LA MODE. 謂わば、ファッション・オペラ。 皆で素晴らしい経験を分け合いましょう。 そして、心の中に確かなキャリアと成長・自信を培い、 素敵で可能性のある、ビッグスケールのモデルに なりましょう。 そして、合宿を応援してくれている人々に 素晴らしい感謝と感動で、お返ししましょう! ■勉強させられた事■ 六本木ヒルズ52fで行われている 下記の提案にもありますが、ジョルジョ・アルマーニ展に行ってきました。 400数十点の昼から夜までの服が、 薄い闇の中や突然、開かれた明るさの中にに展示され、 美しく、素晴らしい展覧会です。 一人の作家の美意識の探求は、圧倒されるものがあり、 52階というビルの高さによる「揺れ」かと思わされるほどに、 目がくらみ、感覚の揺れを覚えます。 それぞれの服を見て、改めて、 これを纏う人は、いい加減な感性や神経ではいけないと 思わされます。美しさに知性と人格が裏づけされているのです。 多くの皆さんの先輩のモデル達が、アルマーニのショウを ミラノでやりましたけれど、改めて彼らが、 ヨージ・ヤマモトやコムデ・ギャルソン、一生、その他 アバンギャルドなショウをやりながらも、 尚且つバレンティノやジャンフランコ・フェレ、サンローラン等の 素晴らしく豪奢なショウもやっていた事を思い起こすと、 やはり、モデルは、心の中が純粋で、美しいものに憧れと、 さまざま感覚を理解できる「引き出し」が必要で、 そしてその根底には、 豪華な気持を持っていないといけないと再確認したものです。 日本はストリートが主流の時代とは言え、やはり、 パリやミラノのファッションは、その3分の2が、 やはり、大人が着れる服です。 ただ購買者の低年齢化により、表面、 若い人のみが主流の様に見え、エレガント等、 関係ないかの様に見えるだけです。 モデルの皆さん、例え、日常の多くの場面がジーンズであっても、 豪華なものが似合う感覚だけは忘れないように して下さいね、と改めて豪華なモデルの 沢山の出現を期待するのです。 ■最近のニュースから■ 最近、韓国・中国の人々による反日行動が、 テレビのニュースや新聞紙面を賑わしています。 国連のアナン事務総長による、日本の 国連常任理事国入り提案に端を発し、小泉首相の靖国神社参拝、 領土問題、戦中戦後の歴史責任等、 インターネットを介しての 反日の火の手は、主に中韓両国の若者によって加速しています。 日本人として、隣国アジアの人々に憎悪を持って、 対されるのは悲しいことです。 さらに、それを追う様に北朝鮮による「核配備」の情報等、 今後の展開を危惧する事象が一杯にあります。 今の所、日本の若者にこの事にたいする政治的リアクションは 見られませんが、これを切っ掛けに、 韓国・中国その他の国においても、また日本においても、 何物か、大きな力に人々が動かされて、 右化していく流れとなって行かないことを 願って止みません。 そして、諸外国、殊に隣国アジアと良きリレーションシップを 創り上げる事が早急に望まれる現在なのだと思います。 過去に日本人が、アジアの罪無き人々を 戦禍に合わせ蹂躙した事実への 物心における誠意の確かな提示への不足。 日本から他国への経済援助は、それなりになされているようですが、 何時の場合も、相手には相手の、こちらにはこちらの 都合と真実があるのが人間であり、 その人間の集まりである国家には、 国家としての都合と真実があるという事が、 真理ではあるものの、暴走する愛国無罪思想と 各々の一辺倒の自国利益・自国主義、 その事に対する反発による再び愛国主義と自国主義の連鎖が 広がり、憎悪と右化が蔓延しない事を願うばかり。 (2005/5/15) ■笑い■ 先日、ある本を読んでいましたら、 人間は、健康の如何に関わらず、 一日に三千個の「癌細胞」が出来ているそうです。 それを止める薬は、現在の所無いわけですが、 臨床例を見ると、 生活のなかで良く「笑う」人は、癌細胞が確実に 減少して行き、難しい顔や、思い、 後ろ向きや愚痴、悲しい考えの中に身をおく人々は、 確実に癌細胞が増殖していくそうです。 薬や医学では図れない人間の心のあり方の大切さを 改めて感じさせられます。 病気ばかりでは無く、 人生も,考え方や気持を明るくしていく事、 希望や夢を失わない事が、健康に生きる上で 何よりも大切なんですね。 自分で選択したモデルの仕事、 いつも微笑みや「笑いと言うよりも笑顔」を持って、参りましょう。 もっとも「笑い」の中には、 気をつけないと、他人を傷つける様な場合もありますから、 人を揶揄したりすることが無い様に 健康で、他人に対して思いやリを持ったものでなくては、 いけません。 ■ボディ■ モデルになったら、ボディラインを磨くのは当然ですが、ここ暫く、そんなことも忘れ、女性はスリムになれば良いし、男性モデルは、特にマッチョが望まれる日本では無いので、ヘアスタイルやお洒落に気を使っていれば良い、そんな風に思っていました。 でも、改めて、モデルのTOMOSHI君が、体を造ったのを見て、驚いたのです。ヒップが黒人の様にあがり、バレーダンサーの様。完璧なボディラインは、やはり圧倒されるものがあります。 ■肌■ モデルの清水君が、ローションをくれました。それは、長野県の野沢温泉に売っている温泉水なのですが、頂いたので、眠る前に顔に吹きかけていました。するとどうでしょう! 暫くすると、顔が突っ張るような感じになり、翌朝は、しっとりし、だんだん肌の肌理が細かくなってきました。 頂いていながら何ですが、500円以内の価格で、全くの温泉水で、勿論無添加。 それが、驚くほど効くのです。製品名は、温泉の名前を冠した「熊の手洗い湯」。 東京では買えませんが、信州にお出かけの際は、買って試してみてください。 ■ナイスモデルを育てる専門家からのアドバイス■ 魅力的で、服が似合い、かっこよいモデルになる為には、 何が必要か? それはとても簡単なこと! 心がけることは、 ”ナチュラルで、粋で色っぽい”事。 外国人のモデルや映画スター、そして日本人の カッコよいといわれる男女は、みんな、 ナチュラルは、時と場合があるけれど、 ”粋で色っぽい”のです。 ”粋で色っぽい”と服が似合います。 服や環境が発散するものに負けず、 自分のテイストが良い形で加味されますし、 存在感と個性になります。 そして、芸能人や少々暑苦しく思える”セレブ”と言う人々と セクシーさの点において、違い・格差が付く為に ”ナチュラル”さが大切。 また。あえて、もう一つ加えるとしたら、 両性とも”少年・少女っぽさ”が あれば、大方のファッションや、コマーシャルの スポンサーからのニーズに応えられます。 モデルとして、いつもこの事を大切にしていれば、 確実に良い仕事に出遭えます!!! この内、どれかが足りなければ、 早急に身に付けましょう。 今そこに、カッコいい貴方が待っているのです☆☆☆ ■今日は!2005年!■ 新年明けましておめでとうございます! 皆さんにとって2005年が素晴らしい年になりますように、 心から願います。 これからの一年、どの様な素晴らしいことが起こり、 また、起こすのか、何事も人の想念は、 夢を現実化する力がありますので、 デッカイ夢と計画を心に描きたいですね。 その思いがより具体的であればある程、 今年の年末には、その奇跡を実感できる事でしょう。 ご自分の考えている事をダイアリーでも、ノートでも良いですから、 箇条書きしてみたら良いと思います。 思ったことは、思っただけではなく、紙に記すと 心に深く刻まれ、願いは具体的になるものです。 ■さよなら2004年!今日は!2005年!■ 2004年も終焉も秒読みになって来ました。 アテネオリンピックや等、素晴らしい事があった一方、 様々な天災・人災等、辛いこともあった一年でした。 モデルの皆様、クライアントの皆様もそれぞれに、 将来の大きな躍進を迎える上で、意義深い 一年であったのではないかと拝察いたします。 J.P.Iのオフィスには、毎年この時期になると、 新潟県出身の友人から神棚用の 「ごぼう締め」が届きます。 今年の地震で、製作業者の方々も大変な思いを されたようですが、例年と変わらず、 丁寧にかつ力強くなわれた注連縄が、 青い、豊穣な香りを込めて、届きました。 何があっても、めんめんと人々は、 それぞれの人生を建て直し、さらに良かれとの思いを 込めて生きていくことになります。 J.P.Iモデルの皆様一人一人、 そして、クライアントの方々お一人お一人の 2005年が素晴らしい年になります様に、 心からお祈り申し上げます。 本年は、いろいろとお世話になり、 誠に有難う御座いました。 来年もJ.P.I一同、さらに頑張る所存でおりますので、 2005年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 ■文学の薦め■ モデルさんは、待っていて、突然動く瞬間芸術の仕事。 アルバイト等の時間を別にすれば、自由でいる時間、 考える時間は沢山あります。 それだけに、可笑しなことを考え始めると それに囚われて、堂々巡りし易くもあります。 本を読みましょう。 それも読みやすい、取り付きやすいものばかりじゃなく、 純文学。 感覚的な仕事をする人々は、兎角感覚的なもの、 美意識に溢れたものなど、視覚的感動には飢えて、求めても、 ものごとを大局的に眺め考えることを怠りやすかったりるのでは、 ないかと思います。 右脳と左脳をバランス良く活性化すると 潜在意識を掘り起こし、人生の可能性が増大します。 すなわち感情から頭脳に向かわせる回路と同時に 逆に頭脳から感情を刺激する回路も大切。 ”芸は身を助く”と言う言葉がありますが、 文学を読み親しむと言う事は、 教養が人生を助けてくれると言う事が有るんだと言う事に つながります。 数十年前、寺山修二作の「書を捨てよ、街に出よう」 と言う本が売れ、角川書店だったと思いますが、 アカデミー賞衣装部門で賞を獲得した石岡瑛子さんの 当時恋人だった人をモデルとして使った 大きなポスターが街を飾りました。 それが起因となった訳では無いでしょうが、 本を読むと言う行為が、意に反して若者から離れていきました。 今、また本が売れる時代です。 あらゆる教養向上行為の中で、もっとも手に入りやすい読書行為。 人として一生教養を高めていきたいものです。 職場において、心染まぬ上司に従わなければならない 訳では無い。良くも悪くも自分で選択し、自分で 自由に生きていくことが多いだけに、 書を通して、他者の人生や考え方に 触れる事は、社会を、人生を理解する上で大きな収穫となります。 それはモデルと言う表現者に取って、大きな財産になる筈です。 あらゆる種類の本の中の乱読の中に純文学を 入れる事がとても大切、と思います。 お風呂の中で、眠るベッドの中で、貴方の知らない、あるいは 忘れた新しい観念が、貴方を一段高い意識の中に 引きずり込みます。 そして、人々は何時の時代も、同じような事で悩み 苦しみ、喜び、幸せを求めて生きた事を感じ、 人間という、この煩悶を抱えた愛しい人々を 愛さずにはいられなくなります。 誰も彼も愛しいのです。 ■師走になって、 新潟の被災地の人々は、これからますます苦しい 状況になっていくことを思うと、 何があっても東京で大きな不幸も無く過ごしている 我々は、幸せ者です。 ”上を見れば切りが無い!下を見ても切りが無い”と 言いますけれど、今自分が置かれている中にある幸せを 心に置き、こつこつと,できる限りの努力をもって モデルとして、人間としての人生を元気に生きましょう。 夢があること、希望があることは、 何事にも代えがたいものです。 それは失ってみて初めて分かるもの。 最近、テレビ等で、やたらとセレブや大金持ちの 取材をした番組が見られますけれど、 財力だけが人の幸せでは無いと強く思います。 虚栄を携えての他者との付き合いや、 意味も何も無い、泥棒にしか重要視されない浪費なんて 空しい限りです。 でも、モデルの生活を通して、考えを洗練し、 もっとも大切なものが何であるかを確認したら、 確かな成功に向けて、喜びを持って 大きな夢に向かって進みましょう。 富は後から付いてくるものです。 成功する事、人が出来て、貴方に出来ない事は無いのです。 (2004/dec/6) ■曼荼羅華の花 今、オフィスの庭には、曼荼羅華の花が満開です。 (別名で、エンゼルトランペットとか朝鮮朝顔とも言われます) 大正ロマンの電気の傘を思わせるその形状は、 儚く美しく、源氏物語の「夕顔」を思わせますが、 その実、毒性が強く、外科手術には欠かせない 麻酔薬の効用があります。 その切ない美しさと芳香に似合わず、同じ源氏への愛に 囚われた恐ろしく哀しい六条御息所の恐さがあります。 この花から抽出した成分で日本人の華岡青洲が 世界で始めて外科手術用の麻酔薬を作りました。 でも、仏教では、仏が下りて来る時に咲く、 高貴な花であると言われています。 また。外国名のエンゼルトランペットと言うのも 天使が出現するときに吹かれるトランペットという事で 不思議な附合をみせています。 ”綺麗な薔薇には棘がある”と昔から言われますが、 モデルも美しさの中に少々、 毒性があると、迫力があったりします。 でも、それはあくまで、ステージやカメラの前での仕事上の事。 実生活と人柄は、天使のトランペットの様にハッピーで、明るく、 そして、仏の降臨の様に神々しく神秘的でありたいものです。 この花が終わると、師走になります。 (2004/DEC/2) ■秋を惜しむパリの初冬 皆様、如何お過ごしでしょうか? 冬の足音が近づいてきていますね。 きっとパリでは、今頃、行き交う人々が 焼き栗屋さんの周りに群がったり、 オランジュ・キュラソーのかかったクレープを頬ばったり、 道行く人の波を眺めながら、襟を立てたコートや革ジャンの男女が 温かいカフェやショコラ、そして、キール等を飲みながら、 恋やファッションや文学・芸術を語り合っているんじゃないでしょうか。 多くの老舗のカフェも、最近アメリカ文化が入ってきて、 スターバックス等が台頭しているとか。 やはり、パリやミラノのカフェは、語る場所であって、 飲んだら直ぐ立ち去る場所では、淋しい限りですね。 (2004/11/17) ■米国の大統領選■ やっぱりと言うか、結局と言うか、ブッシュでしたね。 二者択一ですから、ブッシュでなければケリー。 その選択肢しかないので、果たして、本当の民主主義と 言えるかどうか分かりませんが、これで、ブッシュのして来たことが 支持されていると言う事になってしまいました。 大統領の勝利宣言に早速、 意を強くした小泉首相の談話が紙面を賑わしますね。 ■■ また、今年は異常に台風始め自然災害が多いですね。 台風23号の災害も復旧ままならぬ中、 新潟の地震。 寒さに向かう中で、被災者の人々の苦労、 同情するばかりです。 また、10月27日、土砂崩れで、車中で4日間も救援を待ち、 やっと2歳の優太君と言う坊やが奇跡的に救出されたものの、 残りの母子2名は亡くなり、第二、第三の奇跡は起きず、 胸が痛みます。 大きな運と運命を背負った子であると思います。 また、 救助にあたった消防隊員やレスキューの方々の仕事の価値 と偉大さを改めて、再認識し、感動します。 人生には、人災、天災、様々なことを 誰しも通らなければならない訳ですが、 被災者の方々で、若い人は兎も角、お年を召した方達は、 本当に可哀想です。行政の手厚い早急な対応が望まれます。 義捐金の呼びかけの一つが、 掲示板「いつも心に太陽を!」に投稿されています。 カンパの協力をなさりたい方は、ご参考になさって下さい。 当たるも八卦、当たらぬも八卦の気学で行けば、 人心も自然現象も荒廃すると言われる、 清濁併せ持った「五黄土星」の年を絵に描いたような年も、 早3分の2が過ぎつつあります。 (2004/NOV8) コレクションは春夏ですが、秋を迎えてのファッションは、 服としてもボリュームがあるだけに、コーディネートの妙味もあり、 お洒落のし甲斐もありますね。 見せる仕事のモデルとしては、オーディションに向かうにしても 本領発揮出来る素敵な季節と言えますね。 まもなくコレクション・シーズン。 コレクションは春夏ですが、秋を迎えてのファッションは、 服としてもボリュームがあるだけに、コーディネートの妙味もあり、 お洒落のし甲斐もありますね。、 見せる仕事のモデルとしては、オーディションに向かうにしても 本領発揮出来る素敵な季節と言えますね。 ■モデルにとって不可欠の二つの素材■ 優れたモデルに、絶対必要なもの、それは、二つの素材。 一つは、容姿など、生まれ持った個人としての素材。 一般的にモデルとして素材が良いとか、 難点がある、とかいう素質的なもの。 努力で、相当、素材は高められます。 そしてもう一つの素材。 それは、 素材になれるモデルという事。 服や、コマーシャルのコンテ、雑誌のイメージ等、 仕事先の相手が望む創作性に対して、 それを表現しうる素材に、なり得ること。 ギャラをもらって、仕事をする以上、 プロとして、与えられた仕事のテーマなり、イメージに対して、 素材になれるモデルである事がとても大切ですし、 それを精一杯の自己の感覚と創意工夫で実現すべく、 努力するのが、そのモデルの価値です。 様々に変われたり、望まれている雰囲気を 的確に表現できる素直で気持ちの良いモデルは、 仕事の相手先にも大きな触発を与えます。 ( 2004/NOV/8) ■辛抱も成功する為の重要なファクター■ 自分の成功へ向かって努力をする人は、沢山いるけれど、 それを成功に導くには、もう一つ 辛抱と言うのが大事。 そして、その先に栄光が待っているのです。 人生に如何に気高い理想と夢を持っているか、 将来ある人たちには、その事がとても大切です。 それぞれのモデルさんの頑張りが、花開いて、 それぞれに評価され、より良い仕事が、さらに出来ますように、 J.P.Iも頑張りますね。 皆さんも、他にいないモデルに それぞれの人が成れる様に 粉骨砕身努力いたしましょう。 それぞればかり繰り返し過ぎですね! でも、モデルは、個性も展開も、それぞれなのです。 (2004/NOV/8) ■米国の大統領選どうなるかしら?■ 11月3日に迫った米国の大統領選挙の開票。 ブッシュとケリー、どちらに軍配が上がるのでしょう。 最近、多くのロックンローラーが、 反ブッシュを掲げ、ケリーを押しているようですけれど、 世論は様々に流れ、蓋を開けてみないと分かりません。 9.11の朝の理解不明のブッシュの行動や イラクの大量破壊兵器の根拠の曖昧さ。 戦争をした事の意味合いが薄弱となってきた昨今。 日本もアメリカ盲信・追従だけでは、 何時か大きなツケが来るんじゃないでしょうか? そんな中、沖縄の基地縮小と言う美談のもと、 神奈川県座間に米国の第一軍団が、 設置されると言う噂がもっぱらです。 また、悲しい日本人の拉致と殺戮。 各新聞の社説までが、日本の自衛隊派遣を 当然化した論調ですが、もう既成事実として、 定着している感じになっています。 (2004/NOV/1) ■いろんな人々が一生懸命生きている■ アテネオリンピックが終わって、久しいですが、 同じ都市で、第二のオリンピックと言われるパラリンピックがあります。 身体に障害を持った人々によるオリンピック、 そのパラリンピックも終わりました。 テレビなどの放映も第一のオリンピックに比べ、ずっと少なく、 また会場の観客も比べようも無く少ない。 しかしながら、ハンディを負いながらも 失意や光明の無い闇から夢と希望を建て直し、 スポーツに賭けていく姿に人間の偉大な尊厳を感じ、感動させられます。 いろいろな境遇を抱え、いろんな人々が生きている事、 その真摯な生きる姿勢に頭が下がります。 その事を思えば、健康な五体を持ち、若さと恵まれた容姿に支えられ、 町を、仕事場を闊歩できるモデルの人々は、 何も無くても本当に幸せな人々です。 あだやおろそかに、傲慢になったり、 自己の夢の実現が少々遅滞しても嘆いたりしないで、 大きな希望を胸に活き活きと、感動を抱きしめて、 感謝を忘れず、愛を持って生きて行きたいものです。 幸せは、当の本人が感じなければ、何処を探してもありはしない。 本人の心の持ちよう、心の中にこそ幸せは住んでいると思うのです。 そして何より、素晴らしい素敵なモデルになるべく、 出来うる限りの努力をすべきであると、思います。 パラリンピックの選手達を見て、こんな事に思いを馳せたのでした。 J.P.Iにも介護の仕事をししながらモデルの仕事をしている 男性がいます。 お世話してる人々にカッコ良い、 良い表情をしたモデルと言われるように 成りたいんですと言うか彼は、 何時もニコニコしています。 ■2004年J.P.I夏合宿■ 我々、J.P.Iとモデル達は、一週間の合宿生活を 信州の蓼科で送りました。 八ヶ岳の麓で鉄分の高い温泉がこんこんと湧く 処で、3度目を数える合宿先。 45名の新旧のモデルさんが、寝食を共にし、 兄弟姉妹の様に仲良く、練磨しあえた、 心良い合宿でした。 合宿最終日、参加モデルさん達による ファッションショーは、地元長野のテレビ局が3社入り、 突然の岩をも流さんばかりの雷雨にも関わらず、 素敵な仕上がりで、評判も上上でした。 それぞれのモデルさんが、一段も二段もステップアップして、 秋からのファッション・コマーシャル・シーズンに 大きな効果が望めますように祈ります。 志を高く、夢を大切に、大きく力強く成長されます様に! J.P.Iも皆さんの為に一層頑張ります。 来年の合宿は、ハワイを予定しています。(2004/aug) ■アテネオリンピック■ オリンピックって始まる前は、我々、ファッションの仕事をしている 人間にとっては、何となく関係ないや、と言う感じで、 そう心待ちにしていたりはしない人が大半と言う気がしますが、 こうして、終わってしまうと、 やはりアテネオリンピック、素晴らしかったですね。 ここ数回のオリンピック。スポーツと芸術の合流が 回を重ねる度に色濃くなってきましたが、今回のアテネは、 頂点に立った感じです。 確かなテーマとコンセプトに支えられた素晴らしい演出は、 書いたら枚挙に暇がありません。 ヨーロッパ勢やアフリカ、そしてアジアの幾つかの国は、 豊かで瑞々しい表情と服が似合う事でビックリしました。 もはや、ただスポーツ選手とは言えない魅力に溢れている 選手達を沢山見つけて、皆モデルになれそうな位。 殊に新体操は、スーパーモデルの総出演と言う体でした。 また一方、華やかな舞台の陰で、 不幸な国から来た選手団や、やっと数人オリンピックに 送り込める貧しい国の選手団の愛おしさ、いじらしさ。 生まれた国や環境で本当に人の幸せ・不幸は、 左右される事を実感します。 それでも、そんな苦しい国の出身でありながら、 メダルを獲得し、自分の国の存在をを世界に知らせ、 故郷に錦を飾る選手がいたり、 人間って素晴らしいものだと、感動します。 とにかくアテネオリンピックは、上品で、アーティスティックで、 国の威力を知らしめる嫌なところが無い、開会式同様、 素晴らしい閉会式を見せてくれた事、 同時代に生き、これから頑張る我々に 素敵な示唆と力を与えてくれたと思います。 また、次回の開催地、北京のエキジビションは、 早くも4年後に心を馳せる素晴らしいものでした。2004/sept) ■モデルさんと「頑張って」■ 何気なくモデルさんに「頑張って!」 と言う声を投げかけます。 オーディションや本番の時は当然ですけれど、 そうでない時も、仕事の打ち合わせや、 別れ際等に、そう言います。 モデルにとって”頑張る!”とは、 一体どう言うことを意味するのでのでしょう。 受験生やスポーツ選手になら、分かり易いですが、 モデルの場合は、エキササイズや美容、お洒落の研究、 ウォーキングやポージング、写真の充実等に励みましょう! と言う事かというと、それは勿論ですけれど、 真に美しくカッコ良くなる為に、 もっとメンタルな意味を含みます。 感情を安定させ、何時も元気で前向きに戦っていき、 その歩みを止めない事が、 何事に対しても、成功の秘訣ですから。 そして、自分を過小評価しないで、自信を持って! と言うエールを込め、 それらの事を全て含んで、今日もまた、 「頑張って!」と声をかけます。(2004/june) |
■春4月■ 日によっては、5月位の温度の日もあって、 萎縮していた体と心に清新な風が吹き込んでくる様です。 紅梅の美しさと純白のこぶしの花、 パンジーやアネモネの花が町を彩り、 桜も絢爛と咲きました。 今年の桜は、何だか例年以上に美しく、艶やかであった様に 思えるのは私見でしょうか? 「世の中に絶えて桜のなかりせば、 春の心はのぞけからまし」と在原業平が歌い、 春に桜が咲かなければ、散ることを案じたりせず、 もっと心穏やかに過ごせるものをと詠い、 業平への返歌として、詠み人知らずではありますが、 「散ればこそ いとど桜は めでたけれ 憂き世になにか 久しかるべき」 散るからこそ、桜は素晴らしいのです。 この世に永久に続くもの等ないのですから、と 詠われ、桜の花が日本人にとって、どれだけ、 大きな存在の花であるかが分かります。 日本人の美意識を育てる上で桜が果たしてきた存在は 大きなものでしたね。 また桜に寄せて、外国人から見た日本人の美しさは、 黒髪と切れ長の瞳と昔から言われてきました。 でも、今の日本人は、明るい髪色と ボリュームアップマスカラと付けまつげで作られた 大きな瞳となりました。 全て物事は変わっていくのですね。 嘆くのではなく、楽しみ、進化させることも 文化だと思います。 ☆☆ ここの処、 1960年〜80年頃のテイストを持つ女性像が受けています。 その頃のファッション、音楽、ヘアメイク、 退廃的な雰囲気がある時代性が、 普遍的なカッコ良さとして、 受け入れられているのだと思います。 1960年〜80年頃のテイストを持つ女性像が受けています。 その頃のファッション、音楽、ヘアメイク、 退廃的な雰囲気がある時代性が、 普遍的なカッコ良さとして、 受け入れられているのだと思います。 ☆☆ そんな中で、偉く素敵な、カッコ良いシンガーが 人気です。 名前は、Lana del Rayと言います。 気だるい様な唱法と雰囲気で、美しく 素晴らしいです。 you-tubeで見られますので、 アドレスを下記致しました。 http://www.youtube.com/watch?v=Bag1gUxuU0g&ob=av2e ヘアメイクは、1960年代そのままで、 EYE HOLEに向かって引いたアイラインと 上下に付けた長い付けまつげ。 美しく、強く、なのに繊細で、得体が知れない。 そして何より、豪華!です。 惚れ込んでしまいます。 PVで荘厳な寺院?で2頭のトラに挟まれて、 アンティックの椅子に座し、歌う彼女の不思議な指の動き。 全てが、ファッションモデルにとっては、参考になる 外面と内面です。 男性モデルも精神性やゴージャスさにおいて、 参考になります。 PVには、タトウだらけの相手役の男性が、 ちっとも魅力がないのが惜しまれます。 ◆◆ LANA DEL REY共々、ここ数年来から、特に今、 すぐれた女性歌手達が出現しています。 KATY PERRYもそうです。 「HOT N COLD」などの明るいヒット曲に続き、 「THE ONE THAT GOT WAY 」は、胸熱くなるセンチメンタリズム に溢れた曲です。 ファッションは、やはり1960〜80年くらいのモード。 どうして、周期的にその時代が魅力的なんでしょうか? それは、明るいけれど、しっとりしていて、 強いけれど弱い女性像と、 少々作りこんだメイクとファッションの 完成度が高いからなのだと思います。 クチュール的な高級感にも耐えるのに、 とてもストリートに合う。 ファッション性が高いのは、LANAやGAGAや BYONCE等もみな同じですが、女優共々、 海外のブランドファッションは、有名人にけん引されて、 育ち、アピールしてきたのですけれど、 その始まりも、やはり60〜80年代が、 もっとも元気に冒険的に息づいていたんですね。 ◆◆ ファッション性は強いとは言えませんが、 やはり歌手のADELE(アデル)は、 飛びぬけてすぐれたシンガーですね。 本物の大人の鑑賞に堪える本物の歌手や役者が 海外は主流となっていますね。 なんだか、ファッションモデルのサイトでありながら、 シンガー等の事ばかり書いていますが、 ファッションもアートも音楽も演劇・映画も 全て、相関関係があって、世の中を動かせているのです。 いろいろな事に惹かれ、興味を抱き、 確かな美意識や感覚・知性を養うことは、 現代のファッションモデルにとって非常に大事な事だと思います。 (2012/april/15) ■2012年を迎えて■ 新年明けまして、おめでとう御座います。 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 東北大震災、それに伴う福島原発被害。 民主党を始めとする政治の混乱と無力さの露呈。 驚きの金正日の急逝。 2011年は、まさに青天の霹靂と言える事柄に 翻弄された一年でした。 2012年は、それらの解決と立ち直りを期して、 どの様な展開になっていくのか? まさに暗中模索の体の状態ですね。 然しながらその様な不安材料の中にも、 福島県はまだまだの状態ではありますが、 他の県では、少しづつ震災の復興も兆しが見え、 場所によっては希望が見えてきたところも あるようです。 ファッションの仕事にファッションモデルというスタンスで、 関わり、直接的には、被災地救援等の社会的活動に 参画してはいませんが、 心に胸に日本人の一員としての自負を抱き、 被災地の事や、日本の政治を始めとして、 行先を確かに見据え、 自分たちの仕事を地道に夢を抱きながら全うし、 周りの人々を愛し、慈しみ、 優しく広い心を持って生きていたら、 間接的であっても、きっと社会や他人の為に なることになっていくと思います。 2012年が皆様にとって、日本にとって、世界にとって、 素晴らしい年になりますように! 東北の被災地、戦禍の中にある国、 飢餓にあえぐ人々。 すべての人々が幸せになっていけますように!2012/JAN/1 ■11月■ 旧暦では、霜月。 11月8日の立冬が過ぎると、駆け足のように 冬がやってきます。 輝いていた肌は隠され、 重ねられながらも男女共にタイトなラインの服が やはり主流。 でも、ディオールオムのパンツは、 一足先にフレアードなものが出てきました。 ファッションと芸術と文学が映える季節ですね。 ☆☆ 11月7日〜12日まで、J.P.Iの合宿が行われます。 通常は、夏に行われて参りましたが、 今年は、震災があって、取りやめざるおえない状況に なり、夏を見送りました。 その後、考えに考え、またモデルさんからの希望もあって、 この秋に合宿を行うことになりました。 勇気を持って、いろいろな事に前向きに向かって行く事、 倒れても、倒れたままにならずに、 兎に角立ち上がることが、人生では大切であると 孔子も言っています。 意義深い、良い合宿を造ります。 ■■ 先日、テレビを見ていたら、第3位に落ちた日本の GNP(国民総生産あるいはGNI国民総所得)ですが、 ブータンでは、それらの豊かであることが幸せであるという概念が、 まったく違っており、GNH(国民総幸せ)ということを第一に して、施政にあたっているとのことです。 ブータン国民の年間給与総額は、日本のおよそ 50分の1であるといいます。 しかしながら、その顔の表情、態度、話す内容からは、 貧しいことによる寂しさや、いじましさ、不確かさ、 不安定は、微塵も感じられません。 むしろ豊かで、美しく、明るく、純潔性の高い幸せに満ちた 顔をしています。 贅沢でセレブであることが、幸せの姿の概念としがちな 私達は、実は、とても孤独で、嫉妬深くて、 上下の分け隔てをしたり、優越感と劣等感の狭間を 行きつ戻りつしながら、卑屈な生き方の渦の中に 囚われて生きているのかもしれないと思わされます。 ブータンは仏教国ですが、本来の仏教の思想に根ざし、 現世利益を求めません。 人を不幸にするのは、”欲”が原因で、 何でも欲しがり始めると終わりのない 精神的アリ地獄に陥ると、どの人々に聞いても答えます。 そして、それは、偽善でも、誰かに言わされているのでもなく、 自然のままに、笑顔で本心で言っているのです。 素晴らしいことです。 幸せは、自分自身の考え方、気持ちの持ち方で、 幸せをつかめること。 不幸は、他者が与えるものではなく、殆どの場合、 自分の心がもたらすものである事を 教えられます。 ブータンに行って住んだら、 自分達も幸せをつかめる!そう思います。 が、何事も便利で、豊かな情報に溢れた環境の中で、 生きてきてしまった我々は、 やはりブータン人にはなれない。 この東京の雑踏の中で、少々人間としては、 貧相な様ではあるが、 一生懸命生きるしかない。 でも、ブータン人の人々の人生に対する考え方を 自分の中に何度も反芻して、心に置き、生きていたら、 きっと、より幸せになるチャンスを 少しでも多く、つかめると思うのです。 そして、浅ましく成らないために、 モデルとして生きている日常の全ての場面の中で、 ”人の役に立つ”ことを、生き方・考え方の中に 置いていたら、きっと価値ある人生になると 思うのです。 自分の成功だけを考え、他者を粗末にしては 幸せにはなれないと教えられたものです。 2011NOV25 ■ブラック・スワン■ ブラック・スワン見てきました。 新人バレリーナの成功と挫折をサスペンスタッチで 描いた映画。 と、過去の映画であれば 描かれ、表現されるところですが、 ちょっとばかり、この映画は”出来”が違いました。 一言で言えば、 この映画で今年度アカデミー主演女優賞受賞を 取ったナタリー・ポートマンの圧倒的演技力とバレエの 技術表現力の素晴らしさによるもの。 そして、彼女という素材を得て、通常であれば、 不愉快であったり、嫌悪感をもようし勝ちな内容を 観客を錯乱と理解難易な状態に落ち込ませながらも 掴んで話さない監督の演出能力にある。 まるで、バーチャルで旅行をする観光映画の様に、 主人公の狂気を共に味わい、恐れ、 拒絶しながら、さらに共に突き進んで、 止めるに止められない運命と狂乱への旅路を 歩かざるおえない強迫観念を 共有してしまうのである。 純潔の美しさの後の、汚濁と混沌ふしだら、狂気を ナタリーポートマンは、素晴らしく美しい顔と、 バレエによる鍛錬が顕著なボディで アーティスティックに演じて行く。 ファッションモデルの人々にとって、男女共に こんな共感する映画も少ないのではないかと思う。 徹底しているということは素晴らしいことであると 言うことを実感させてくれるプロフェッショナルな 映画です。(2011MAY) ■ビデオ『バーレスク』 昨年から話題であった、クリスティナ・アギレラとシェール主演の ミュージカル?エンターテインメント映画 『バーレスク』が、ビデオになって、早速見ました。 昔、フラッシュダンスという映画があって、その時の踊りや歌も素敵で、 革新的でしたけれど、バーレスクも同じように、 昔から良くある下っ端のダンサー等の 成り上がり成功物語の系統です。 しかしながら、そこはやはり、それら過去の映画の実績の上に 一段階上に作られているはずです。 と思いきや、数段階上の凄い出来のエンターテイメント映画でした。 シェールの女性離れと言うか両性具有の人間離れの偉大さは素晴らしく、 バーバラ・ストライサンドがノーマルな巨匠ならば、 こちらはアブノーマルな巨匠です。 他に例を求められない存在感で、整形とロックで年齢は不詳です。 そんなシェールと競演する歌手でダンサーですから クリスティーナ・アギレラは、それはそれは凄い ダンスと歌唱を聞かせ、見せてくれます。 かつて、こんなに激しく、カッコ良く、美しく、 エキサイティングな人がいたかしら? レディ・ガガ程、妖怪でないので、おとなしく感じますが、 実力は伯仲です。 美しい顔、ドスの効いたシャウト唱法、 体の切れが快い激しいダンス、凄いです。 参考になり、見てると燃えますので、 まだ見ていない方には是非ご覧になりますようにお勧めしたい。 ついでに申しますと、共演者の男性役者が、 とても繊細かつセクシーで、現代のファッションの息吹です。 (2011/MAY) ■4月■ 東京では吉野桜などが薄桃色に咲き、満開も過ぎ、 後にやってくる八重桜を待つばかり。 例年と変わらぬ季節の循環は、この東京では 何時もどおりです。 しかしながら、東日本の津波被災地は、これから桜前線が 北上しても、きっと以前の様に見ることは出来ないであろうと思います。 福島県の原発も、大問題を抱えたままですし、 被災地の方々の苦悩を思うとただ胸が痛みます。 救われない心情の中にあって、 胸が熱くなる、人間て素晴らしいと思える ニュースにも出会います。 ■素晴らしい人々、素晴らしい国々、有難い!■ 対岸の火事ではなく、 まるで、それぞれの国が被災地であるかのようにさえ思える 韓国・中国・アメリカはじめ多くの国々からの多額の義捐金。 企業や個人から義捐金は、日本も、世界からも。 感動しますね、胸が熱くなります。 人間の心はやはり性善説が正しい。 なかなか出来ないことです。 否とてもじゃなけれど、出来ない!ことをする 大きな大きな人格と善意を持った人や国。 社会の役にたつ人間であることの価値を改めて 思います。 テレビでたびたび流されるacの広告に ”日本は強い国、きっと立ち上がれる” という言葉ではありませんが、 多くの善意に支えられ、本当に崩れ折れそうな 被災者の人々の心に復興への強い 支えになってくれそうです。 そんな中、被災地の瓦礫の中に、 上部の先端部分は折れているものの、 中間部の幹から桜の花が咲き始めた事を 新聞で見ました。 余震が続き、不安で希望を失いかけている被災者の人々に こんな小さな例年の春の訪れが、 小さな希望と喜びをもたらせたと記しています。 ■■ ■4月が近づいて■ 3月も終わりに近づき、混沌とした中にあっても、 被災地には、少しづつ救済の手が加えられ、 最悪の状態よりは、少し状態が良くなった処も あるようです。 といっても、福島の原発は、一進一退で、 その被害の状態は、これからも大きな不安材料を 孕んでおり、原発付近の方々の心労は 計り知れないものがあると思います。 東京の水道からも 放射能の値が計測されましたが、 復旧活動をしている人々も水に溶けた放射能が 防水靴の中に入り、被曝したとのニュース。 被曝という物は、被爆しなくとも 熱線が発生し、〔火傷〕と言う症状をもたらす事をしりました。 恐ろしいことです。 安全を完璧に図り、犠牲者が出ないように 願うばかりです。 ■■ 自然災害・人的災害など、こういう風な異常な事態が起きると、 改めて、人が生きる意味、人が大切にしなければならないことが 再確認され、人の価値の何たるかが問われます。 我々も大きな自然の中の一員、 あらゆる職業に付く日本に住まう沢山の人の一人。 誰もが自分の夢や希望・野望を下に、 自己実現をしたいし、成功を掴み取りたいものですが、 ただ、そのことばかりに神経が行き、 日常を送って行くのは、悲しい限りであると思います。 美しくあることや美しいものを求めながら、 モードに係わるミューズやヘルメスになろうとする ファッションモデルという職業を選んだ人間であればこそ、 多くの尊厳ある人間の一人であるという事を 心に置きたいものです 生を受けたものの意義を抱いて、 人間らしく、広い見地と冷静な知性、 日常研鑽して身に着けていく教養に 温かい人情を抱いた博愛心を抱いて生きて行きたいものです。 人に憧れられ、他人によって押し上げられる ファッションモデルと言う仕事に付く人であれば尚更、 人間的豊かさ忘れずにいたいものです。 ■2月■ ここしばらく、ロックグループのLINKINPARKの 新譜CDに聞き入っています。 全曲が素晴らしい珍しいCDです。 その中に、アフリカ系アメリカ公民権運動で有名な マーティン・ルーサー・キング牧師の演説が入っています。 人種差別と闘い、ノーベル平和賞を受け、 凶弾に倒れたキング牧師が1月15日生まれですが、 リンキンパークの素晴らしい楽曲と共に、 キング牧師の歩いた道をサイトで 読んで見られるのも意義深いかと思います。 「I have a dream」で始まるキング牧師の演説は、 数知れぬアフリカ系アメリカ人に勇気と尊厳を与え、 そして、黒人のみに終らぬ、信念と人類への愛は、 感銘を受けずにはいられません。 ☆ 先日、ある雑誌を買いましたら、 付録にトートバッグが付いてきました。 見て見たら、 イタリ―で洋服もつくっている日本人女性デザイナーの ”IZUMI"と言う人達のデザインした「アンテプリマ」と 言うブランドが雑誌に提供したバッグでした。 とても興味深いのは、彼女は、 服やバッグのデザインの勉強をした事はなく、 全て独学で、 現在、アンテプリマのクリエーティブデザイナーとして、 大成功を納めているという事。 そして、何よりも時代性を感じるのは、 この時代を乗り切って行く為に、 大変に営業に明るい頭脳を持ち、 視覚的広告展開が上手いと言う事。 写真もモデルもとても良く、 また商品が即物的で無く、しかしはっきり 写っています。 何事もあるゆる角度からものを見れ、 与わった仕事を懸命に全うすることが大切です。 そして、さらに感心する事は、彼女は その人生の中で、3つの言葉しか、基本的に使わないと 言う信念を立てていると言う事。 それは、 @ありがとう A愛しています B御免なさい の3つの言葉。 それ以外は、仕事でも私生活でも 無駄な言葉と思っているとの事です。 多くの言葉を用いて話し過ぎる事は、 必ず、人間関係を壊していくと言う実感の結果で、 大変含蓄のある選択だと共感したものです。 ■11月■ 11月、旧暦では霜月」、7日は立冬です。 その名の通り、日毎に寒くなって、 朝晩等、初冬を感じさせるかの様に冷え込む日もありますね。 血行も悪くなりがちな季節に向かっている分けで、 体が温まる物を摂り、暖かい服で暖をとる様に気を 付ける事が必要です。 でも、ファッションは、気甲斐がある季節。 重ねて着る一つ一つが、コーディネーションの妙味。 ● 処で、余談ですが、体が温まる事にも効果がありますが、 先日、テレビで赤ワインを一日に2杯毎日飲用すると、 頭脳が活発化し、記憶力が増すと放送していました。 また、老齢者の方には、その事から、 今、大きな社会問題となっている「認知症」の予防となり、 実際には特効薬の無い、この病状の、 医学上、画期的な発見であり、 たった一つの認知症の特効薬となると言う様な事を 言っていました。 これは脳の中の「海馬」と言う組織に赤ワインの中の ポリフェノールに含まれる成分が働きかけるのだそうです。 ポリフェノールは様々な食物に含まれていて、美容初めその効果が、 良く取りざたされますが、赤ワインにのみ含まれている ある成分が海馬を活性化するそうで、 赤ワインは不思議な飲料と言う事になります。 といっても、ある人が、それでは、毎日ワインを 水の様に飲料しているフランス人には、 「認知症」がいないのか?、頭脳が明晰なのか?問われ、 それもちょっと変だな!と言うのも事実ですが、 ご家族に、心配な方がいらしたら、 ちょっと調べてみるべきかも。 人に希望を持って頂く事の助けになるかもしれませんよ。 ■■ それはともかくとして、血行に寄せて、 今、日本の政治は、何だかこのところ、 危なっかしい事柄が一杯で、 急速に血行が悪くなっている感じがして心配ですね。 中国との尖閣島問題、ロシアとの北方領土問題。 止まらない不況、雇用不足問題。 今まで、あまり切迫感の無かった国家間の「安全」と言う問題に ハタと不安に駆られますし、 八方塞がりの感に否応がなしに囚われてしまいます。 60年間続いた自民党政治が正しいとも思えない。 しかし、良きに付け、悪しきに付け、 変化無き自民党政治決別し、新たな幸せへの変化を 託した民主党政治も、 蜜月の夢は、続かなかった。 これから日本は、どうなってしまうのか? 新時代人として「生」を受けて初めて味わう 大きな不安。 また、それは、日本ばかりでは納まらず、 アメリカも夢と憧れと期待の星であった、 オバマ大統領率いる民主党が 共和党に大敗。 諸悪の根源と言われたブッシュ共和党政権は、 アフガン・イラクへの戦争の後始末の不手際が オバマ大統領にあるかのように知らぬ存ぜぬで、 不況問題等、現実的な現政府の上がらぬ政治効果に対して、 何も無かった様に立派に蘇生しました。 政治や民主主義の理念は、 一党支配であってはならないけれども、 川の水に流され、漂う「葦」の様に、 持ち回りの政権の方向性に翻弄される 国民達はたまったものではなく、 でも選んだのも国民と言う、 この不手際。何とかしなければなりませんね。 ファッションと無関係の話題ですが、 平和があってのファッションです。 ☆★☆ ■8月と合宿■ 8月、記録的な猛暑が続き、立秋を迎えたことなど、 嘘の様に燃える暑さは異常気象の証の様な毎日。 熱中症で倒れる人も多く、 やはり日本の夏は、嘗てとは様相を 異にしている事は歴然ですね。 ☆ そんな中、J.P.Iは、所属モデルさん達と 8月1日〜7日まで、信州で合宿を致しました。 今年のテーマは、「I believe-私は信じる!」と言う 中傷的なテーマでしたが、 とてもクリエーティビティのある素晴らしい合宿となりました。 ☆ 物を協力して作り出すこと、 モデルとしての表現範囲の概念を 打ち破る事、華やかで、意表を突き、 規定概念にあるモデルのあり方の常識を忘れ、 美しいものに感嘆する美意識さえあれば、 ファッションモデルは、 無限の新時代のミューズやアポロンであり得る事を 感じ取れる合宿となりました。 ☆ とても運命的な観念に突き上げられる様にして 皆で創り上げた2010年J.P.I合宿. 今後、本来のファッションモデルとしての仕事は、 喜びと挑戦を持って、ただただ邁進していくことは当然ながら、 今後、皆で力を合わせて、創造的な表現作品を作り上げる 事を併せT行っていくことを確認した、 大きな大きな有意義な、希望を持つことが出来た 合宿でした。 ■7月■ 未だ梅雨の中にあるとはいうものの、 間もなく酷暑の夏近し。 といっても既にうだる様な毎日ですけれど、、。 7月の季語は「文月」 7月7日の七夕に詩歌を読む行事から 文月と呼ばれるとか、いろいろ説がある様ですが、 暑い気候の中、そっと落ち着いて、 暑中見舞いやら、豊かな表現の多い季節の事、 時候の挨拶を駆使して手紙を書くのはナカナカ素敵。 参院選もあり、様々な党が競って、立候補者を立て これから日本の行方を決める戦いが酷暑の中始まります。 ■ ファッションの方は、暑くても、 相変わらずレギンスを穿いている女性が多く見られますが、 大胆に大腿部から脚を見せ、暴力的なハイヒールで 町を闊歩する人たちが、目に入ります。 つくづく思う事は、日本女性の脚は本当に 長く美しくなったと言う事。 目でしばし追いかけてしまう脚線美は、 もう珍しくありません。 ■ また男性はどうかと言うと、細身のショート丈のパンツや ロールアップしたパンツの下から、 やはり、美脚(!)をのぞかせて、 無駄毛等も処理しているこだわりの美意識の持ち主が 多々見られます。 何れにしても言える事は、ファッション失くしては、 人生を生きられない若者や、とても大人の人々が 今は殆どと言って良いくらいの時代です。 ★★★ このところ、劇場映画やビデオも含めて印象に残る 映画をいろいろ見ました。 まず、【sex and the city】見ました。 1作目がとても良くて、見に行きましたが、 2作目は、主役のサラ・ジェシカ・パーカーは相変わらず シェープアップしたボディで、服もなるほどと思わせる ものを着て登場。 ちょっと男性的かもしれない顔に豪華な金髪は、 やはり魅力的です。 映画の中で、中近東への旅先で着るTシャツに何と シルクタフタ地のフレアースカート、本当に素敵でした。 でも、素敵なのは、主役だけで、他のメンバーが みすぼらしく老けて見えた気がしたのですが、 如何ですか? 映画の内容は、何もなく、でもやがて惹かれて、 最後まで見る感じ。 ★★★ 1年程前、シャネルに関する映画が立て続けに3本上映されました。 その最後に上映されたのが、『シャネルとストラビンスキー』でした。 3本の映画の中で、主人公は最もシャネルを彷彿とさせ、 内容も大人で、美術も美しく、服は勿論とても 美しい。それを纏ったシャネルの美しさも一際。 恵まれなかった生い立ちの中で、身に付いた シャネルの孤独な心と、人との間に どの様に愛し合っても埋める事ができない距離を 置く習癖は、強いものに対する反骨心と併せて、 才能あるマイノリティへの心の許容を除けば、弱者に対しても 痛烈でクールである。 それが彼女の一生の生き方の姿勢の根幹ととなっており、 優れた仕事と成功の陰で、決して幸せとは思えない 内面をとても表現しています。。 ビデオになっていますので、モデルさんにとっては、 是非とも見ておいた方が宜しいかと思います。 ただ、前述した「SEX AND THE CITY」に 関しても、シャネルに関しても、前者はスポーツの様に、 後者のシャネルは、びっくりするくらい、 大胆な性的描写で、見終わった後、 心に残るものは、何も無い感じ。 特にシャネルは優れた映画だけに、 なんだかなァーと言う感じになってしまう。 処が、シャネルと併せて、ついでに借りたビデオが 素晴らしかった!! 題名は、「副王家の一族」 イタリア映画だが、最初は、シャネルの様に派手でもなく、 中世の絵画の様な画面に、見た事がない、 有名でもない俳優(本当は有名かも)が殆どで、 何となく見ていたところ。 その素晴らしい事。衣装は豪華、美術もルキノ・ヴィスコンティの 映画さながら。 そして人間の描き方の素晴らしい重々しさ。 多数出る女優の中で、美しいのは1名だけ、後は、 全般に奇妙で幽霊じみた人ばかり。 しかし、映画の気品を高めて、 また男性は、主役級が2名で、何れも美しく、 兎に角、本当に素晴らしい映画! シャネルで、変な性的大胆さが創作や新しい生き方を 生むと言う様な影響(困った事に軽薄にしていると影響を受けます) を受けた後は、誠実な愛に出会う 「副王家の一族」で、高尚で、真実で、深い人間性の影響を 受けましょう!! ?「アリス・イン・ワンダーランド」見ました。? ジョニー・デップやアン・アサウェイ他、配役も豪華。 主役のアリスを演じた女優も大変に魅力的。 「アバター」に次ぐ、3D映像と言う事で、全く美しく、 びっくりする映像表現芸術。 一体、どうなっているのかと、配布されたメガネを 掛けたり、外したり。 上映まもなくで、「アバター」の観客動員数を 上回った話題作と言うだけの事はある 映像美。 豊かな鑑賞後の感想で、仲間と話も盛り上がり、 劇場を後にしました。 しかし、見てから一週間経ってみると、 果たして、どんな映画だったのか皆目、印象が薄い。 ジョニー・デップのメイクアップも凄い、 3Dは勿論完璧で、アカデミー賞の呼び声も高い。 でありながら、今更ながらアカデミー作品賞を取れなかった 「アバター」が優れていたと思うのは何でかしら? やはりジェームズ・キャメロンは、 天才的なのかも。 ◆4月◆ ものみな春の様相を呈してきました。 いよいよ春4月。 日本と言う国が最も美しい光景を呈す時の一つ、 「桜」に彩られ、めくるめく季節。 咲くのも美しければ、散るのも見事に華麗。 大昔から、人や国や生き方になぞらえて、 歌われ、例えられてきた桜。 その、潔く、鮮烈な姿は、 他の花には見られない「何か」をもっていますね。 ☆☆☆ そんな4月は、また、新入生に代表されるように、 物事の始まり。 心も新たに、ファッションモデルとして、初心に還って、 新たなモデルとしての指針の確認を致しましょう! ■■■ 先日、古い倉庫の品々を片付けていましたら、 昔、マネージメントした、力を入れ、一緒に歩んだ モデルさん達の写真が出て来ました。 そうして、愕然としました。 それは、そこに写っているスターモデルは勿論の事、 新人モデルでさえ、とてもプロフェッショナルな 勢いに溢れていると言うことでした。 芸能人や一般の若者とは一線を画す、 強く時代を牽引する息吹に溢れているのです。 カッコ良い、綺麗、美しい、 そして平凡な言い方だけれどファッショナブル。 女性のスターモデルは、語らずして、全身で、 感情や、美意識や、決意や、写真のコンテを、 自己のカッコ良さを目にも彩かに表現しています。 テスト撮りの写真なのに、それは、ITALIAN VOGUE〔イタリアン・ヴォーグ〕やELLE〔エル〕の様相を呈しているのです。 そして、新人の男性モデルの写真は、 LUOMO VOGUE であり、INTERVIEW誌であり、IDEEでした。 両者のモデル共に、肌は締り、輝き、 無駄な志望のない筋肉質な体に、 服がのっています。 その写真を見ていると、改めて、ファッションモデルと言う職業は、 ナチュラルであっても、普通ではいけない! 人間の理想とする処の容姿をしている事。 明らかに視覚で、圧倒される現代的迫力を持っている事。 清潔感と、知的である事、新しい時代を作りだす、 新鮮さと強さを持ち、 先入観念や既成概念を打ち破る新しさを持っているのが、 本来のファッションモデルだと思います。 ファッションモデルは、自己表現による アーディスティックな思念と外観の美を重ね持った 希有な存在なのです。 ●●● また、優れる為には、何事にも共通するヒントがあります。 それは相反するものを持っている事。 例えば、 風や水のようにPUREで、 新時代を探究する冒険家の様に勇ましく、 平和主義者なのに、固定観念の破壊者に、、。 そして官能的でとてもセクシーで 少年少女の様に可愛く瑞々しく、 大人の様に強い意志を持って。 そんな風に、 ”相反する二つのものを何時も 持ち合わせると新しいものが生まれます。” 美しく、カッコ良く、感の良いモデルになりましょう! 素晴らしいモデルになって、 人生をエキサイティングにしましょう! ■ココ・シャネルとアバター■ ビデオで、出たばかりのシャーリー・マクレーン主演の 「ココ・シャネル」を見ました。 以前から「装苑」、「ハイファッション」等の ファッション誌を出版している文化出版局で出している 「獅子座の女 シャネル」と言う本がありますけれど、 シャネルを描いた映画がシャーリーマクレーンの物を含め、 現在封切り中の、「シャネルとストランビンスキー」まで、 3本の映画があらゆる側面と時間的・人間関係的背景を ちょっとづつ、ずらして描かれています。 今、何故シャネルなのかは分かりませんが、 ちょうど、その時代背景とそこに流れる人の思想や 生き方に共感できるものが多々あるからではないかと思います。 いつも時代は、短い安定と長い混沌がまぜこぜに なって展開します。 それで、時代が不安に満ちる時、また満ちている現代、 現実の人生から脱却する術を、 現代人は、本能的自己保全策を 皆探っている風潮の中で生きているのかも知れません。 シャネルは、多くの真の成功者がそうである様に、 決して幸せな境涯の中で生まれ育ったのではない。 むしろ”負”の条件の土壌の上に、花を咲かせたのです。 孤児として、育ち、逆境の中で、人生の あらゆる失敗と失望を味わい、人間不信に駆られ、 孤独の中で、それをバネにして、 ファッションの創作と言う仕事に駆り立てられ、 人生の不合理から脱却し、その死の直前まで、 デザイナーとしての成功の中で活躍を続けました。 例え世間が、シャネルの長いブランクの後、 デザイナーとして復活した時、中傷と不評の嵐を彼女に 浴びせても、その人生の悲しみに埋没はしなかった。 挑戦的に人生の不条理と戦い、自分を信じて、 人生の常識的不可能から「脱却」したのでした。 ◆◆ 一方、「タイタニック」を作ったジェームズ・キャメロン監督の 「アバター」と言う映画が評判です。 そして、それは、アメリカをはじめとして、 一種の社会現象を引き起こしているそうです。 それは、映画を見た後、「アバター」の中にある楽園が何処にも 無い事に失意する真理の蔓延だそうで、 鑑賞後、今の現実社会に弾き戻るのを 逃避したくなる”脱却”したくなる風潮だそうです。 我々も「アバター」を見ましたけれど、 深夜映画であった為、この映画のもっとも話題である メガネを付けての3D(立体視覚)上映では無かった為、 割に冷静にに見終わりましたが、 それほど、人間にとって視覚から入って来るものは 強いのですね。 脇にそれましたが、この「アバター」現象も、 ちょうど「シャネル」の能動的人生の対極にある 惑いの受動的な人生からの脱却願望なのでしょう。 二つのものは正反対の体質の様に見えながら、 両者とも実は一人の人間の心の中にある ものなのだと思います。 勝手に結論付けさせて頂ければ、 我々ファッションモデルは、 シャネルの様に、希望と夢と仕事を実現する為に、 甘えの気持を退け、倒れても立ち上がる不屈の精神と、 アバターのなかにあるロマンを信じる少年少女の様な 純粋無垢な気持ちを持って生きること。 素晴らしい存在感と美的感覚を持って 自己の外見と中から表出してくる美しさ・素敵さ・カッコ良さを 磨き上げ、何時か必ず、優れた仕事をする誰かを振り向かせる。 頭に描く理想の状態に自分を持っていく事です。 頑張りましょう! 美しさは花の様に脆く、若い息吹は風の様に あっという間に通り過ぎて行きやすいもの。 それは、若いだけの価値観の限定で見る一般人の若さに たいする定義。 ファッションモデルは、美と若々しさを美意識で 自己の元とどめ、蒸留し、芳醇にして、 長く味わう。人間美のプロフェッショナル。 頑張り続けると、その先に それまでのファッションモデルとしての 努力の積み重ねが、また次の種を生み、発芽し、 大きな人生の成功を生みだし、その内、 自分では考えもしなかった大きな素晴らしい人生を 歩いている自分になって行くのです。 ■2月 春は名のみの冬の寒さや■ 2月4日を立春として、2月は、1日を初雪にして 迎えました。 雪が降る前は必ず、雪以上の寒い日が一日二日続きます。 いざ雪が降ってしまうと、さして、寒さは、それほどでもありません。 何事も、事が起きる前がちょっと大変で、 いざ立ち向かってしまえば、 案じていたほどではないと言う分けです。 2月の季語は「如月きさらぎ」。 別名「衣更着(きさらぎ)」とも言い、 寒さを凌ぎ、着ものをさらに重ねて着ると言う事に由来している とも言われます。 世の中のファッションがREAL CLOTH、すなわち 街で普通に現実的に着られる服が、ここ数年主流です。 不景気も手伝って、以前の様にドラマチックな服が無くなったのは 淋しい限りですが、反面、一点一点は、割に何でもないけれども、 組み合わせ(コーディネーション)すること、 服を重ねる妙味は、かえってありますから、 個々の人々のテイストやセンスは発揮される 「衣更着(きさらぎ)」です。 旧暦では、2月4日からが 本当の西暦2010年に入ります。 2010年は、先月もちょっと触れましたが、 当たるか当たらないか分かりませんが、気学占では、 「変化の年」となり、様々な事に変化が起こると言う意味を持ちます。 心の持ち方、知性や教養の研鑽、理性心の練磨によって、 心に抱く、夢や情熱を健康な正しい良い物に出来るので、 素晴らしい周りも幸せに出来る上昇精神を持って、 素晴らしい「変化年」に致しましょう! □11月□ 11月の別名は「霜月」。 正に霜が降る月。寒い冬色が木枯らしと共に日毎に 辺りを制します。 ■ 米国のオバマ大統領が来日しました。 Changeを唱えたオバマ大統領。 そして、同じく、日本の官僚政治にChangeを 唱えた鳩山政権の出会い。 政権交代からまだ月日がそう経っていない事に助けられ、 苦しいながらも本格的なダメージに至っていない鳩山政権。 片や、アフガニスタンへの派兵増強と国民総保険加入の 一大問題の中で、苦闘するオバマ大統領。 ■ 米国のニュースを見ているとこの二つの問題に関しても、 また他の問題に関しても、アメリカ国民は、 正反対の意見が半数を拮抗していて、 本当に苦しい。 個人的見解を書くべきではないが、 オバマ大統領は、やはりブッシュよりも 正義感に溢れ、正直で誠実な人に思えるのは間違いか? 沖縄普天間基地の問題他、初めて、米国に対して、 見解の相違・立場の相違をはっきりと主張するかも 知れない今回のオバマ・鳩山会談。 米国との関係の悪化が懸念されているが、 Changeを旗頭にして、新しい時代に飛び出してきた この二人の首脳によって、予想外の素晴らしい 友情と協力関係が樹立出来たら、 どんなに良い事でしょう。 そんな事を願って止まない11月です。 しかし、オバマ大統領の今回のアジア訪問は、 中国との会談がその大目標で、 日本はご挨拶だけの中継地点と言う見方も 正しそうです。 何れにしても、ノーベル平和賞を受賞した オバマ大統領がアフガニスタンと戦争をしていると 言う現実を何とかしてもらいたいし、 人を信じる事が出来るかも知れないと思い始めた、 数ヶ月前の人々の心にまた失望へリターンは 大変淋しいですね。 ■ ■ ファッションビジネスだけでなく、一般のビジネスに従事する 人々にも、アーティストにも、大いに参考になる人 (アナ・ウィンタースーVogue編集長)を ドキュメンタリーで追って描いた映画 『ファッションがもたらすもの』が話題です。 アナウィンタースは60歳の女性ですが、 何ともカッコ良く、何とも頭と感覚が冴えて、 従来の熟年者のイメージの人ではありません。 勿論素晴らしいキャリアが彼女を支えている分けですが、 キャリアに捉まっていず、キャリアを駆使して、 新たな挑戦をし続けているのです。 まだ見ていませんが、見た方が良さそうな映画です。 前にメリル・ストリープが演じた『プラダを着た女』の モデルになったのが、アナ・ウィンタースだそうですが、 ここの処、ファッションに関する映画やその他のものが、 外見的なファッションのカッコ良さしか、取り上げなかった 旧来のファッション感から、人間的・ビジネス的・ 社会的・創造的・思想的に捉える範疇を広げて来た様に 思え素晴らしい事だと思います。 ■Paris Collection in Tokyo■ 今、東京コレクションの終盤にありますが、 社団法人IFAと言いう団体から、 『Paris Collection in Tokyo』と言うお仕事の キャスティングを頂きました。 パリから新進のデザイナーが7人程、日本に来て、 赤坂の草月会館で、10月26日から6日間、ファッションショーが あります。(10月25日記) それぞれのフランスのデザイナーが日本の市場への プレゼンテーションの為のショーです。 J.P.Iのモデルも多数、決定を頂きました。 初めてのお仕事のクライアントで、 イベントとしても初めての事と伺います。 初日と2日目のみプロフェッショナルなモデルの出演で、 J.P.Iのモデル達は、その2日間だけ出演で、 後残りの4日間は、アマチュアの応募モデルで ファッションショーをやる事になっています。 服は、とても良く、あアマチュアの人がモデルを やるのは、ちょっとシンドイ感じがしますが、 全日程に出演できないのが、惜しまれる服であり、 チャーミングなデザイナー達であると、 モデル達は残念至極の体です。 (2009/OCTOBER/29)。 ■秋深し■ まだ秋風は吹きませんけれど、 暑からず寒からず、素晴らしく気持の良い季節ですね。 空には夏とは違う西洋画の様な雲があり、 音楽が聞こえてきそうです。 政権交代は、本当になり、 どんな日本になって行くのか、期待度は高いですね。 考えてみれば、長い自公政権で、 選挙によって内閣が代わっても、 期待する等と考えてみた事もなく、 それだけでも、政治も国民も大きな 『CHANGE変換』の中にあります。 未だ苦境の中にはあるものの、 誠実な歩みを進める米国のオバマ大統領の姿も 応援せずにはおれませんが、 全国民皆保険の問題を始め、苦渋の中にあるようで、 何処の国も大変です。 ■■■ 処で今、ファッション界、特にモデル界にエキサイティングな 風が吹こうとしています。 それは、『The Models 2009』と言う本格的な ファッションモデルの発掘を目的とする イベントです。 プロ・アマ・ベテラン・新人・男女を問わず、 深海に眠る美しきミューズやアポロ達を 探し、掘り起こす分けです。 芸能界とファッション界が混然としがちで、 本格的なファッションモデルを目指す事の方針が 立ちにくい昨今の中にあって、軌道修正の 一石になり、指針になってくれそうです。 これも一つの素敵な『CHANGE』の一つに なって行くのではないかしら、ちょっとドキドキしています。 それは、日本におけるファッションショーの多くを制作している エス・ユー(サンデザイン)が、20数年ぶりに行う イベントです。 J.P.Iの精神的前身とも言えるエージェンシーが、 このイベントの直前に会社として立ちあがりました。 今のJ.P.Iの代表とメインマネージャーが、 僅か6名の行動を共にしたモデルと共に、 その当時あった数多の数のモデルを 抱える事務所の中で、孤軍奮闘して、 イベントに参加したものです。 そして、このイベントによって、才能の芽をまだ発揮するに 至らなかったその時のモデル達は、大きな評価を受け、 エージェンシーも世界的評価を受ける事務所に 成長していったのでした。 そんなモデル界に足跡を残した歴史的なイベントが、 ここに来て再び行われることに 大きな意味合いを感じざるおえません。 その後、数年経って前身の会社と別れ、設立した J.P.I は、 何時の時代もモードを愛し、芸能界とは一線を画した 本格的なのファッションモデルのあり方と生き方を 貫き、確かなポリシーとコンセプトを持って歩んで来ましたが、 それだけにこのイベントに縁を感じ、 大切に思い、楽しみにしています。 ■9月、秋の佇まい■ 本当に実現してしまった政権交代。 50年振りに自民党が政権を失って、 良いか悪いかは、今後の成り行きとしても アメリカのオバマ大統領をなぞらえ、 日本も〔CHANGE〕の風の中に入りましたね。 我々が愛するファッション業界も、 何時も世の中の動きに半歩遅れて、 他の社会と同じ状態に入って行きますけれど、 飛ぶ鳥を落とす勢いを背負って走って来た 有名大ブランドの経営が危ないとの噂があったり、 憧れていた美しい服を創っていたメゾンが、 静かにその扉を閉めて行ったり、 悲しい限りですね。 何時の時代も繰り返し、そんな事が、 ”ファッションと歴史は繰り返す”の言葉通り、 起きていましたけれど、 今の時代は、特に大変であると痛感します。 政権が交代して、嘘の様に好転していったなら、 どんなに良いでしょう。 期待したいですね。 想念は、終結すると現実化すると言います。 でも大切なことは、どんな時代でも、 むしろ大変な時代であればこそ、 心に希望を抱いて、直向きに 純粋に慌てず、騒がず、一見淡々と 生きて行きたいものです。 人は希望を失ったら全てお終い。 むしろ、他者の事を心に掛けたり、 広く豊かな心で、大きく物を捉を磨いて、 幸せになりやすい体質を身に付ける良いチャンス。 もう直ぐコレクションのシーズン。 ファッションを愛しているから、 ファッションのエキサイティングな処が 何とも好きだから、またまた頑張り続けます。 ■モノクロの世界■ モノクロの写真は時として、 カラー写真以上に雄弁に見えない色を 見せてくれる。 形を浮かび上がらせる光が、 人や形の持つ心理の色を 表現する。 素晴らしい撮影能力と感性を持った カメラマンを紹介された。 無理な撮影協力依頼を快く 引き受けて下さり、 沢山のJ.P.Iのモデル達の顔と姿を 第一印象で切り取ってもらった。 その多くの写真はモノクロであったが、 色つきの世界では見落としてしまう モデルの心の内が如実に現出して 新鮮な驚きを持って、 シャッターを切る後ろ姿に感謝した。 "遠藤隆太郎さん有り難う御座います。” □天災□ 西日本特に山口県・九州北部を中心に豪雨による 深刻な災害が起きていますね。 被害者も沢山出て、本当に気の毒です。 また、関東ではアメリカの専売特許であった『竜巻』 がおこり、やはり大変な被害をもたらして、 何だか、このところ、以前には無かったような 天災が多発して、やはり何か 自然の生態系に異常が起きているのではないかと 思わされてしまいます。 本当に過去にこんな感じの天災が繰り返されて いたのでしょうか? もしそうだとしたら、自然から恩恵も受けて来たけれども、 本当に人は、やり場の無い切ない悲しみも一杯自然から 受けてきた訳ですね。 東京にいると心も体も想念も自然から遊離しているので テレビのニュースに唖然とします。 勝手で自己本位な様ですが、 J.P.Iの人々やお付き合いの深い仕事関係の方々の ご家族や親しいお知り合いに 被害が及んでいません様に! また、被害にあった方々が今後行政の配慮で 少しでも救済されますように祈ります。2009/JULY ■■ 処で、先日テレビで、マドンナのライブが放映されました。 2年前にロンドンで行ったショウらしいのですが、あまりに 素晴らしくて、見て数日経っても、目に焼きつき、 興奮させられます。なんとマドンナは50歳であるとか。 しかし、その体は、鍛え上げられ、中世的な肩に 女性的な胸、そしてマッチョ男性に近いヒップ。 堪らなく激しいダンスを踊りながら、 息も切らさず、ロックを歌いまくる。 そして、男性のロッカーにおいてしか見たことのない勇士。 オーストリッチの羽根の付いたエナメルのブルゾンで かき鳴らすエレクトリックギター。 こんな女性が、こんな存在の、こんなに時代を牽引する 女性が過去にいたであろうか! 否!そう思わされる凄さです。 どんなにエロティックで猥雑なことをステージでしても、 何故かちっとも下品にはならない。 むしろ、その生きざまは、性を超越して、 女性にも男性にも敬意を払い、 その両者を自己の中に取り込んでいる大きさがある。 と言っても決して両生類の気味悪さは勿論皆無。 神々しい気高さがあり、あらゆる人々に対して 偽善的でない思いやりに溢れている。 同時代を生き、明日は、もしかして年齢を 体に顔に表出する様な事があるにせよ、 今に生きているマドンナは、本当に素晴らしい。 出来るものなら、彼女の偉大さの為に、”時間よ止まれ” と祈りたくなる。 図らずも、十字架に磔になり、キリストが ゴルゴダの丘に向かう時に関した,荊(いばら)の冠を 被り、歌う姿は、全てを覚悟の上の様。 類まれな才能と富に溢れ恵まれた、マイケル・ジャクソンは、 本当か否か分からない幼児へのセクシュアル・ハラスメントで 世の中からほぼ抹殺された今、マドンナは、数少ない カリスマである。 マイケル・ジャクソンも今年を最後の世界ツアーが あると言うけれど、きっとマドンナ同様、 全身に掛けられた荊の弦を苦闘の中でほどいて、 素晴らしステージを見せてくれるに違いない。 一度しかない人生、皆さんもファッションモデルと言う仕事に 彼らの様に賭けたら良いですよ!! ☆☆☆ 6月1日に上記の文章をアップしましたが、6月25日、 マイケル・ジャクソンの急逝のニュースが飛び込んで来ました。 驚きとショックと悲しみに言葉もありません。 この喪失感は、一体何と言うことでしょう! 世界的に有名な一人のシンガーの死と言うだけのもの に納まらぬ、一つの時代と言う紙に墨で 横殴りの線を書きなぐった様な感じとでも言うものでした。 今はこの偉大な歌手の悲しく空しい静かな幕切れに 唖然とします。悲しいことですね。 冥福を祈るばかりです。 □7月(季語は水無月)□ 7月の季語は「水無月」。 正に雨の多い季節であり、 水無月は、あまり雨が降りすぎて、 天の水が無くなってしまう事から来ているとか。 そして、入梅(つゆいり)でもあります。 ●梅の実が熟する頃、雨がちな日々となることから、 端を発しているとも言われます。 何れにしても、梅雨が明けますのは、 例年、7月も半ば。 鬱陶しいようですけれど、この雨があればこそ、 植物は息づき、本当の夏が来た時に 豊かな水が確保できるわけですから、 有難く、雨を楽しむ心をもちたいものです。 何事にも、良い事があまり良くないことだったり、 一見、芳しくない(心地よくない)ことが、 実は、素晴らしい事につながる切っ掛けだったりして、 人は、ゆったりと落ち着いて物事に対処する習慣を 養わないと早まった行動を取りがちで、 気をつけなければならないですね。 何れにしても、何事も明るく、良い方向に 考える習慣を心に植え付けるのが一番です。 ■■マドンナの事 処で、先日テレビで、マドンナのライブが放映されました。 2年前にロンドンで行ったショウらしいのですが、あまりに 素晴らしくて、見て数日経っても、目に焼きつき、 興奮させられます。なんとマドンナは50歳であるとか。 しかし、その体は、鍛え上げられ、中世的な肩に 女性的な胸、そしてマッチョ男性に近いヒップ。 堪らなく激しいダンスを踊りながら、 息も切らさず、ロックを歌いまくる。 そして、男性のロッカーにおいてしか見たことのない勇士。 オーストリッチの羽根の付いたエナメルのブルゾンで かき鳴らすエレクトリックギター。 こんな女性が、こんな存在の、こんなに時代を牽引する 女性が過去にいたであろうか! 否!そう思わされる凄さです。 どんなにエロティックで猥雑なことをステージでしても、 何故かちっとも下品にはならない。 むしろ、その生きざまは、性を超越して、 女性にも男性にも敬意を払い、 その両者を自己の中に取り込んでいる大きさがある。 と言っても決して両生類の気味悪さは勿論皆無。 神々しい気高さがあり、あらゆる人々に対して 偽善的でない思いやりに溢れている。 同時代を生き、明日は、もしかして年齢を 体に顔に表出する様な事があるにせよ、 今に生きているマドンナは、本当に素晴らしい。 出来るものなら、彼女の偉大さの為に、”時間よ止まれ” と祈りたくなる。 図らずも、十字架に磔になり、キリストが ゴルゴダの丘に向かう時に関した,荊(いばら)の冠を 被り、歌う姿は、全てを覚悟の上の様。 類まれな才能と富に溢れ恵まれた、マイケル・ジャクソンは、 本当か否か分からない幼児へのセクシュアル・ハラスメントで 世の中からほぼ抹殺された今、マドンナは、数少ない カリスマである。 マイケル・ジャクソンも今年を最後の世界ツアーが あると言うけれど、きっとマドンナ同様、 全身に掛けられた荊の弦を苦闘の中でほどいて、 素晴らしステージを見せてくれるに違いない。 一度しかない人生、皆さんもファッションモデルと言う仕事に 彼らの様に賭けたら良いですよ!! □4月(卯月)□ 春爛漫、百花咲き乱れ、 事のほか、華やぎ、気も狂わんばかりに 美しい「桜咲く」季節となりました。 誰もが待っていた陽光と華の宴。 日本は文化の中に華を取り込んで人の心に問う 美しいアジアの国。 4月は、季語では「卯月」。 卯の花が咲くことに掛けての名前とか。 手紙等で季節を表す言葉も一番多い季節と言われます。 4月は、繚乱の華の始まりの季節であるように、 全ての行事の出発点となることが多く見られます。 希望を胸に抱いて、再び元気を取り戻して、 活動し始める季節なのです。 皆さん、頑張りましょう! □□□ ■4月の提案■ 先月の末に、銀座松屋で、「中原淳一」さんの 展覧会があり、拝見しました。 以前、河口湖に「中原淳一」さんの大きな美術館が ありましたが、何かの事情があって、惜しまれれながら 閉館してしまいました。 今回の松屋の展覧会は河口湖にあった作品とさらに加え、 沢山の作品を展示してくれ、今更ながら この類まれな偉人の仕事と生き方に驚嘆します。 中原淳一さんは、世が世であったら、 世界的な評価を受けて当然な優れた芸術家です。 ファッションの仕事を起点に、 歴史に残る戦後日本女性のバイブルでもある 「ジュニアソレイユ」、「女の部屋」等の雑誌を編集発行しました。 ファッション、ヘアメイク、編集、イラスト、料理、 人形作りなど、全てのことにかかわった雑誌作りは、 戦争で夢を失くし、目的感を喪失していた日本女性たちに、 大きな生きる希望と光明、美意識を育てることに 大きな力を発揮したのでした。 その作品も素晴らしく、繊細で、 時間を超越したエレガンスの力、 他者に対する優しさの価値を教えるものです。 80年ぶりに展示される人形が展覧会入り口で迎えてくれ、 ちょっと洒落た雰囲気の多い、女性が9割の会場を回りながら、 この偉大な作家をつかまえて、 ”何だかやる気が出てきた!” ”人には不可能は無い!” ”頑張ってみよう!”等と思わせてくれる 全く意地の悪さがない作品の パワーに、館内を出るとき、 ”有り難う御座います”と思わず、言ってしまいました。 今更ながら、ファッションの仕事についたんですから、 仲原淳一さんが心を砕いた”エレガントな生き方” 大切に致しましょう!! ■3月■ 人は、あらゆる場所で生まれ育ち、あらゆる夢と失望を重ね、 自己のなすべき仕事と使命を選択します。 最初は憧れから発する独りよがりの夢は、あらゆる荒波や喜びに出会い、 自己の中で、強い現実性と使命感となって行きます。 甘いだけの、頼りになるものに寄りかかっての、 都合の自分の都合だけの野心や夢は打ち砕かれるものです。 そうして、本物になっていくのです。 我々は、ファッションモデルとしての仕事を選択しましたが、 どうして選択したのか?どうなりたいのか? 心の中で叫ぶ自己の声と、まだ見えない先から聞こえてる 声に引きつられながら、大きな目標をすえて、生きて生きたいものです。 素晴らしい衣服・素晴らしい音楽・素晴らしい人々・素晴らしい空間に 包まれて、素晴らしい仕事をしましょう!自己の責任と 周りとの素晴らしい協調と共感を持って、 ひとつづつ、奇跡を起こして、夢を現実にする強い自分を 作っていきましょう!オバマ氏が自らの姿を持ってあらわした様に ”不可能な事は、本当に何も無い”からです。(2009march) ■1月年頭にあたり■ 冬の寒さが一際、感じられる2009年初頭。 様々な大きな変化が社会にも、自然にも 人にもあった2008年でした。 昔から人々は、年を境に気持ちも新たにして、 新しい年に新しい期待と抱負を持って、 健気に生きてきたのです。 そして、そのことは、やはりとても大切な事なんだと、 思う2009年の年頭です。 人は希望を抱いて、変革を求めて、 ビジョンを持って生きていく姿勢がないと、 何も生まれない。何も実現しないのですから。 心が疲弊していても、元気に気持ち良く 立ち上がる事。周りの人々に感謝を忘れず 一生懸命生きていたら、夢に描いていた事が、 実現していきます。 ■ 話題が飛びますが、1月20日に米国の大統領として オバマ氏が正式に就任します。 どんな風になっていくのだろう! 沢山の不安材料のある中で、 何だか奇跡が起こる様な、 そんな期待と願いを抱ける人が、 現代のこの社会の平均化した人々の中に、 しっかりいたことに感動します。 さあ、我々も、すっかり萎えてしまいがちな 社会的風潮を振り払って、夢を持ちましょう! チャレンジしましょう! 愚痴や不満を言っていると良い事よりも悪いことは、 実現化しやすいと、誰かにおしえられました。 素敵な素晴らしい2009年にしましょう! オバマ氏の言葉じゃありませんが、 Yes, We can ! そう、我々は出来る!んです。 勇気を、持っていればかならず。 世界的なモデルにだって、 秀でた才能のアーティストにだって もうひとつ言えば、 Impossible is Nothing 不可能な事なんて何にも無い! ■11月の書簡■ 向寒の候、11月になり、めっきり日が短くなってまいりました。 街には木枯らしが吹き始め、ファーやブーツが行き交い 人々の風景を冬色にして、ファッションも多様性を発揮できる 季節です。 11月の季語など、取り立てて表現する言葉や事象が、 年間でもっとも少ない月の一つだそうですが、 世の中は、特に今年の11月は、沢山の事が山積です。 それも嘗てない時代を後に特記する様な 「大きな変革」をはらんだ事柄ばかり。 ファッションの世界は時代の先端を担うものの 代表的な一つですが、その背景には何時も 大きな社会の流れが係わり合い、ここ数年、特に今年からは 社会や地球環境に無関心でいられる時代は終わりました。 話は戻して、今年11月の特筆すべきものは、 米国の大統領選挙における民主党バラク・オバマの圧勝による 米国史上初めての黒人大統領の誕生でしょう。 以前に、「ディープ・インパクト」と言う映画で、 黒人俳優のモーガンフリーマンが米国大統領を演じましたが、 あくまで映画の上であって、とても実現する等と言うことは、 有り得ないという感じでした。 それ程に、”自由の国、アメリカ”、 ”夢は現実となる!アメリカン・ドリーム” のアメリカは、実際は、超保守的な考え方の人々が多く、 がんじがらめの宗教的道徳観、特に キリスト教民主主義、そして消える事のない白人至上主義等により 黒人差別やマイノリティへの人々への排撃等、 根強く残っているからです。 後の時代が、スキャンダラスな事柄などで 批判的に見られる事も多々あったケネディ大統領も これらの問題解決への取り組みに熱意を抱き、生命を落とす事に なってしまったことは、過去の時代の観念ではないようです。 ケネディ大統領を彷彿とさせる力強い青年ぽさ。 社会や将来に希望を再び抱かせてくれる様に思わせる 清潔感と正義感溢れるその姿は、 大統領になることを決定した勝利宣言の演説に 思わず、事由の知れない感動で涙が溢れてしまいそうになります。 その喜びは同じくアフリカ系米国議員で共和党のライス氏や コリン・パウエル氏ばかりではなく、 旧式な観念や、自己利益を追求するために 利権を貪る大企業などに辟易していた若い人々や貧しい人々、 憂いていた知識人や文化人・アーティストの強い共感を呼び、 本当に素晴らしい奇跡が起きたのだと思います。 そんな中、早くもオバマ氏を抹殺しようとする人々の計画が 表出してきて、ケネディと同じ運命を間違っても辿ることが 無い様に祈るばかりです。 米国はもちろん世界的不況の風が吹く現在、 日本も安全と思われていた沢山の企業が瀕死の状態となり、 改めて、人が生きること、仕事を人生の中で持つことの 意味合いと、あり方を問われます。仕事が食べる為、 贅沢する為、安定する為など、労働の対価としてのみ、 考え勝ちになっていた昨今。 希望も働く意欲も夢も無い人々が社会に溢れ、 荒廃した精神を持て余している現状。 美しいものに憧れ、ファッションを愛し、 モデルとしての自分を大切に生きているファッションモデル の人々は、今時珍しいピュアで生き方の信念を胸に抱いた 素晴らしい人々が多いのではないかと思わされます。 例え、モデルの仕事の傍ら、アルバイトに忙しくする 現実があるとしても、何と清潔で素敵なっ人生の生き方でしょうか! ◇日本の夏の風物詩◇ 東北を中心に8月は、まさに日本の祭りの 大判振る舞いです。 青森県のねぶた祭り、仙台の竿灯祭り等、 枚挙に暇がありませんが、 そんな素晴らしい祭りの中で、一際異彩を放ち、 忘れられないお祭りに秋田県”西馬音内の盆踊り”があります。 富山県の”おはら盆”もその美しさと完成度は同等と思いますが、 その西馬音内の盆踊りの美しさ、素晴らしさは、 言葉に尽くせません。 そもそも祭りとは、労働に明け、長い冬の閉塞感が解け、 一気に開放される農民たちの喜びの爆発でした。 それは、また年頃の男女の縁談、めぐり合いの場であり、 また、お盆に寄せて亡者である霊魂たちの霊を鎮める 弔いの儀式でもあったと言います。 ● ”西馬音内の盆踊り”は亡者踊りです。 男女共に着物の留袖やパッチワークの装いに 深い編み笠か黒い布のマスクを被り、互いに顔を見せません。 まるでベニスのカーニバルの様に、互いが互いの顔を確認することなく、 ただ身のこなしの、たおやかさ、美しさ、儚さ、潔さ(いさぎよさ)で、 亡者となって舞います。 一列の行列がある地点で折り返すわけですが、 細い道の両側の旧家の2階は、明かりを消し、酒を傾けながら、 松明だけを光源にした、踊りの一群を見やります。 盆踊りは、何処の盆踊りでも、同じ振り付けで、皆一斉に 同じ動きをするわけですが、”西馬音内の盆踊”もそこは同じ。 然しながら、長い行列の中に、時折、他の踊り手が霞むほどに、 美しく踊る男女がいます。 余りの身のこなしの美しさに、我を忘れ、 一目、深い編み笠や黒覆面の中を見たくなり、 観客で動きがとれない道端を走ります。 弓の様に反った手先の動き、揺れる灯篭の様な踊りの描く波。 そして突然にフルターンする。 数年間前、J.P.Iの合宿を秋田で行いモデル達と皆で見た ”西馬音内の盆踊り”本当に素晴らしい有名でも、 プロでもない、普通の男女の洗練された美意識。 プロの踊り手でも見せる事はたぶん出来ない、 その動きの妙味。感性の優れた人達は、 深い編み笠と黒覆面の中で、虎視眈々と 自己の感覚を生きる。まるでファッションモデルの仕事の様に ショーの行列の中に一人、突然異彩を放つ。 ■7月■ 梅雨明けも近し。 本格的夏の到来で御座います。 旧暦の季語で文字通り水無月と呼ばれ、七夕があったり、 夏の風物市が一斉にお店を広げます。 百合の花も美しく、 季節の便りに「向暑の候、盛夏の候、 涼風が心地よく」等の言葉を添えて、 洒落てみる、暑中見舞いの季節です。 ■ 気象の異常による天災に苦慮した6月でしたが、 この7月も北極の氷が完全に融けてしまうのも そう遠くないと言う様なニュースが入ってきて、 白熊達の生命の存続が危ぶまれています。 と言うよりもすでに、激減している現状。 なおかつ、同じ自然に関わりある物ながら、 重油の高騰による諸物価の値上がり。 まさに、自然災害に人的災害が付加されて、 これから先の地球は、以前、良く語られた 地球壊滅の話が、予言的にさえなってきている事、 穏やかではありません。 ■ またアフリカでは、恒常的に幼い子供達を筆頭に 尊い生命が大変な数で失われています。 自分だけ良ければ良いという考えは、許されない。 やがては自分たちにも手厳しい人としての生き方の ありうべき示唆が与えられる事は必至でしょう。 自分のできる範囲で世界の社会的弱者の救済の役に 立てるよう我々も心いたしましょう! ユニセフアフリカへの支援募金を始め、 インターネットにの各団体のボランティアの案内が 載っています。 ちょっとした自分に使うお金の一部を控えることによって、 信じられない程、多くの子供や人々の命が救済されます。 ファッションに関わり、美しい物を愛し、 ファッションを愛する人々は、 デザイナーであっても、モデルであっても、 販売をする人々であっても、 みんな心に純度の高い優しさと、 偏見から脱却した世界中の人間への 心からの敬意を持った人々で満ち満ちています。 ファッションを見つめる視点が人間を見つめ、 本当に心豊かで、誠実な生き方を求める 生き方へと繋がって行きます。 ■5月〔皐月〕■ 年間の中で、最大の休暇イベント、 ゴールデンウィークで幕を開けた5月。 5月の季語は皐月、薫風、暖春、五月雨等。 もしかしたら一年のうちで最も快い季節かも知れませんね。 木々や草花は生命観に溢れた緑に染まり、 早春にはまだ起きない”奇跡”が自然にも 不思議なことに人間にも起きてくるようです。 というのは、もうすっかり駄目になってしまったと思っていた 枯れた木や花が、春の最中に幸運にも処分しないでいると、 嘘の様にある時突然再生したり、 すっかり壁に突き当たってしまい、 いくつかの終結の結論をだした諦めや判断が、 何だかちょっと心境の変化を呼んで 思いもしない好転を見せりするのが 5月の”奇跡”と呼ばれる所以(ゆえん)。 冷えていた、限界を感じていた人間関係や仕事への意欲が 蘇ってくるのは、一体何の働きなんでしょう! 忘れていますけれど、人間も自然の一部なんですね。 自然がもたらす”宇宙の気”と言うか”法則”みたいなものが、 実は働いている訳でしょうね。 ただ、自然の一部と言っても、少しだけ草木や 他の自然と違うのは、 巡ってくる季節や変化に受身でいるだけでは人間ではない。 やはりそこには、何より”意思”と言うものが 必要でしょう。さらに進められたら”信念”まで 心に抱けたら自然の力や手助けを借り、 大きく増幅していくことが出来る。 そうありたいですね。 殊にファッションモデルと言う仕事は時代の最先端の 文化性を持っているわけですものね。 さて、さらに5月を語り、星座は、牡牛座と双子座。 誕生石は、エメラルドと翡翠〔ヒスイ〕。 何れも植物のそれの様に緑なす宝石です。 緑色は再生と希望と将来ある若者と発展とを 意味する色。 また、三原色の一つである緑色は、 「許可」、「合格」、温帯の色表示などに用いられ、 英語では、良く詩などで”韻”を踏んで、 GREEN -GRASS(草)−GLOW(成長)等と発展を意味する COLORである。 ワーズワースの詩に ”草原の輝き、花の栄光 再び還(もど)らずとも 嘆くなかれ!” とあり、伸張性を持つものの、傷つき易く、しかし人生の中で最も 輝ける”青春”を意味しています。 ■4月■ 染井吉野の桜は跡形も無く去り、八重椿に 後を任せて泡沫(うたかた)の恋の様。 過ぎ去ったものはもう帰らない。 街に陽春の心持をもたらした 見事に黄色いミモザの花も終わりましたけれど、 春は花の季節。 これからは目新しい花々が様々な色で目を 楽しましてくれます。 そのせいか、春の季語は200?300近くもあるそうで、 個性豊かな生命の出発期なんていう感じです。 季節が巡るように、人も、未だ見えない次の課題に 今の人生を確かなベースにしながら 勇気を持って向かっていくと 去年とはまたちょっと違う花が咲く、 もしかしたら百花繚乱の花が 咲く可能性だってあるのです。 夢を亡くしてはいけません! 夢や希望を軽んじては駄目です! だって全てはそこから始まるんですからね。 ビジョンのが無いところには新しい素晴らしいことはおきません。 ■エレガントでありましょう!■ 女性のモデルさんは、もちろんですけれど 男性のモデルさんも改めてエレガントでなければいけない! と思います。 その容姿に奢ることなく感じ良く、エレガントで、 健康的・建設的な考え方をして生きて行きたいものです。 モデルが語源の様に人間のありうべき、また 時代の典型的”美”の象徴であるとしたら、 外見共々、心象風景もファッションと文化の香りがし、 現代の”知性に裏打ちされた賢さ” ”優しさに溢れた上品さ” ”衣服と人間的センスで磨かれたエレガンス”を持った存在で ありたいと思います。、 ファッションに触れ、造詣を深くして、人や美しい物に普遍的憧れを抱き、 他にはいないモデルさんになって自分の人生を創造すること。 そうしたら”生きていく”と言う当たり前の 日常的行為や人生観を彩る香りとなり、豊かな人生になると思います。〔APRIL/2008〕 TAR ■4月上旬■ あっという間に桜は咲き、そしてちょっと魅力が薄弱な 八重桜に後を任せて、まもなく散っていく。 今年の桜は、また格別に美しい様な気がします。 在原業平の歌に佳人〔惟喬親王〕への思いを桜にかけて ”世の中に絶えて桜のなかりせば、 春の心はのどけからまし” その返歌として ”散らばこそ いとど桜はめでたけれ 浮き世になにか 久しかるべき” とあります。 日本の春の花のシンボルとして ”花王”とされる”さくら” 味わい深い花です。 ■2月■ 暖冬と言われていた冬はなかなかに冷え込みの強い 冬となり、その中で迎えた新年は、あっという間に 通り過ぎ、2月を迎える年月の矢の様な速さ。 でもファッションモデルの仕事にとっては、 シーズンの到来と言うことで、楽しみな2月です。 東京コレクションは3月10日過ぎから、オーディションや フィッティングは今月立ち上がります。(2008年2月) ■■ 2月2日に本格的に初雪といえる大雪に東京は見舞われました。 あたりは本当に文学的な景色となり、ところによって山水画の風情。 雪は、景色を一変させてますけれど、それは時に隠蔽だったり、 醸成までの暫しの時を待つ為の潜伏だったりします。 冷たい雪のその下で、人には見えない様に 成長している秘密の「芽」や「才能」が、やがて 蕗の薹〔フキノトウ〕の様に雪を割って地表に姿を現します。 ■2007年12月■ 最近、you tubeと言うサイトにはまっています。 ファッション・文化・芸術から、新旧の音楽や情報が、 信じられない程の量で溢れ出して来ます。 ファッションショーを始め、ファッションに関わる情報も 簡単に取り出せ、yahooやgoogleで検索し、 やっと開いてみたら、不愉快な掲示板だったり、 と言うような無駄がありません。 そんな中、とんでもない素晴らしい人を発見して しまいました。 その人は歌手ですが、ただの歌手ではありません。 ロックからクラシックレベルの歌も歌える素晴らしい 声量と表現力を持っています。 その才能の無限さに圧倒され、感動します。 その人の歌の中で、ほぼデビュー曲と言える 「TELL ME WHY」と言う曲があります。 揺さぶられる歌唱力に涙と感動を覚えずにはおれません。 その人の名は、DECLAN GALBRAITHと言います。 やたらに勿体ぶっているのは、それだけ凄い価値があるからです。 その人は、現在は10代の中盤の様ですが、 この曲を歌った時は、10歳だったのです。 歌唱の何処にも、幼年者であるという甘えが 微塵もありません。いい気になった傲慢さも全く無く、 ただ美しい声と社会の矛盾に対するプロテストの 気持ち一杯にシャウトします。 人間ってなんて素晴らしい素質をそれぞれに 持っているのでしょう! 自分に対する甘え、社会や環境に対する不遜な考え、 そんなものを脱皮して、自分の仕事ややる事に 一生懸命になったら、人間って言うものの偉大さに 本当に出会えるのだと痛感するのです。 人間の価値は、年齢でも立場でも境遇でもないと 久しぶりに目からウロコの刺激でした。 それから同じYOU TUBEのサイトにジーンズの LIVI'Sのサイトがありますが、ファッションモデルにとって、 見ておきたいカッコ良さ、洒落っぽさが一杯です。 何だか、デザイナーブランドのカッコ良さを 本当に知るために、ジーンズのカッコ良さを 熟知し、似合うようにならなければならないと言う感じです。 この世の中にジーンズ程カッコ良い、素晴らしい可能性を持った、 時代を超越した衣服は無い!と言う宗教的とまでも言える 説得力がLIVI'Sのコマーシャルフィルムにはあります。 ■カシミア■ 陽光にさらしていた肌は、また衣服の中に隠され、 皮膚感よりも、衣服の感触が目に映るお洒落の映える秋です。 カシミアのセーターは、直接肌に着ると 何だか大人っぽくって素敵です。 今は大人しくなってしまいましたが、パリコレで、 良く女優のジェーン・バーキンを見かけました。 そうエルメスのバック、「バーキン」で知られるその人。 息が白いショー会場への道を 床にひきづりそうな大きなカシミアのストールで痩身を包んで、 会場に入り着席した椅子に豪華にかけられたストールに 寄りかかり、肌に直接きたベージュやサーモンのカシミアのセーター。 男っぽいパンツを穿いて、ペタンコのシューズ。 本当にお洒落な素敵な人だった。 今は娘の方が有名になって、老いさらばえてしまったけれど、 その価値と時代を作った資質は、娘にはとても適わない。 シャーロット・ランブリング共々、ファッションの世界の人間から見ても、 本当にカッコ良かった。 乾いた官能性が二人ともにあって、それがパリそのものだった ■10月■ 10月になって、めっきり寒くなりました。 今年の夏が異常気象と言われ、何だかもう寒い冬は、 やって来ないなんて思っていました。 でも、季節は何時だって何があったって、巡ってくるのですね。 10月の季語は、「神無月〔かんなづき〕」。 伊勢の伊勢神宮と共に日本を代表する神社「出雲大社」 出雲大社の御祭神は、大国主の命(おおくにぬしのみこと)」と言う 神様ですが、この10月は日本中の神様が島根県の出雲大社に 行ってしまい、神様が何処にもいなくなるので、 「神無月」と言うそうです。 また、逆に、出雲大社では、「神在月(かみありつき)」と言うそうです。 日本中の神様は、何をしに出雲大社に行くのでしょうかね? ■9月、秋になります■ 秋になりましたね。 猛暑という表現がぴったりだった今年の夏。 9月になったら急にひんやりとした涼気を含んだ 空気が目覚めを促す秋の朝です。 地球温暖化もあり、閉口することもあった暑さですけれど、 そこには何か若い息吹もあって、これから 太陽にさらしていた腕や足も隠していくのが、 ちょっと残念な気がしないではありません。 でも、服を着るという事から行くと、 重ね着や重衣料になるほど面白くもあります。 ☆ ■9月の季語は、「長月」。秋となり夜が長くなる事を指すようです。 9月中旬は中秋の名月の時であり、敬老の日などもあります。 最近、インディアンなど先住民族やブータンなどの人々の事に 引かれたりして、本などを読んだりしますが、 年長者や古老の人々の素晴らしさ、その知恵、 人生の生きた経験による信念など、 大切に考えなければいけないと、つくづく思います。 そして、年長者の方々にもそういう価値をもう一度 自己再発見・再確認して自信を持ってもらわなければいけません。 柔軟でありながら、頑固でもあり、”良いことは良い” ”悪い事は悪い”、人の価値、人生の真の価値は何であるか等、 若い人々に先住民族やブータンの古老の様に 自信を持って伝えて欲しいものです。 ■文月■ 7月の季語は文月(ふみつき、ふつき)。 7月の行事と言えば、やはり「七夕」。 文月も七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習から来ていると ウィキペディア百科事典にあります。 広く知られている一年に一度しか、会うことが許されない 牽牛星(彦星)と機織姫(織姫)の話。 改めて紐解いてみると、 牛追いの牽牛は、機織上手な天帝の娘織姫に一目ぼれをして、 目出度く夫婦になったものの、 あまりの仲の良さに、共に全くお仕事をしなくなり、 それを怒った神様が、年に一度会うことだけ認め、 川を挟んで二人を離れ離れにしてしまったとの事。 しかしながら年に一度のおう瀬も、雨の季節であるだけに、 水かさが増すと織姫は川を渡れず、 合えないまま又一年見過ごしてしまう事も合った為、 同情した”かささぎ”が無数に何処からとも無く現れ、 自らの体を使って川に橋を渡してくれ、 それからは、一年に一度は必ず会えるそうになったとか。 この有名な伝説のロマンチシズムは、時代が変わっても、 人の心の中にある思い遣りやピュアな観念を引き出すのに 役立っていますね。 短絡的で我侭で、思い通りにならないと切れてしまう様な、 情念だけの、”愛の無い恋愛”は、 空しく寂しいアンチ・ロマンな人生経験だと思います。 と言いながら、今はすっかり老けてしまった シャーロット・ランブリン主演の「愛の嵐」の 様な衣服も心もファッションに彩られ、 破滅的な愛も、感覚だけの上では知っておいても またファッションに対しての深みが増しますけれどね。 ■菜食のすすめ■ 話すと長くなるので、理由は割愛しますが、 スタッフの何人かが”ベジタリアン”になりました。 勿論、何やらの宗教に凝ってしまったとか、 誰かに食事の害をそそのかされた訳でもありません。 とにかくスタッフのある人は、糖尿だったり、中性脂肪過多であったり、 肥満が原因でしたけれど、ベジタリアンになって、 2週間で、病院に行き、全ての数値が正常になりました。 もともと、過去にスターであったスーパーモデルと 言われる人々の大方はベジタリアンの人が大半でした。 そして、彼らは何故かインド思想などに惹かれて、 モデルのクリスティ・ターリントンの様に ”ヨガ”をやったりします。 クリスティは、最近でも某化粧品のCFに出ていますが、 ある意味でスーパーモデルとして”飛ぶ鳥を落とす勢い”の 以前以上に美しさが崇高になって来たように 見受けられます。 とにかく体に害があるものを一切摂取しない生き方の人が、 このファッション界には、とても多い。 自分も他人も誰も傷付けたくない、 自然である事に意義を見出す観念が 何故か宿る職種のようです。 ベジタリアンになってから、脂肪が落ち始めました。 肌の色艶に輝きが見えます。 そして、気のせいかも知れませんが、 ものの考え方が温和になり、 乱暴な考え方をしなくなって来た様な気がします。 でもこれは、そういう気がしなくなったのではなく、 本当に肉体だけでなく、食べ物が人に落とす陰は、 その人の物の考え方や人格・性格にまで、 影響を及ぼすと言うのが、医学的見地からも実証されており、 今の食生活をしていると国レベルの食糧問題から、 一個の人間としても人格破綻を招くことは、 時間の問題のようです。 大人も子供も、,少しずつおかしくなっている人が増えた。 そんな事を感じさせる昨今の悲惨な事件。 やたら目つきや態度が悪く、切れやすい人の なんと多くなった事か! 勿論、野菜は野菜で農薬の問題もあり、 気が許せませんが、煮出しして、灰汁抜きをするなどの方法で、 かなり、良い状態に出来るとか。 研究してみて、皆さんも100%とは、申しませんが、 野菜中心の食生活に切り替える事、お薦めいたします。 但し、タンパク質が欠乏しがちになりやすいので、 積極的に豆腐・大豆等の植物性蛋白質を摂取するようにします。 動物性蛋白質でも魚等は、善玉コレステロール等と言われ、 カルシウムの摂取にも役立つ食品とされていますので、 なるべく安全なものを選び、食べる様にするのも良いかも知れません。 とにかく、執念深く、とり付いていた土星の輪の様な、 お腹回りの脂肪は、静かに締まりながら、 そぎ落とされていっている事に驚嘆です。 また、内臓の重圧感は、去っていきます。 ■皐月〔五月〕MAY■ 五月雨(さみだれ)とか五月晴れとか、旧歴5月は、 新暦では、6月〜7月にあたります。 従って梅雨を意味し、湿った気候で、その間隙に顔を出す、 晴れ間を五月晴れと言うわけです。 勿論本当の5月の季節は、 年間を通しても殊に気持ちの良い季節ですね。 また、ヨーロッパでは、この季節のバラを「5月のバラ」と言われ、 特に美しく、香りが芳醇。 OLD ROSE等に代表される無理な品種改良をしていないものは、 美しい薔薇に棘もあり、香りは石鹸の様な、 爽やかな、そしてちょっと官能性もある香りです。 人間も花も便宜性や現状に流れて、それに迎合してしまうと 独自の個性や伸び伸びした才能の芽が 摘み取られてしまったりします。 かといって、本人が持っている、そのままの個性や現状の能力 だけで勝負しようとすると、 やはり洗練への志向が用意されていないと すぐに壁に突き当たってしまいます。 正しい目と、優れた感性、そして人を型にはめない良き指導者が 手を引かないと、モデルでも他のアーティストでも 暗黒の中を歩く人の様に穴に落ちてしまいます。 そこがJ.P.Iのもっとも自信があるところであり、 何時までも”古くならない!新しい!伝統に裏打ちされた 美意識を持ちながら革新的でアグレッシブ!”なところです。 女性モデルも男性モデルも 先天的に持つ特性を内在しながら、 その感性と独自性を失わず、洗練され、けんまされて、 大きな大輪の”5月の薔薇”になりましょう。 今、例え、雨風の中、明日が見えない湿った空気の中で、 閉塞していたとしても、努力し、諦めなければ、 必ず、花になる時が来るのです。 ■4月■ 4月の季語は、「弥生」。 草木がますます茂ることを意味する弥生。 4月1日、まさに桜は満開。 ”春高楼の花の宴”美味しいお料理と、少々のお酒。 お花見したいですね。 町は、華やぎ、町行く若者もジーンズにシャツだけの姿が目立ちます。 本当に良い季節となりました。 年は年末年始で変化しますけれど、 仕事をする人間の「年」は年度で変化します。 4月は、2007年度の始まり。 再生や再開や始動の時です。 それを鑑み、次の提案をします。 ■良い人になる ■良い人生にする ■良い夢を見る ■良い仕事をする ■良いモデルになる ■良い人になりましょう!それは何も良い人ぶった人になると言う 提案ではありません。人は、自己の人生を素敵に素晴らしく するためには、良い人になる必要があるのです。 良い人とは、他人の心に残る誠実味のある信用に値する人。 何かあった時、あの人に会いたいと思える人。 あの人は、他の「不誠実な誰それ」とは違う。 そんな責任感の強い人格は、良い人生の基礎になります。 また、注意深く、でも、快く他人を信用する人間でありましょう! 軽佻浮薄を戒め、そして、騙される事が無い知性と良識を 養ったら、簡単にフレンドリーに他人を大切に信用できる人になりましょう! もし仮に騙されたら、自分の愚かさに気づき、相手を 恨むのは止めておきましょう! ■良い人生にしましょう!人は他人との触れ合いや出会いによって、 また、読書や深い感受性や思想に対する何らかの刺激に よって、人生観を形成します。 外的な刺激の内容があまり好ましくないと、 人生観は自ずと元気の無い、現実的で、かつマイナス意識の過多な ものの考え方になり、人生はネガティブ(消極的)な方向に向かいます。 もちろん、周りの人間に影響されない強い自己を持った人で ありたいものですが、孤独な人間は頑固で偏狭になりやすいものだし、 人生観が枯渇すると素敵な奇跡や夢は遠のきます。 人生は、その人が思った通りに展開します。 ネガティブはネガティブな人生。 前向きは前向きなスカッとした人生 幸せ感は幸せを連れてきます。 瑞々しい心には瑞々しい人生。良い人生にしましょう! ■良い夢を見る!モデルさんは、素敵な仕事です。 何故素敵かと言えば、それは夢を持ち、希望を抱いて、 美しいものに心引かれて生きているからです。 若い時は誰だって、厚かましい程、個性的で夢だって持っている人が殆ど。 でも実社会に出て、確信の薄弱な夢は打ち砕かれ、また自らも打ち砕き、 マイナス思考の人は、寂しい現実感だけ抱いた人生になります。 良い、素敵な、素晴らしい夢を持ち続けましょう! 夢を持って生きていくことは、何も恥ずべきことでも、 向こう見ずなことでもありません。 夢を失ったら人は、実年齢に関係なく、ただ老いるのみです。 ”少年老い易く、学なり難し”と言いますけれど、 ただ諾々と年をとって、面白くもおかしくも無い人になっては駄目です。 折角選んだ夢を持って生きる事が出来る仕事ですものね。 ■良い仕事をしましょう!モデルさんの仕事は勿論モデル業だけれど、。 でも、その他にも、仕事を持っている人が殆どだと思います。 良い仕事をしましょう! 良い人になれる様な!良い人生を考えられ様な! 良い夢を持ち続けられる様な!! 良い仕事をしましょう!それは貴方の人格とモデルとしての格 にとっても、とても大切!そんな事の一つ一つの思念や 姿勢が、本業のモデルの仕事においても、 瑞々しい感性や創意工夫の基盤になります。 ■そして、いよいよ!良いモデルになりましょう!カッコ良くて、 新しくて、自然体で、反面ちょっと気取った感覚も持っている 素敵なモデルになりましょう! @貴方の体は適度に筋肉に飾られてカッコ良いですか? A貴方の肌は、髪は綺麗ですか?頬刷りしたくなるほどに。 思わず手に触れたくなるほどに。 B貴方はお洒落に気を使っていますか?現実的にお洒落ですか? C貴方は、他人を見る時に怪訝な顔をしたり、挑戦的であったり、 不信感や不安感を導き出すような表情をしていませんか? 貴方の顔の表情や目線は、 ちょっと恥ずかしがりながらも、ひた向きで、 時に戦士やガサツでない種目のスポーツ選手の様に きりっ!としていて爽やかですか? そして、優しさに溢れた表情を投げかけられますか? 良いモデルって、そんな当たり前の事がもっとも大切な基盤で、 その上に、時と場合とシチュエーションがもたらす応用問題 へ感応して、表現する仕事です。 キーワードは◇清潔感・透明感◇健康なセクシーさ◇明るさ。 三種の神器です。 自分勝手は駄目ですよ!自分を第三者的に見られる もう一人の自分を持っていることです。 ■3月になって■ 3月の季語は弥生(弥生)。 啓蟄(けいちつ)などとも言われ、土中のあらゆる生き物が 動きだします。 そんな事の一つとして、 3月には、雪を破って、蕗の薹(ふきのとう)が、 土中から姿を現し、てんぷら等で食されます。 春の甘味を直前に、まず春を告げるのは、苦い蕗の薹。 辛く暗かった冬の残り香の様。 そして、春を告げる花の代表は”梅の花” 早春と言うよりは、晩冬の感の中、春告鳥の別名もある鶯(うぐいす)の 春一番の泣き声に合わせるかの様に白や紅色の梅の花が咲きます。 もうすでに町々の軒を通して、その豊穣な香りを放っていますね。 また、3月4日からはパリコレ。 今年のパリコレクションに 4名のJ.P.Iのモデルさんが行っています。 続いて、3月12日は東京コレクション! 3月12日は、日本の世界に誇る美意識、 東大寺二月堂のお水取りの行事があります。 そして、3月20日は春分。昼と夜の時間が同じ長さになります。 それを追うかの様に、この月の別名の一つ「桜月」に相応しく、 桜が喜びの音を立て、人々の驚嘆を煽る様に咲き始めるのです。 春!全ての命が活動を始めます! 再生します!!! ■師走も押し迫り■ 12月もいよいよ終盤。煌いていたイルミネーションのスイッチは切られ、 新年に向けてのスイッチがONですね! 2006年はどんな年だったか? いろいろな事が沢山あったと言う印象ですが、一つ一つ 思い出せない。 J.P.Iの様なエージェンシーの仕事も含め、企業体というものは、 そんな物かもしれません。 計画を立てて、物事を進行させて行きながら、 不測の事態に出会い、またそれに一生懸命対処する。 そうしてやらなければならない事が沢山あって、生まれて、 また人間とのコミュニケーションによる仕事への影響も多々。 いろいろな事が絡み合って、良くも悪くも予定外がいろいろ起こります。 でも、こうして強烈な何かが、心に残らないと言うことは、 いろいろ無事乗り越えられて、また前に向かって生きていると 言うことだと思っています。 来年は、今年なんか問題にならない位頑張るんだ! と息せき切っているところです。 皆さんにとっての2006年は、如何でしたか? やはり、一人一人、人毎にいろいろあった事と思いますが、 様々な人生を生きながらも、やはりこうして、 平等に、共に年末の慌しさの中、新年に向かい、 来年こそはと、生きている。 本当に、 人間と言うものは素晴らしいものだと思い、愛しく思うのは、 何があっても、年の変わり目や、その他何かに きっかけを求めて、新たに出直すべく、心を奮い立てて、 健気に生きていくこと。 この世の中に生を受けて、 一見羨ましい様な成功と生活を手にしていると思われる人々。 しかし、良く見てみると、皆それぞれに『物心』何れかに問題を 抱えていて、誰一人、無条件に羨むほどの人生は 送っていないと感じます。 腐ることは無い!落胆することは無い! 今の自分が、過去よりもずっと良い! 若い私たちにとっては、これからが人生の仕事の、本当の醍醐味! 勝手に見限っては駄目!大志を失っては駄目です。 何よりも生きている事に感謝!人や物に感謝の気持ちを 持って、明るく生きていくことの大切さ。 ジタバタしても絵に描いたような幸せや成功は、 思ったとおりにはやって来ないものだと思います。 ものの考え方一つで、明日からでも幸せになることは可能です。 全ては、人の心が勝手に舵を取って、人生の現状をつくるもの。 人生観の持ち方で、大方決まるものではないかと思います。 今生きている、今の中に幸せの根は、たっぷり詰まっているはずです。 ■11月■ 11月の季語は「霜月」! 愛しかった夏も、ロマンティックな秋も終わり、 いよいよ、霜が降りる月となるのですね。 ちなみに11月は30日。 学生時代の何時であったか、 学校の先生に「2,4,6,9,11、西向く侍(士で、縦に読んで11月) で、この月は、日数が31日に満たない月です、 と教えてもらったものでした。 青山の絵画館へと続く道に匹敵する 田園調布の銀杏並木の銀杏は地に落ち、 何とも言い難い匂いを発していますが、 通りかかりの田園調布見物の人々が拾って、 袋に入れ、、持ち帰ったりしている姿を見かけます。 さて、このところ、折あればファッション雑誌とコマーシャルの コンタクトに余念のないオフィスの繁忙ですが、 一つ傾向を書くと、コマーシャルは、ともかく 雑誌は、男性においては、殆ど外人とハーフのモデルに 占められて、日本人や純粋東洋人はなかなか苦戦。 外人はファッションの絵になりやすく、 ハーフは、日本と言う土壌で、近親感が持てて、それでいて、 外国人のテイストも捕まえられ、使いがってが良い分けです。 女性モデルは、ハイファッションな雑誌や上品な雑誌を除くと、 エロティックで野性的、強いタイプの、こう言ってはいけませんが、 少々ケバイタイプの女性像の雑誌が、増えています。 それぞれのモデルさんがそれぞれのテイストで、 仕事をすれば良さそうなものですが、 時代と流行jを無視できない仕事であるだけに、 時流にパッと乗ってしまうことも大切ですね。 楽しめば良いのですね。ひるまずに、この際いっその事、 積極的に、、。 ■八月■ 八月は季語で葉月。 主だった行事では、お盆やお中元、勤め人にはボーナス、 そして戦争記念日等があります。 お盆は東京並びに近郊に於いては7月に行われ、 地方においては、8月に行われる事が通常です。 これは、旧暦と新暦による1ヶ月の違いによるものです。 また夏の挨拶として、お中元がありますが、これも お盆に縁が深く、お盆に亡くなった人々に お供え物をするのに併せ、生きているお世話になっている 大切な人々にお中元を差し上げるという事がその起源だそうです。 また、広島・長崎への原爆投下、そして終戦。 1945年、日本は敗戦により、大きな転機を迎え、 その後、民主主義の下、世界に冠たる平和憲法で 戦争放棄を謳い、今日に至っています。 風化しそうな戦争反対の願いは、イラク戦争への自衛隊派遣に始まり、 北朝鮮の不穏な動きなどの影響もあり、 今、大きな岐路に立っていますね。 そして、J.P.Iにとっての八月は、合宿です。 7月31日〜8月5日にわたり、信州で モデル・スタッフ共々40名余で行った合宿は、 楽しく、エキサティングで、意義深いものでした。 8月4日、オペラも出来るという長野県茅野市民館で、 合宿打上舞台「我が心のファッションショー」は、 テーマを〔SOMTHING GREAT〜仮面の女神〜〕とし、 舞台プランから制作全般をモデルが行い、 現地のボランティアの皆さんによる ヘアメイク、進行等の支えにより 素晴らしいショーとなりました。 ここに協力頂いた皆さんに心からお礼申し上げます。 ”人生は創造の連続!”ましてファッションや アートが好きでそれに関わる人々は、 より建設的に明日の夢をより大きなものに して現実化していく事です。 ■五月■ 五月の古語は、皐月(さつき)。 古来、神様に捧げる稲を「さ」と言い、 「さ」を差し上げる月が、五月であった為、 ”さつき”となったとか。 ここのところ雨がちな毎日ですが、 正に”五月雨(さみだれ)”です。 梅雨は新暦で6月を指しますけれど、 旧暦の時代には、五月が梅雨だったのです。 雨がちですと、ちょっと鬱陶しい気分になりがちなものですが、 振りそぼる雨の窓外を眺めながら、 ミルクティ等を味わいながら、音楽に耳を傾けるのも しっとりと落ち着いた気分になって良いものです。 また、そんな昼下がりにフリーであったら、 目の周りなど、乾燥しやすい部位へ、コットンに化粧水を含ませ 簡略パック等すると、健康的なスキン作りに とても効果的だそうです。 また、スーパー等で粗塩(あらじお)を買い、 入浴の際に、軽く湿らせた皮膚に粗塩を塗り、 汗で解け始めるまで待ち、その後、 優しくマッサージすると顔も体も皮膚が生き返ります。 但し、十分に湿ってから、優しくマッサージしないと 肌を逆に痛めてしまいますので、ご注意下さい。 生物は海から生まれてきたと言いますから、 やはり水と塩がマッチングするのです。 ■荒川静香に関して■ 心待ちにしていたトリノオリンピックは、呆気なく終わり、 睡眠不足を覚悟していた意気に反し、 応援する相手もいないまま、呆然と最終段階に入った 今回のオリンピック。 日本ってこんなに弱くて、凄い選手がいなかったかしら? と思わせる海外の強豪と下位に甘んじ振るわない日本人。 そんな中、新聞やテレビで盛んに 騒がれた事とは言いながら、 やっぱり、荒川静香さんは凄かった! 美しかった!感動させてくれた! そして、多くの日本人選手や観客が、 テレビのタレント宜しく、軽佻浮薄なのに比し、 荒川静香(さん略す)は、媚びず、騒がず、毅然と立派で、 何か大昔の日本女性の様であり、かつもっとも現代的な 国際性を身に付けた先んじた女性の様でもありました。 平塚雷鳥が”太古女性は太陽であった!と 女性参政権運動の旗を振りながら、述べたけれど、 荒川静香は、すっかり意気消沈してしまった我々男性までも、 力づけ、日本人としての誇りや素晴らしさに便乗させてもらいました。 今まで、スケートの世界のみならず、西洋から生まれた ファッションはじめ文化・芸術・スポーツにおいて、 何となく日本人は、やはり西洋人に比べ、 垢抜けた存在ではありえなかった。 しかし荒川静香の美しさは、その容姿、表情、 気高さにおいて、そこいら辺の西洋人では、とても敵わない 美しさを発散していました。 日本人がこんなに外国人の中に入って美しく見えたのは、 おそらく初めての経験です。 我々は、本当に頑張るべきである事を荒川静香さんは教えてくれました。 モデルの皆さん、女性も男性も真のオリエンタル・ビューティに 目覚めましょう!(2006/MARCH/31) ■コレクション・シーズン到来■ いよいよミラノ・パリプレタポルテ・コレクションのシーズンに入りました。 また、先月末にパリでは、およそ18メゾンによるオートクチュールの コレクションがありましたが、 ジョルジョ・アルマーニ、ディオール、ヴァレンティノ、シャネル、 ラクロア、ジバンシー、ゴルチェ等、何れも力のある 老舗と新しいクチュールのスタイルを打ち出すメゾンとが、 絢爛の服飾美を展開しました。 また、以前の様にクチュールが元気付き、 コレクションをするメゾンが増えたら良いのにと望みます。 オートクチュールは服飾の真の夢と創造であると同時に、 ファッションモデルへのあるべき姿を要求される厳しい 美意識に立ち返らせてくれる重要なものだからです。 (2006/MARCH/8) さて、プレタポルテの話に立ち返り、パリコレクションは、 今月下旬にスタートしますが、クリエーション力と人気のあるメゾン、 そして、世界から集まるファッションモデル、優れた ヘアメイクスタイリスト、そしてファッションジャーナリスト達が、 一同にパリに集結し、凌ぎを削ります。 それぞれのファッションモデルのエージェンシーは、次から次に 訪れるモデル達と、デザイナーのプレス担当からの電話に対応し、 互いのエージェンシーの特色と花形モデル達のプライドと夢を かき抱いて、奔走します。 パリの町は、ファッションの息吹とファッションピープルに溢れ、 要領の良いスリや置き引きが、外国人たちの貴重品を凝視し、 路上のクレープ屋さんや焼き栗屋さんは、立ち並ぶお客達を さばいていきます。 ジャン・コクトーやシャネル達がサロンを形成し、 おしゃべりや芸術論を闘わせたカフェ・ド・フローやマーゴの ハンサムなギャルソン達は、エスプレッソやカフェオーレを 注文したり、化粧を直す為にバスルーム(お手洗い)を 借りるモデル達を尻目に、テーブルの上の小銭チップを ザラザラと懐に流し込み、忙しく立ち働いています。 鮮烈でエキサイティングなパリコレクションはもうじきです。 それが終わると東京コレクション。慌しい時間と毎日が 感動と興奮、ビジネスの夢と希望を置き去りにして、 目まぐるしく過ぎていきます。 2006MARCH7 ■MOVIE■ 立て続けに「SAYURI」と「キングコング」を見てきました。 「SAYURI」は、美しく、それなりの映画でしたが、何だか、 西洋人から見た美辞麗句の日本宣伝映画みたいでした。 女優が、皆、素晴らしく、男優が淋しい。 日本人の男は、ハリウッド風のラブロマンスが似合わない様に 思います。女優の中で、主役のチャンツイ共々、コンリーとミシェル・ヨーが 美しく素敵です。日本人女優は、ちょっと負けてます。 「SAYURI」の欲求不満は「キングコング」が満たしてくれました。 かつて、名画座で見たB級のそれとは異なり、 きっちりと話の筋縦もしていて、ゴリラと主役女性との心の触れ合いが、 理解でき、納得できます。CGが駆使されてのジェラッシクパークの 要素も加味され、不器用で純情な男を想起させるコングに ”ほろり”とさせられます。 タイタニックのレオナルド・ディカプリオもそうでしたが、 愛する女性(や他人)の為に命を掛ける男性の姿は、 やはり切なく良いものです。 今時、そんな男性はいないし、純情な男の心に打たれて、 自らの命を省みない女性も、淋しい事にいませんね。 めったに恋をしない人は、滅多に出会えない素晴らしい恋に 出会えるものだと誰かが言っていましたが、 そうだと思います。 ■一月ももう終わり■ 新年の喜びを味わっている間に、 早くも一月も終わろうとしています。 各地では、20数年ぶりの大雪が降ったりして、 雪による被害も起きていますね。 極寒の中、ご苦労も如何ほどかと思います。 心からお見舞い申し上げます。 東京も大雪が降って、銀世界に一変して、 町並みは急にロマンティックな 文化都市に見えたりしました。 ■こんな時だから、当てにならない占い一つ■ さて今年は、当たるか否か定かでない九星占術によりますと 戌年三碧木星の気が全体の中心に座します。 これは、雪に埋もれた暗い土中より、 芽吹いた植物が活性化し、発展へと向かっていく 震動の時となります。 芽吹いた新芽は、まだか弱いけれど、 大切に育てていけば大樹となっていくのです。 尚、ヨーロッパの方角(西北/乾)は、年間で四緑木星。 相性の良い星回り(一白/三碧/九紫)のモデルさんは、 パリ・ミラノコレクションに挑戦して良い方角です。 また、月によっては上記の相性の良い星以外のモデルさんも 挑戦して大丈夫です。 今年一年、我々も一生懸命頑張りますが、 皆さんも大志を抱いて、多少の挫折にであっても、 負けないで頑張ってください。(2006/2/3) ■2006年、どんな年に致しましょう!■ 昨年2005年は、特にその中盤以降から、J.P.Iにとって 将来の大きな仕事の獲得を想起させる嬉しいお仕事が重なりました。 スタッフ一同、モデルさん一人一人とを 大きなスタンスの仕事のベースに乗せて差し上げられる様に 2006年、全力投球で頑張ります。 とても2006年は、J.P.I一同にとって素晴らしい年に なるはずです。 モデルの皆さんも、さらに一層の磨きをかけて、 あらゆる仕事、あらゆるチャンスに対応出来るように、 頑張って下さい。 良い年にしようと思い、そうなるべく向かい、 あらゆる事柄に明るく前向きでいると そうなるのものですし、そんな要素に溢れた2006年です。 ■ライブドアの事■ IT産業の時代の寵児、ホリエモンこと、 堀江さんが逮捕されました。 長い間、若者の旗手は、存在せず、 心の何処かで、彼の活躍を嬉しく思い、 応援さえしていた節がありました。 疲弊し、閉塞した景気や社会の中で、 小気味良い光明に見えたのでした。 今、連日、時代の寵児をもてはやしていたマスコミは、 一転し、言葉は悪いですが、「ざまあみろ!」 とばかり、の様相です。 彼の活躍の一端を見て、頭だけで勝手に虫の良い夢に 便乗した若者達は、とても多いと思います。 彼は彼で、上っていく過程では、大変に地道な努力したはずです。 昔、アメリカンドリームと言うのがあったけれど、 やはり、虫の良い、美味しいことは無いし、続かない と言う結論が導き出されます。 人はやはり、美味しい他人の言葉に動かされたり、 安易な道を選ぶ事は愚かだと思います。 世の中に努力もしないで良い目に合える 自己にのみ好都合の美味しい方法は無いのです。 ■与勇輝人形コレクション■ 人形作家の与勇輝さんの美術館が中原淳一さんのミュージアムと 同じ山梨県の河口湖畔にあります。 お人形と言うと、兎角、オドロオドロシイ感じのものが 多いですが、与さんの人形は、とても表情豊かで、 素敵です。立たすのに難しいあらゆるポーズをしていますが、 人形でありながら、しっかり大地にたっていて、 震度5の地震でも倒れないそうです。 説明するよりサイトに飛んで、ご覧になって下さい。(2005/OCT/20) CLICK ■ブルース・ウェーバー展「TRUEへの手紙」行ってきました。■ 見慣れた写真達もあり、「こんなのも撮っていたんだ!」 と言う中で、ゴールデンリトリバーがたまらなく可愛い 「TRUEへの手紙」。 女性のモデルさん達に是非とも見に行くように薦めたけれど、 やっぱり男性ばかりが美しく作品点数も多い。 また改めて、レオナルド・ディ・カプリオの表現力の豊かさ・特異さに 感心させられるばかり。 シャッターチャンスがとても多いであろう事が想像でき、 モデルも言葉を話さない分だけ、服や環境に呼応し、仕草・表情をもって、 自由で豊かな表現力を持つべきであると思う。 展覧会の為にブルース・ウェーバーがセレクトした音楽CDを買い、 毎日聞いているが、素晴らしい。 ブルース・ウェーハの人間性の暖かさ、品性、自然に対する愛情を感じる。 木綿とオーガンジーとジーンズとジョーゼット、それに 柑橘系のパフュームの香りがする楽曲たち。 みんなモノクロの世界。 ■映画「スティル」見てきました。■ 2週間ほど前、ブルース・ウィルスが出ていると言う事で、 タランティーニの「シンシティ」を見て、 余りの残虐性に、画面を殆ど見ず、金輪際アクションや CGの凄まじい映画は見まいと思っていましたが、 スティルは大のアクション・戦争CGで満載。 始まるや映画鑑賞の誘いに、深い後悔を感じ、 仕様が無く見始めたところ、徹夜明けにも関わらず、 手に汗を握りっぱなし、あっという間に画面に引きづり込まれ、 激しいバトルシーンにも関わらず、気持の悪いところや 目を覆うようなところが全くない、それでいて興奮の坩堝。 最後は、主役の超コンピューター頭脳を持った困り者の 「スティル」に愛情がこんこんと湧き、感動の涙。 劇場を出る時、珍しく、もう一度見たいと思わしてくれた映画でした。 と言いながらも1週間たった今、もう一度見たいかと言うと 「否」と言うところが、娯楽アクションの映画の淋しいところ。 ■自分を極める■ 人生は、それぞれの人々に何故に与えられたか? それは自己の中に沸き起こってきた人生の選択肢の中で 選択した自己の興味の対象や目的を実現する為に 他ならないと思います。 モデルの仕事の捉え方は、様々にあります。 雑誌やショウ、コマーシャルフィルムに出たい。 大きな物理的精神的成功を勝ち得たい等など。 それらは、全てもっともな事で、発端は、 何であれ、自分を高めるものであれば良いと思います。 ファッションやファッションモデルの仕事を愛し、 指導をする・マネージメントすると言う立場のものとして、 是非、抱きかかえておいて欲しい考え方があります。 それは、ファッションの仕事に携わり、モデルとして生きる時に、 その仕事を通して、「自分を極めて」欲しいのです。 ただ単に、したかった仕事を獲得したと言うだけではなく、 長いスパンでこの仕事を捉え、 モデルと言う仕事を自分の人生における根幹を成す、 大切な自己表現方法であり、判断方法であるとして、 この仕事を捉えて欲しいと思います。 「モデルの仕事を極めて行く事」、 その事を心の中の人生のコンセプトとして置かれ、 ”自分を極めて”欲しいと思います。 ファッションモデルの仕事は、新しさを追う事が多いので、 兎角、目先で考え勝ちになりやすい者ですが、 人生のあり方を何かの時に判断の材料として問う、 素晴らしい「仕事」なのです。 (2005/sept/26) ■合宿も無事終了■ 世界中、何処の国のエージェンシーを探しても、 無いもの、それはJ.P.Iのモデル合宿です。 モデルを形にはめて指導したり、基礎的な事を 教える機関は、沢山ありますが、 型にははまるのが苦手で、共同生活に馴染めない、 そして人とは違う個性的な感覚を持っていたいモデル達を 一週間もの間、個々のモデルがもっている良い個性を 伸ばし、スケールを大きくし、指導する事は、 不可能に近い事です。 モデルエージェンシーは、モデルとしての素材を持った人を マネージメントし、新陳代謝して行くと言う機関であり、 ある程度養成したら、後は個々のモデルに 仕事を獲得してもらいビジネスライクに接して行くと言うのが、 現在の多くのモデルエージェンシーの立場です。 個々のモデル達が自分でも気づかない奥底に隠し持っている 優れた資質を発掘し、さらに大きくし、羽ばたかせる、 その様な義務と思考は、他の何処の事務所にもありません。 ☆ それは、心身ともに大きな見地に立って、 モデルを見つめ指導し、個々の夢を実力で実現させて行く と言う指導者(マネージャー)が、他には見られないからです。 これは、オーバーな様ですが、「使命感」とでも 言うものから発するJ.P.Iの思想の所以です。 J.P.Iは、20数年の間、J.P.Iに所属するモデル達と共に 合宿を造り続けてまいりました。 日常のモデル生活の中で、「これで良い」、「こんなものだ」 「モデルの仕事は、この程度で良い」、あるいは、 「本当に素晴らしいモデルになれるのであろうか?」 と自分自身をとらえ、平凡化しやすい思念を 一週間、どっぷりとモデルである事に対面する生活は、 大きな自己変革であり、素晴らしく感動的なものです。 それぞれがライバルの一人一人でありながら、 まるで兄弟の様な親近感を抱く様になり、 兎角、孤独な状態と作業を繰り返す事が多い モデル生活に潤いを見出す事が出来、 モデルとしての煌きとさらなるステップ・アップの励みになります。 そんな、世界中探しても無いJ.P.Iの「合宿」も 無事終了致しました。 最終日に行われたモデルによる舞台芸術的ファッションショウも 沢山の方に感動して頂き、 別れを惜しまれながら現地を後にしました。 (2005/31/August) ■喋らない仕事でもやはり、人間である以上、話し方が、 大きな幸運を運んでくる鍵である■ 日本のサッカーもワールドカップが決まり、 北朝鮮との試合では、スポーツと言うものの 素晴らしさを見せてくれました。 何事も諦めず、頑張れば、限界と思えた先に 勝利や成功が待っている事。 過去に随分淋しい思いもした日本チームや 選手達がこうしてベストメンバーで無い状態で、 ワールドカップ行きを決めた事、感動しました。 いつも希望とガッツを持って、悪い事を 想起しないこと。 そして、もう一つ感心したのは、 選手達が、インタビューされると、 皆、美しい言葉で話す事。 以前はスポーツの世界には無かった事だと 思いますが、実に上品に知的にインタビューに答える。 やはり、と言うか、言葉のしゃべり方を彼らは、 訓練されているそうです。 外国に行った時など、スター選手に相応しい姿としゃべり方を 特訓しているそうです。 世界的サッカーのスター選手となれば、 ただ、死に物狂いでボールを蹴って勝利すれば、 良いものじゃないんですね。 我々モデルも美しいカッコ良くなるべき努力は当然の事として、 よりスケールの大きい仕事に出会ったときの為に また出るべきところに出た時の準備を 通常から致しましょう! 準備した事は、必ず、現実化するものです。 ■ファッションモデルのOFF DAYは?■
■カタログ■ 事務所から、クライアントに大きく分けて 年2回、後は恒常的に、写真内容を更新 してカタログを送っています。1500件に も上るクライアントとお付き合いをさせて 頂いています。また、このホームページ からも、仕事の発注を頂くことも多々。 モデルの皆さんオーディションに、本番 の仕事に、頑張って下さい。何の仕事でも一つずつ、全力を尽くす事で、確実な成果が、後からやってくるものです。 ■撮影■ 最近、モデルさん達が、温かくなったせいでしょうか、カメラマンの方やテスト取り、またオフィスに頼んで、新い写真を届けてくれます。 コンポジットも様変わりして新鮮ですし、嬉しく思います。 そして、それぞれのモデルさんの新しい可能性に目が開かれます。 写真に対して、スポンサーやクライアントによって、ニーズが異なります。 ショウ関係は、強いインパクトのあるファッション性の高い写真を好みますし、 雑誌は、男性の場合、ハーフのモデルが主流ですが、ある時期までの無愛想さ?は影を潜め、ファッション性の中に「さりげなさ」や今を感じさせるヘアスタイルとテイストを持ったモデルが何気なく服を表現している写真がお好み。女性は男性のそれに加え、可愛い、美しい、シャープ等の要素が加味されている資料を欲します。 コマーシャル関係は、逆にファッション性を好むところは少なく、ありのままの、一般社会的で、装飾的でない写真を望みます。 それらの何れにも対応出来る写真をモデルは、ブックの中に入れ、ページ構成しなければならず、なかなか大変です。 そんな中で、雑誌やコマーシャルの仕事での撮影資料がテスト撮りの写真の狭間に入っていると効果的です。 皆さんもあらゆる知恵と感覚・努力を持って、スポンサーやクライアントが感服するブックを作ってください。 (2005/5/1) ■■ JR福知山線の脱線事故の不幸なニュースは、 今も鮮烈に心が捉えられ、被害者や遺族の気持を思うと 胸が痛みます。 多くの死傷者が出、また、多くの良心のあり方を問われる 事柄も表出しています。 いつ何時、思いもかけない事が起きて、 人の人生を狂わせるか分かりません。 根こそぎ、人一人の人生の将来も可能性も 一瞬の内に奪われてしまうなんて。 改めて、一人一人の人間の生命の大切さ・尊厳を 感じずにはおれません。 少々、人間人間関係の難しさに悩んだり、 不運な人生や仕事の展開にあっていた所で、 何てことは無い。 ましてや健康で、目的や希望があり、良き人間関係に恵まれていたら それだけでこんな幸せな事は無い。 我侭だったり、不満症であったり、 自分や他人に乱暴であったりしてはいけない。 他者の生命と人格への尊厳を大切にし、健康に生きているだけで、 少々の不足があっても、「感謝」しなければ、 罰があたりますね。 幸運にも助かった方の中で、 ご自分の事はさておき、最前部の車両の乗っていた死傷者の方々の事に、 我が事を忘れ、胸を痛め同情する発言をされていた姿を見、 心打たれました。 また、生き方に誠実さや思いやりが欠け、 日常的に惰性に流れて生きていると、 人間としてあるべき判断力や義務も怠り勝ちになってしまう という事を教えられもします。 死傷者の方々に心からお悔やみとお見舞いを 申し上げるばかりです。 ■パリコレ■ 今、パリは、2005-6年秋冬のプレタポルテ・コレクションの 真っ最中。 コレクションには、オートクチュールとプレタポルテの 二つがありますが、前者は、 一デザインに、原則的には一点もの高級な服で、 長いキャリアと技術を持ったお針子さんが、 お客さんのボディに合わせ一針一針縫って行きます。 また、プレタポルテは、多くの購買者対象に 時代の風がデザインされたものを 発表します。 世界中のバイヤーが買い付けに訪れ、 ビジネスの明暗を分けます。 モデル達は、高級なオートクチュールとは異なり、 今旬の風を持った、若く、燃えている人々です。 勿論クチュールとプレタの両方をこなすモデル達も 沢山います。 ■狂牛病■ 日本で始めての狂牛病の発症がありましたね。 うっかり、昨日、「すき焼き」を頂いてしまいましたが、我々ファッションモデル達は、やっぱり"ベジタリアン”を徹底しなければいけませんね。 でも、頼りの野菜達も農薬汚染の心配がありますし、食文化は、嫌がおうにも、変わらざるおえません。 そんな中で、食事のあらゆる場面に「酢」を使うと、様々な食材の害から免れると言う話を聞きました。効果の如何、存知の方、教えて頂きたいですね。 ■自己診断チェック■ コレクションのシーズンが近づいてきました。 今年一年と輝かしい未来の為にモデルとしての 自己チェックをして見ましょう! モデルは、本人自身が持っている内外面の素材が 言わば商品です。 人気がある優れた服や物は、 第一印象のインパクトからディテールまで、 なるほどと思わせられるものを備えているものです。
いつも前進しようと努力している貴方、建設的な貴方に仕事が ”群れ”をなしてやってきます。 ■師走になりました!■ とうとう師走になりました。 皆様、如何お過ごしでしょうか? いよいよ本格的冬の到来。 北の方では、もう雪の予報です。 クリスマスももう間近。 オフィスのある田園調布は、様々なクリスマスの デコレーションで、それも他の街とは、 一線を画する美しいものが見られます。 青山や原宿・六本木などでは、 イタリアンブルーと白色のライトが流行の主流ですが、 田園調布はその他に、おもちゃ箱をひっくり返したような、 ハッピーなものやら、荘厳な格式高いものまで個性的です。 田園調布教会は、年に一回、信者以外の人々も ミサに来るので、何となく活気が感じられます。 恒例にしていたJ.P.Iのクリスマス・パーティは、 今年本当にいろいろ催事があったので、来年に見送る事にしました。 来年は派手にやろうかと思っています! 事務所は相変わらず多忙ですが、バックには、 ジョージ・マイケルの「ラストクリスマス」、山下達郎の「クリスマスイブ」、 セリーヌ・ディオンの「ホーリーナイト」、そして古典ではあるけれど ビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」、そして 今年は、それらの名曲にバック・ストリート・ボーイズの 「クリスマスタイム」が加わっています。 モデルの仕事に心取られる日常生活ですが、 家族や親しい友人と過ごすクリスマスは、 静かな一年の締めくくりとして、一人の人間として、 モデルさんにとって、とても大切ですね。 それにしても、 新潟の被災地の人々は、寒さが増し、これからますます 苦しい状況になっていくことを思うと、 何があっても東京で大きな不幸も無く過ごしている 我々は、つくづくと幸せ者です。 ■毎日大切にしたい信条■ 一 素直な心 二 感謝する心 三 愛する心 四 反省する心 五 挑戦する心 六 創造する心 人が目的を持って気持良く生きていく上で、 この6つを心においていたら、大丈夫。 (出展:雑誌サライの中に80歳の 人間国宝の方が言った言葉として 掲載していました。失礼ながら、 お名前を記憶していないのです。) ■本当の豊かさを忘れないように 冬の足音が近づいてきていますね。 と言うよりも、北の方では、もう雪の予報です。 被災地の人々は、これからますます苦しい 状況になっていくことを思うと、 何があっても東京で大きな不幸も無く過ごしている 我々は、幸せ者です。 ”上を見れば切りが無い!下を見ても切りが無い”と 言いますけれど、今自分が置かれている中にある幸せを 心に置き、こつこつと,できる限りの努力をもって モデルとしての人生を生きましょう。 夢があること、希望があることは、 何事にも代えがたいもの。 それは失ってみて初めて分かるものです。 最近、テレビ等で、やたらとセレブや大金持ちの 取材をした番組が見られますけれど、 財力だけが人の幸せでは無いと強く思います。 虚栄を携えての他者との付き合いや、 意味も何も無い、泥棒にしか重要視されない浪費なんて 空しい限りです。 でも、モデルの生活を通して、考えを洗練し、 もっとも大切なものが何であるかを確認したら、 確かな成功に向けて、喜びを持って 大きな夢に向かって進みましょう。 富は後から付いてくるものです。 成功する事、人が出来て、貴方に出来ない事は無いのです。 (2004/12/1) ■最近のニュースから■ 北朝鮮による拉致事件。 横田めぐみさんのものと言われる遺骨と写真、その他、 進展の見られない資料と共に日本サイドの交渉団は帰国ました。 単純に言って、北朝鮮の拉致は、国家による非人間的な ”人さらい”です。 若く将来がある人々の人生と青春を摘み取り、奪い去り、 配下に抑えて、望郷の念に駆る彼らに 救いがたい絶望と諦め・死をもたらし、 国が混沌としていた時代と言えども、 許せるものではありません。 憎しみが憎しみを呼ぶ事は好ましくありませんが、 やはり、経済政策等の強い糾弾の方策が必要です。 もし、彼らが今もかの地で生きているとしたら、 どんな境涯にあるのか!親の気持を思うと胸が痛みます。 同じように、イラクで英国人女性の悲報が伝えられましたが、 イラクの為に数十年間にわたり、寄付行為・NGO等の 人道支援をして来た女性と聞きます。 憐れとしか言いようがありません。 誠意だけで生きては”いけない”時代かのようです。 戦争は、人の生命の尊厳や、真心さえも踏みにじり、撹乱し、 踏みつけていく、非人間的なものです。 大義など、国家のエゴイズムの正当化に 利用されるばかりです。 世論や施政方針に耳を傾けても、自己の確かな意見は、 見失わないようにしないと ”いけない”と強く思います。 (2004/NOV/24) ■パリ・ミラノメンズコレクション■ 各雑誌にパリ・ミラノのメンズのコレクションの記事が一斉に出てきました。 まるで花が咲いた様なメンズコレクション。 少年っぽいもの、セクシーの極み。 男女差が無い服のコーディネーションと着方。 もう男性だからとか、こうでなければいけないなんて、 何も無い。自由で、思いのままで、 素晴らしいエキサイティングなコレクション。 ヘアは、綺麗にねかせたセミロングやロング、 きっちり七三に分けたお坊ちゃん風や、 そして若干のスキンヘッド。 長く続いたストリートファッション主流の 日本のモデル地図が、とても素敵に 塗り替えられそうな気がします。 ちょっと食傷気味でしたものね。 でも腰骨下まで下ろしヒップが半分見えているような パンツスタイルのヒントは、 やはりストリートからの発想なんでしょうね。 (2004/NOV/8) ■最近ちょっと心配な事■ 以前、何処もコレと言って異常が発見できないのに 体調が悪いと、医師に「ストレス」であると言われて それなりの対処を余儀なくされた人も多いかと思います。 でも、最近は、ストレスに変わって、 勿論、ベースは「ストレス」なんでしょうが、 躁鬱病であると言われて、悩んでいる方々が多々見られます。 人に合うのが辛くなったり、恐くなったり、呼吸が苦しくなったり、 目眩がしたりして、対人関係から逃避したくなる。 そんな症状が見られるようです。 人は、それぞれに自覚外の所で傷ついたり、トラウマを抱えて、 実社会の中で生きている訳ですが、サラリーマンやOLの人々とは、 社会構造が異なる世界に生きているモデルさんたちも 感受性が強い人達であるだけに、例外ではありません。 躁鬱に陥った人々に対する時、一応健康な精神状態 にある人は、どんな事に気を付ければ良いのでしょうか。 様々な例を見てみますと、どうしようも打つ手が無いと 言うのが実感です。 やはり専門医を訪ねてもらい、 周りの人間は、そっと温かく、焦らずに見守るしか 術が無いようなのです。 そして、出来る限り口にしないほうが良い言葉として、 ”頑張って”というのは避けたほうが良いとあります。 勿論、躁鬱である本人が一番辛いわけでは、 ありますが、やはり、その人間を愛する人にとって、 心中が察せられない為に、なかなかに辛いものがあります。 時として、躁鬱に陥った人々は、もっとも愛してくれる人間に 反感を抱いたり、拒絶反応を感じたりもすることがあるようです。 そして、それらの行動や言動をした自分自身に また、自己嫌悪してしまったり、容易に健康的な 方向にものごとを進め難くなってしまい、 また、様々なものから逃げたくなったりもするようです。 言ってはいけない言葉であっても、 やはり、”頑張って!”と力づけたくなってしまいます。 社会が複雑化してきて、その中で、心が翻弄されることが、 とても人を切迫してしまう時代と環境なんですね。 ”愛は与えるものであって、奪うものではない”と昔から 言われますが、見返りを期待することなく、 人を静かに温かく見守り、愛することの試練と重要さを 学ばなければいけないのだと思います。 人生は、楽に、楽しく、幸せになる為に与えられたのでは無く、 人生の完成に向かって、己の使命を成就すべく研鑽する為に 与えられたのであると言う事を聞いた事がありますが、 改めて、荒み易い心の再生を問う時代だと思います。 貴方らしく生きて! 貴方のペースで!自分を追い詰めないで! いつも私は何時までも貴方の味方です。 でも、そんな事さえ、忘れてしまって良いのです。 でも、やはり言いたい。 ”生きろ!生きろ! 夢を失っては駄目!希望は素晴らしい!君には出来る! (2004/NOV/8) ■幸せになる!成功する!■ 最近の雑誌「サライ」に失礼な事で、 お名前を忘れてしまったのですが、 80歳になる、ある人間国宝の方が生涯大事にしてきた 信念と言うか言葉が掲載されていました。 次に書きますこれらの言葉は、 人が”幸せになる”、”成功する”上で、 とても核心となる事柄と思いましたので、 このところ、お経の様に何かのおりに 心の中で反芻しています。 一 素直な心 二 感謝する心 三 愛する心 四 反省する心 五 挑戦する心 六 創造する心 こんな心を失わないようにすれば、 人生に幸せと成功は、もたらされるのです。 信条にしましょうね! ■モデルとして生き、幸せになる!■ ■ファッションの仕事がもたらす幸せ■ J.P.Iはファッションをベースにしたモデルの マネージメントをしています。 それは、ファッションの仕事は自己実現にプラス、 他者とのコラボレートを良い意味で余儀なくされ、 人として成長する機会を得られるからです。 そして、美しいもの、素晴らしいと思えるもの、 凄い等と、思えるものを、ものや他人から感動的に得られ、 参画している自分に対して、満足を得られるからです。 ■日常の心の流れ■ 自己の幸せのみを追求していると、日常的には、 それが実現しない為に、不満や愚痴、他者への責任転嫁に 明け暮れがちなになるのが人間です。 それは、人生に何かをしたい人々も同じ。 ことによると、目的があるだけに、 もっと極端に現れてしまうかも知れません。 でも、モデルとしても、人としても、幸せになりたければ、 もっと目をよそにも向け、素敵なものに心を奪われながら、 夢を見、それにモデルとして関与し、 その夢を実現すべく、今日できることをすること。 自分の中にある明日の可能性を信じる事、 他者に感謝すること。 ■気の流れ■ 人である以上、悪い感情や思いが浮かんでくるのは、 誰にも責められない当然のことですが、 思っても良い、考えても良いから、 思い続けないこと、考え続けない事が重要です。 そして、人としてもモデルとしても、 人生や仕事に成功すべく、気持ちよく、 焦らずに、人と自分を過剰に比較せず、 生きていくこと。 それを続ければ、必ず仕事も人生も 流れが変わり、幸せになると思います。 人生には、幸せになる為の”気”の流れが あるように思います。 一言で言って何でもプラス思考に考える事です。(2004/june) ■真実 運命 奇跡■ ファッションの仕事、特にモデルの仕事に携わっていて、 思う事があります。 メンタリティの強い仕事ですから、 それぞれのモデルさんごとに、いろいろな言葉や信念を大切に 生きていることと思います。 J.P.Iスタッフのひとりである私は、 こんな言葉が最近、心に反芻されます。それは ”真実” ”運命” ”奇跡”と言う事です。 ファッションは、即生活の中で、実現する”夢”ですが、 モデルの仕事は、表現者の多くがそうである様に、 ある意味で「仮想」や「虚偽」の世界です。 そうであるせいなのか、人としては、プライベートにおいても、 仕事においても、精神的な”真実”を大切に考えます。 一概には言えませんが、一般の若者達よりも、 ”真実”を求める気持ちの度合いが強い人々では無いかと感じます。 また、モデルの仕事に付く人々は、この仕事を選択する以前から、 ”運命”付けられている様に思ったりします。 幼き日に原体験でDNAの中に、吹き込まれている そんな気がします。 また、この仕事は、ある時、突然に、あるいは段階的に ”奇跡”に出会います。 確実に自己の中で、精神的変革が起こったり、 今まで気にしていなかった事柄に気付き、 それが大きな発展に繋がったり、 現実にも、”夢”の様な事柄や、夢に描いていた事が、 実現したり、射程内に入ったりします。 皆さんにとって、”真実” ”運命” ”奇跡”は、 どんな形で、宿り、展開するのでしょう! また、”真実” ”運命” ”奇跡”をより良い形で実現する為に 必要な裏づけがあります。 それは、”愛”と”信頼”です。 何かキリスト教の布教みたいですね。 より高度のファッションモデルの仕事の文化性に目覚めたら、 優れたモデルが一様に持っているPUREな精神性に出会います。 ファッションやコマーシャル、雑誌等と、 そこに従事する人々、またプライベートな人間関係において、 精神哲学を持つ必要性が、よりクオリティの高いモデルに なる為には必要です。 ☆☆☆他人のせいには出来ません☆☆☆ 分からず屋ではいけません。 感性を磨き、知的になることです。 その事に気が付かず、仕事が上手く行かないと、 自分に自信が無いとか、性格が変わらないと無理だとか 言うモデルさんも時にいますが、それは、 モデルとしては勿論のこと、人として怠慢です。 素直になって、モデルの大切な生命の一つである 表情を洗練させる為に、 自己の性格とものの考え方、 職業性の再認識をすべきです。 ”自己を変えたら、他者が変わります”。 スターモデル、あるいはスーパーモデルを目指す人にとって、 心の洗練の為の努力は、成功へのカギです。 見ている人全てに、素敵といわれる為に。 とりあえずは、鏡に向かい、 @微笑み A笑い顔 B澄ました顔 C無表情 D不良っぽい顔 Eセクシーな顔 F怒った顔 G疑問を持った顔 H信じきった顔I尊敬 等、様々な表情と、その時現れた表情の「姿」を、 チェックし、研究してみましょう。 顔の表情が、終わったら、次は、 手や足、ボディ全体を使った表情や態度を研究します。 それらは、この次の仕事やオーディションで、 役に立ちます。 表情とモデル ☆☆☆本人の手柄☆☆☆ スタイルも良い、顔も綺麗である、表現力もある。 しかし、何かもう一つ魅力がない。 スターモデルになる為に、最重要なものの一つ、 それは、かもし出す雰囲気やスケール、そして表情です。 顔立ちやスタイルの良さは、”親の手柄” 顔つきや表情は、”本人の手柄”。 昔から、そのような事がよく言われます。 |
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