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株式会社ジャパン ポジション インターナショナル〔略称 J.P.I )は,長い歴史を持つモデルエージェンシーです。過去のブログを復刻させました。

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〒158-0085 東京都世田谷区玉川田園調布2-1-6

見出しHOW TO LIVE ELEGANTLY








エレガントな生き方(以前にあったブログの一部を復刻してみました。貴方も投稿してみて下さい。およそ10年前の価値観は、今と違っていて、人々は、世の中は、ファッションも牽引者となり、より自由で、多様性を持つことが出来ることになりましたね。
既成概念は、どんどん変わること、下記のブログを見ても強く感じます。

How to live elegantly


30年程前、ファッション界で、人知れず、ベストセラーになった本で、
「エレガントな生き方」と言う本がありました。
プレタポルテが台頭し、席巻し始めた頃でしたが、
未だ、オートクチュールは、頑張っており、服飾の豪華さに
見合うヨーロッパの人々の品格とお洒落さに
生き方から学んでいこう、あるいは、
服が文化であり、人生の大切なファクターであると
思う人々が、この本を回し読みし、
もちろん、モデル達もこぞって、読んだものです。
やがて、時は移ろい、人々は、より新しいものを追いかけ始め、
いつの時代もそうですが、特に、ここ30年間は、
ファッション界において、驚異的に
古い価値観の打破と新しいセクシュアリティの台頭が
見られました。
不良ぽく挑戦的であったり、スノッブだったり、
自然回帰的であったり、本当に様々でした。
やがて、思い出したように、エレガンスを叫ぶ時が
あったには、あったものの、。
     特にこの日本では、ファッションのマーケットが、
低年齢化したこともあり、”エレガントな生き方”は、
”GONE WITH THE HAUTE-CUTERE”
「オートクチュールと共に去りぬ」
となりました。

大きさがある事、豊かである事、繊細で壊れやすく、
それでいて強さがあり、底知れぬ奥行きがある。

もう一度、服が持つ、”生き方に”に対する影響力、
美しい服が人に与える品性とドラマ。

率直に言えば、もう一度、虚飾ではなく、
服を通して、自己の中にエレガントな生き方を
作り直したい、そう思って、
愛読書「エレガントな生き方」を探しました。
埃を被った書物の中から、きっとそれは、
見つかるはずでした。
しかし、それは、やはり見つかりませんでした。
そして、もし見つかったとしても、
いざページを開いてみたら、
もしかしたら、グレンミラーの「茶色の小瓶」のように、
前に向かって生きていく我々にとって、
単なる埃を被ったノスタルジーかも知れません。
エレガンスの歴史の無い、我々、日本人は、
やはり、新たなエレガンスを作り上げるべき時であると考えます。
服の下にある肉体とさらに奥にある精神に
向かって、、。

■エレガントな生き方更新■
◇ ブログの様な雑記帖 ◇

●マナー、それは単なる行儀作法ではありません.。
格式ばった形式だけのマナーをいうものではありません。
勿論、そういった一見形骸化したかのような、
形だけに見えるものさえ、美意識の糧になったり、
いざと言う時、人に冷静さや聡明な判断力をもたらす
きっかけになったりします。
そして、もしかしたら、人一人の人生の危機を乗り越える
一助ともなり得る事があります。
嵐が来た時、頭の上をその嵐が通り過ぎるまで、
少しでも冷静にエレガントさを失わない様にすることは、
嵐に巻き込まれ、はしたない自分自身になって、
人を恨んだり、自己を嘆いたりする事を回避しえます。

●原始、ファッションモデルは時代の太陽であった!
そしてその姿は美神に相応しい美しさと
何人も感服させ、膝まづかせる圧倒的かっこ良さ
エレガンスに溢れた神々しさに溢れ、この世の美意識の
モデル(典型的姿)あった!
(平塚来聴〔雷鳥〕)
(11/APRIL2007)
ファッションモデルって一体どういう仕事でしょうか?
「美しい、あるいはカッコ良い容姿の男女が
その容姿を使って、または武器にして、
洋服や商品をアピールする・
イメージを喚起する媒体となる仕事である。」
そういう感じでしょうか?
本当にそうなのですが、
ここ最近、本来ファッションモデルに振られていた仕事が、
芸能人にその市場を侵食されています。
何故でしょうか?
有名人を使えば安易な商品のイメージアップが図れる。
また、ファッション人間からみれば、
大してカッコ良い分けではないが、
ファッション人間がスタッフとして、
彼らをイメージアップすることを始めてから、
彼ら芸能人が時代の先駆者になってしまったかの様に
錯覚させられている。
ファッショナブルである事の質や程度が、
ギャル文化等に時を重ねて、一般化・低年齢化したこと、
軽薄である事が気が利いているかの様に思う考え違い。
そしてカジュアル化が一層進んだ事によって、
服に対する気持ちや心使いが大変に簡単にラフになった事。
場所や人間関係や環境との相関関係が浅いまま、
ただ目立てばよい、突っ張っていれば良いと言う人も加わり、
そこには品性も他者への心遣いも要求されなくなってきた昨今。
エレガンスへの憧れや価値観は年を追って遠のいています。
それでも服はどんどん売れています。
ISETANマニア等の言葉があるように、高価なブランドを扱う
百貨店は、高島屋をはじめ、若い男女により
高い販売数値をたたき出しています。
美しい素材、洒落たディテール、素敵な色彩とデザイン。
相変わらず服は美しく楽しく素晴らしい。
でも服の人やその人の人生・生活に対する
影響力は薄弱になっています。
そんな時代の中で、ファッションモデルたるや、
その職業がもたらす本質を忘れてはいけません。
日本社会がどうであれ、パリやミラノでは、ケイト・モスはじめ
相変わらずファッションモデルはモードやエレガンスの為のミューズや
ギリシャやローマの男の神のような「美」を持って頑張っています。
否、頑張らなくてもその社会が彼らに、
あこがれ得る高質なカッコ良さと不可欠としての
エレガンスを要求しているのです。
◇ヌードになったら一目瞭然◇
本当にモデルがVOGUE等のファッション雑誌でヌードになると、
その美しさの種類が芸能人や肉体表現者の人々とは大きく異なる事に気づかれる事と思います。
モデル以外の人々のヌードからは、単なる異性一般読者・視聴者
その他に対してアピールする扇情的セクシュアリティだったり、
役柄から発する生活感だったりして、透明感や品性とは程遠いものが
殆どです。
何故かといえば、それはヌードによる単なる自己アピールであって、
何処までも表現者本人の細部を見せる事に終始しているからです。
しかしファッションモデルのそれは、全く違います。
それは、ヌードになる前に身に着けていた美しいドレスや
カッコ良い服を彷彿とさせます。
ヘアメイクがされている、されていないにかかわらず、
そこには透明感あるファッション性という目に見えない
服が存在するのです。
彼らの目線、唇、表情、ポーズ等。
俳優をはじめとする芸能人達のそれと同じもので表現しながら、
彼らのぬーどには清潔感ある透明な服の残像があるのです。
それがファッションモデルです。
ただ、芸能人や肉体表現者たちから学ばなければならない物、
それは、感情表現です。
これは、兎角無愛想、無表情に陥りやすいモデルの弱点です。
この弱点は、世界的スターモデルへの階段で
是非、獲得しておきたい懐刀なのです。
楽屋で裸の状態から一枚一枚服を付け、ヘアメイクを施し、
カメラやランウェイに立つとき、他と調和しながら、
しかも二人といない光を放つモデルが仕上がります。
そうなると、昔の様に彼らの周りには芸能人や俳優のファンが
群がり、異質な文化を賞賛するかの様に真似をし始めます。

●何故ファッションの仕事に就いたの?
何故ファッションモデルに
なりたかったの?


多分それは、エレガントな生き方をしたかったから。
無意識に知らず知らずにファッションへの
憧れは、新しい服を着た、新しい自分の生活と存在をそこにみていたから。
勿論、エレガントとは一見、一線を画す、不良っぽいパンクや、セクシーさがファッションの流れの重要な要素として、アイテムとして
あるものの。
でもやはり、みんな精神的王女様や王子様になりたかったのだと思う。
下品さや悪っぽさだけに憧れていたならば、
きっとhiphopのミュージッシャンを目指していたはず。
今までよりも一歩上の自分自身。
服があって、自分がいて、
その服の中に自分が入ってしまうこと。
そこには、昨日と違う人生が待っている。
ファッションは人生を高める力。
ファッションは失望から希望へと立ち上がる力。

プラダやアルマーニ、バーバリーやコム・デ・ギャルソン、
ヨージ・ヤマモトやジルサンダー、
そしてジョンがリアーノやアレキサンダー・マックイーン

その他数多ある服たち、優れたデザイナーたち。
手軽に時流に乗れるGAPやUNICRO,MUJI等の服。
それらみんなみんな、
自分の人生のアイテム、連れ添う友達。
きっとファッションがもたらすエレガンスが人生に奇跡をもたらす。
ファッションモデルである事、エレガンスを大切にして下さいね。
美しい言葉、シルクの様な高級感ある存在感、
コットンのようなナチュラルな人間性。
ちょっと恥ずかしがって、
ヨーロッパの良家の子女・子息の様に
上品に生きて行きましょう。
そうしたらきっと不幸や怒りや腹立ち、
嫉妬や絶望も、どんどん縁が
無くなって、人生が良くなる。

(March/27/2007}

エレガントな生き方

性善説とか、性悪説とか、人の本質は、どちらであるか?問われたことがあります。
言うまでも無く、それは、どちらでもなく、また、どちらでもあると答えます。
ファッションばかりでなく、創造的また、それに準ずる仕事は、
今まであったものを破壊する、ないしは、違う側面から構築する為に、
苦し紛れから、性格が悪くなりやすいものです。
もっといけない事は、
自分の思い通りにならない事を、他人のせいにしたり、
他者を攻め立てたりすることです。
クリエーティビティがある人々、または、
自分のやりたい事を強く心に抱えている人は、
何故か我がままに育った人が多く、また、それを助長する自己顕示欲が拍車をかけます。
モデルという職業を選択した人々も、普通の人よりも、顔が良い、
背が高く人目を引くという様な優れた資質を天から与えられている為、
うぬぼれやすくなり、他者に大切にされることの有り難味を
忘れ勝ちになり易いところを持ちがちです。
人生の成功は、様々にあり、もちろんモデルの仕事でスターになる事も成功の一つではあります。
お金と名声は訪れ、仕事の方向も梯子を架けられたように多岐にわたり、広がっていきます。
人々は、まるで、昨日までの地味に努力して来た貴方の事情など無視し、
もてはやすかのように賞賛してくれます。
貴方は謙虚に感謝を持ってそれを受け入れ、やがてそのことに慣れて行きます。
ふと、一人ぼっちになった時、それらが全て、自分であって、自分でない、
架空の自分であることに気が付くでしょう。
それでいて、他者の賞賛なくしては、あるいは、自己満足出きえる仕事の
先のスケジュールなくしては、生きていく事が出来ない様な
焦燥観念に囚われるかも知れません。
気が付くと、不遇時代からの貴方を真に思ってくれた人々は、
貴方の自己本位に疲れ、離れて行き、
刺激の強い、もう止まらない様な、精神的に、たぎり易い人々が貴方を囲み、
次の貴方の勢いを伺います。
人は真に願ったことは、おおかた叶います。
貴方は、モデルとして、まだ、芽が出ない頃に夢にしたことは、
その想念で、殆ど手に入れました。
しかし、それは、仕事の成功であって、人生の成功とは違うものです。
仕事の成功と差し違えに、心のエレガンスを培わなかった、喪った自己に気づきます。
人生の一番の成功は、如何に良い人々に囲まれ、
苦楽を分かち、生きているか、だと思います。
その為に、モデルとして、生きて頑張っている皆さんに、
ファッションの仕事を通し、生きていく心の根幹にエレガンスを培って頂きたいと思います。
美しいものを愛し、人を愛し、新しいものにふれ、飛び込み、
その奥にある素晴らしさを見出すときに、モデルの仕事を通し、
エレガントに生きようと思って頂きたい。
その時、優れてはいないと思えること、醜いとされるもの、
今は良しとされないもの、軽蔑に値する人々も
軽んじたり、憎んだりするべきでは無く、他者に委ねていた事柄は、
自己の変革と成長の為の超えなくてはならない”河”となります。
心のエレガンスを忘れさえしなければ、無我夢中で自己の夢に突き進んでも、大丈夫。
それは、あさましくも無ければ、貪欲でも無く、
希望に溢れた素晴らしいもの、他者に勇気とやる気を起こさせるもの。
自己にに向けての感受性は、ひとまず忘れ、他者に対する感受性を繊細にし、
モデルとしての人生を作り上げる事が、
人生の成功につながると思います。

先月の末に、銀座松屋で、「中原淳一」さんの
展覧会があり、拝見しました
以前、河口湖に「中原淳一」さんの大きな美術館が
ありましたが、何かの事情があって、惜しまれれながら
閉館してしまいました。
今回の松屋の展覧会は河口湖にあった作品とさらに加え、
沢山の作品を展示してくれ、今更ながら
この類まれな偉人の仕事と生き方に驚嘆します。
中原淳一さんは、世が世であったら、
世界的な評価を受けて当然な優れた芸術家です。
ファッションの仕事を起点に、
歴史に残る戦後日本女性のバイブルでもある
「ジュニアソレイユ」、「女の部屋」等の雑誌を編集発行しました。
ファッション、ヘアメイク、編集、イラスト、料理、
人形作りなど、全てのことにかかわった雑誌作りは、
戦争で夢を失くし、目的感を喪失していた日本女性たちに、
大きな生きる希望と光明、美意識を育てることに
大きな力を発揮したのでした。
その作品も素晴らしく、繊細で、
時間を超越したエレガンスの力、
他者に対する優しさの価値を教えるものです。
80年ぶりに展示される人形が展覧会入り口で迎えてくれ、
ちょっと洒落た雰囲気の多い、女性が9割の会場を回りながら、
この偉大な作家をつかまえて、
”何だかやる気が出てきた!”
”人には不可能は無い!”
”頑張ってみよう!”等と思わせてくれる
全く意地の悪さがない作品の
パワーに、館内を出るとき、
”有り難う御座います”と思わず、言ってしまいました。
今更ながら、ファッションの仕事についたんですから、
仲原淳一さんが心を砕いた”エレガントな生き方”
大切に致しましょう!!
(2009april)

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